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忘れていた秋分  460

外を通る車の音を聞きながら「まだ雨降ってるんだっけ?」と思い窓を開ける。

お隣の晩ごはんは何やらニンニクを使ったお料理のようで、一瞬「イタリアン食べに来たんだっけ?」みたいな気分になる。
いえいえ、我が家の今晩のメニューは筑前煮でございますよ…。



今朝早く、珍しく風の音で目が覚めた。
「台風の時以上の風じゃない?」としばらくの間起きていたほどの風。

前回の来る来るいいながら雨もほとんど降らずだった台風10号を思い出す。
「台風」って名前がついている方がそんな感じで、「雨が降るかも…」くらいの予報で台風以上の強風が吹くなんて…油断大敵って教えなのか何なのか。

最近の全国の天候の荒さも思い出したりして、何やら思い巡らせながら色々考えていた。


そんな始まりだった今日は秋分。
旧暦の下半期スタートで昼夜が同じ長さの日…って曇ったり雨が降ったりで全く太陽の光を感じない久しぶりのお天気だった。

せっかくの「区切り」だし、なんかはっきりとした目標とか!…なんて思うのだけど、今回の秋分はうっかりしていたというか、意識及ばずだった。
だからかどうか…眠い。
とにかく眠い。

雨のせいか、湿気のせいか、秋分の切り替わりのせいか、台風並みの気圧の変化のせいか…とにかく何が原因だって眠いことに変わりはない。

久しぶりに「寝たい…もう寝たい…ただ寝たい」という気持ちが朝からずっと続いていた。


「そんなに人間寝てられないもんだよ」なんて言われたこともあったけれど、それでもやっぱりわたしは寝れると思っている。

インフルエンザのように1週間寝ておきなさい!みたいな状況だと、真ん中あたりの日にちから腰が痛くなったのは覚えているのだけど、「もう飽きた、寝てられない」はなかったように記憶している。

って…今自分が寝たいからってどうでもいいことを思い出す。


「長く寝るのに理由なんていらない、寝たいから寝るのだ!」
って腹も頭も体もズレなく言いたいもんだ。

仕方なく…でも、〇〇だから…でもなく。
あれやってない、これ忘れてる…なんて後悔も罪悪感もなく。

っていつも思うのだけど、やっぱり何かしらこのうちのどれかをやっている。


そうだな、この秋分以降はスコーン!と「欲→行動」に素早く、言い訳なく移動できるようにしよう!…なんて思う。

じゃあまず手始めに…ということで、もう寝る準備を始めてみよう。
大河ドラマ「光る君へ」を横目で見ながら小さな欲を叶えつつ(それ、叶ってるのか?)大きな欲の睡眠へと自分を連れていくのだ…。


来年の今頃には「え?時間なんて関係ないよー。寝たい時に寝てるよー。」なんて当たり前のように言いたいもんだ。




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