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まさかの「目の疲れは〇〇ほぐしで楽になる」とは…  524

昨日、部屋の空気抜きをしながら「そういえば、当分ボールに乗ってないな…」なんて浮かんできた。

いつからだったか、ボールに乗ったりローラーをかけるとその時はいいけれど、時間が経つと逆にその部分が硬くなるような感覚があって、ずいぶんボールなどで体をほぐすことから遠のいていた。

そんなことを思っていたのに、またボールに乗って硬くするのか?なんて思いそうなところだけど、なぜだか今回は「そうは言ってもさぁ…」なんて自分への言い訳も「そんなん言ってられんくらいしんどいのよ…」なんてことでもなく、「久々に乗ってみよう」ただそれだけだったから「まぁ大丈夫でしょ(何が?)」くらいの軽い感じで乗ってみることにした。


のそのそとヨガマットを敷いて、ちょっと大きめのボール(硬めのやつ)を持ってくる。
頭から足先まで、何が原因かわからないけれど「左側」が固いというか、詰まっているというかボリュームがあるミチっとした感じあったので、とりあえず左側から乗ってみることに。

以前していたことを思い出しながらお尻と太ももの境目、坐骨の前にボールが来るようにして座ってみる。
「うあぁぁ…」
思った以上の痛みに濁るような声を出しながら必死で脱力を試みる。
脱力して、より深いところまでボールが届くように体重をかけ、体がボールに埋まり切ったらそこからゆらゆらと体を動かしていくのだけど…

内側の筋肉というか筋がキンッキンに張っているから、漫画の効果音の描写みたいな劇的な感じでゴッリゴリ音が鳴り続ける。
「さすが久しぶり…」
なんて思うものの、痛みは鮮やかなまま続いていく。

慣れてきて少しずつ膝の方へボールを動かすように動いてみるも、ゴリゴリの筋は健在で、一日や二日で「はいスッキリ!」みたいなことはないとよくわかる。

「そうだ、お尻もほぐす動作あったよね」
なんてうろ覚えの記憶をたぐり寄せながら続いてお尻のほっぺでボールに乗ってみたら…

「ぐわぁぁぁ!」
先ほどのお尻の下のゴリゴリも吹っ飛ぶような鮮やかな痛みに「そうだった!そうだった!お尻ってまぁまぁ痛かったんだった!」なんて思い出す。

「でも、痛いのってほぐす必要があるよってサインだもんねぇ…」
なんて自分に言い聞かせるように言ってみても「いっった!こっちもいっったぁ!」と鮮やかな痛みに早々にかき消されていく。


そうこうしながら、思いだせる動作を一通りこなし、久しぶりのボールに想像以上の痛みと少しの爽快感を覚えながら思いつきのほぐしを終えたのだけど。

その後、何も考えずに正座して机の前に座ったら…楽なのだ。
骨盤から鳩尾くらいの間、腰のあたりが柔らかくて骨が動く感じが自分で感じられる。
背骨が柔らかくカーブしていることがよくわかって「え?こんな楽に座れるの初めてじゃない?」なんて思わぬ状態に驚いた。

正座なんていつも「ギシっ」なんて効果音が腰のあたりからするような、腰に硬めの感覚があったのに…腰のあたりがこんなに柔らかいことって…。
そんなことに驚いていたら…最近ずいぶんしんどかった目のあたりがあまりにも楽
なことにも気がついた。
「え?こんなに楽に、しかもこんなに縦に大きく開く感覚ってなに?」と自分に起きたことを点検してしまうほど目が楽に大きく開く。


「え?ボールに乗ったの肩や背中じゃないよ?お尻よ?どういうこと?」
あまりに予想外だったので、速攻「目 お尻 関係」なんて検索してみると…出てきた。

どうやら、スマホやパソコンが当たり前になった昨今、肩こりや目の疲れの人が相当増えているけれど、そういう人たちは大腰筋あたりをゆるめると楽になるとのこと。
その文章の中に「お尻」も症状を軽くするのに大事な場所として書かれていた。

まさかの目とお尻関係ある説…。

しかも、人間の体の裏面は消化器官のツボがたくさんらしく、そういう意味でもゆるめてあげるとずいぶん体は楽になるとな。


俄然「お尻」への熱が高まってきた日曜日。
もちろん今日も重点的にお尻でボールに乗ってみたけど…
えぇ、すんごい痛いのは続行中です
なんなら昨日より痛い…。

でも、この痛みを可能な範囲で楽しみつつ(?)、「目とか肩とか疲れてるんだよね」って方、ぜひ一度お尻をほぐす何かをやってみて欲しいなーなんて思う月曜日なのでした。




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