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ふくらはぎからのメッセージ  514

確かに気配はあった…

なんて書くと大袈裟だけど、昨日の夕方辺りから突然右足のふくらはぎが痛みだして「筋肉痛になるほど何かやったっけ?」なんて考えてみてもさっぱり心当たりはなかった。

夕食後も続いたそのしっかりした痛みに、さすがにスルーするのはよろしくないかと思い、湯船に浸かりながら「張りなの?むくみ…じゃないか。この真ん中のゴリンとした筋が痛いの?」なんて思いつくあれやこれやを検証しながらマッサージしてみた。

お風呂から上がっても痛みは多少軽くなった程度で、はっきり認知できるほどには残っていた。
さすがに「寝れば治る」を採用してはいかん…と思い、寝る前にはスポーツ選手も筋肉疲労に使うらしいバームをゴツめに塗り込み、ペパーミントやウインターグリーンのオイルも塗ったりして万全を期して就寝。


したんだけど…
朝、目が覚めた布団の中で一番に来た体感は
「ふくらはぎはおろか、膝裏、前ももにまで痛みが上がってきている…」だった。
(しかも左には全く痛みがない)

昨晩の「色々塗り込み」が反映されていないということは…筋肉だけに注目してもダメってこと…ならば…とうろ覚えの経絡を思い出してみる。
いずれにしても、腎系、大腸・小腸系だったように思い出し、つまるところ内臓由来ってことでは?という推測が浮上。

急ぎの予定もなかったのと、猫のおかげで早めの起床だったのも功を奏し、即「こんにゃく湿布」をすることにして、こんにゃくを茹で始めた。

こんにゃく湿布のこんにゃくは、スーパーで売っている普通の板状のものでよくて、小さくなって保温力がなくなるまで何度でも使える。(別の人との共用は避けた方がいいらしい)
前回使用したこんにゃくを水を入れたジップロックに入れ冷蔵庫で保存していたので、それをすぐ使えたのも良かった。


ゆでてアツアツのこんにゃくをタオルでぐるぐる巻きにしたものをお腹や肝臓の上に置き、今一度さっき抜け出した布団の中に潜り込む。

こんにゃく湿布は基本、仰向けで30分、うつ伏せで30分行うのだけど、最初の仰向け30分の間に膝裏と前ももの痛みは完全になくなった。

「なるほど、やっぱり内臓サインってことか…」
なんて思いながら、山のようにある心当たりを思い起こす。


先月中旬から今月初旬まで、頻繁に長距離移動をしていたのだけど。
移動が落ち着いてからしばらくの小さな不調は「物理的な移動が多かったこと」が原因だと思っていた。
だから、大体のことが落ち着いてからこのタイミングで出るということは…外由来ではなくて「わたし由来」の原因があるってことだ。

肝臓・消化器を手当てして楽になるってことは、ほぼ食べ物でしょ…って、もう心当たりはありありだった。


ロングドライブにいろんな場所での会話と、普段あまり使わない回路を使ったからか、その期間の自分はとにかく「エネルギーになるもの」を頻繁に欲していた。
だから、普段あんまり食べないけど手軽な粉っけのもの、甘いものが久しぶりに頻回登場していたのだ。

緊張状態だったその期間を過ぎても、しばらくそんな感じが続いていたので、当たり前だけど内臓の皆さんが「そろそろ考えてちょーだい」サインを送ってきていたということは明らかだった。


「いや、ホントごめんよ」なんて言いながら、その期間の口に運んだものを思い返してみるに…まぁ、こうなることは自然だと素直に思える。

でも、エネルギー補給があったからこそ、なんとかその期間を乗り越えられたということは紛れもない事実で、他の予防線を張った(サプリの補給とか色々)からこそこの程度だったことにも間違いはない…と思いたい。
食べたくて食べたもの、パターン・惰性で食べたもの、特に「食べたい」もなく食べたもの…そのどれもあった期間ではあったけど、後ろふたつを移動が終わっても断ち切れてないというのが…そりゃ、こたえるよね、というところ。

自分の「その前にあった大きな流れを引きずりやすい」クセをまだ引きずっているということに「ぐぬぬ…」となったけれど、言ってしまえば「(自分の中で切り替えのタイミングを)はっきり決める」「意識に上げる」が抜け落ちているってことだから、それをすればいいってことだ。


このnoteを書いている夜は、変わらずうっすら右ふくらはぎの痛みは残るものの、こんにゃく湿布の効果で一日体は軽かったし、何より「慣らし運転」のように穏やかに過ごせたことは、体に、心に、ずいぶん助けになったように感じている。

さて、もうひと息、ふくらはぎの痛みを軽減できるような暮らしの中でできるあれこれを考えてみようかなー…なんて思っている金曜の夜なのだった。





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