見出し画像

「のらない」のは心かと思ったら…  557

「今日しておくといいんだよねぇ…」

こんな感じの考えは大体進まないことが多い…っていうか「進めよう」みたいな前向きさとか「進めなければ」みたいな切迫感がないんだから、まぁ当然の流れでもあるんだけど。


年末の土曜日。
そんな風に思ったこととは…そう、神棚の掃除。
なんだっけ、避けた方がいい日もあるんだよね?
29日は「苦が重なる」とか、31日は「一夜飾り」…ってそれはお飾りだから違うか…。
いづれにしても、これからだと今日か30日かに絞られてしまう…が、今日はどうにも気が向かない。

「寒いから?」って、冬だもん、ずっと寒いよ。
「用意するものとか準備とか色々あるから面倒?」って、その前段階で心は止まっているのだ。

なるほど、これはいよいよ今日じゃなさそうだ。
このままやってもおそらく散漫な結果がついてくるだけだと予想がつく。
そんな風に決めたら、久しぶりに「瞑想してみようかな」なんて思いが浮かぶ。
数年前は毎日、朝と夕方きっちりやっていたこともあったけれど、ここ数年はご無沙汰している。

「うん、久々だしスッキリするかもしれない」なんてかすかな期待をしつつ、20分ほど目を閉じてみるも…変わらない。
なるほど…これは、頭や心じゃない。
体だ。


そんなにダルかったり、しんどかったりするわけじゃないけど、軽々軽快!ってわけじゃない。
走るとか歩くとか、ボール乗るとかでも良さそうだけど、掃除しないって決めたんだったら時間もあるし…とさっさとこんにゃく湿布を始めてみる。

と…
「そりゃ、本調子じゃないはずだわ…」と理解する。
結構大きめの新しいこんにゃくでスタートしたにもかかわらず、温かさが芯まで届かない。
お腹あたりはじんわり温かくなり始めても、足先は冷たいまま。

こりゃ、何をするにも気が向かないわけだ。
気が向かないというより、体が向かないって感じ。


わたしのパターンとしては、結構年の瀬というか、年末も押し迫ってみんなが忙しさピークのタイミングで体調を崩すパターンが多かった。
新年のお祝いムードの時にひとり空気を澱ませているようで、小さい頃なんて肩身の狭さったらなかった…けど、気楽さはよかったんだよなー…静かに転がっていられる贅沢…なんてホッとしてたことも思い出す。

そんな感じで、掃除もせずに最低限のことをゆるゆるとこなした本日。
今日は早めに寝ることにしよう。

来年は体の調子が良くても悪くても、関係なく早寝するように自分オペレーションを構築したいもんだなんて思いつつ…。




いいなと思ったら応援しよう!