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免許更新徒然  517

今日は…雪見だいふくの日で熊の日、いい家の日で土木の日、ミッキーマウスの誕生日でヘッドホンの日…らしい。

ホントに〇〇の日って色々あるもんだなぁ…と改めて思う。
思うのだけど…「ミッキーって蠍座の男なのね…」とか、結局頭に残るのはそんなことだったりする。


そんな本日、伸ばしに伸ばした車の免許の更新に行ってきた。
更新手続きが「誕生日の前後1ヶ月ならいつでもOK!」になってから「急がなきゃ…」みたいにチリチリすることもなくなったのだけど…そんな甘い顔してもらったのをいいことに「来月の頭までに行けば大丈夫〜」なんて悠長なことを言い続けていたら、あっという間に11月も下旬になろうとしている。

しかも、それだけぼんやりしてるくせに「髪切ってから行きたいなー」みたいな、もっとぼんやりしたことをつぶやきながら、その裏では最近の目の調子の悪さに「視力検査でもし引っかかったら…」なんて妙な想像をして、日にち決めをジリジリ先送りしていたわたしを見かねてか、旦那さんが
「資材の買物がてら、免許の更新行こう」
と言い始めた。

確かに「(今回の)買物」みたいな、期日のあるものを揃える目的を抱き合わせにしたら「わたしの髪より、まずそっちでしょ」とお尻に火がつくので(?)早々に行く気になったのだけど…一番の期日を抱えているのは免許じゃないか、とこれを書きながら気づく始末。


そんな本日の更新手続きは、今まで行ったことのない朝一番の時間枠で参加してみようと決め、出かけた。
いつもお昼前の回に行くことばかりだったので「平日でそれより早いともっと空いてるんじゃない?」なんて安易な思いを胸に出かけてみると…

なんと、わたしが今まで参加した更新手続きの中で一番参加者の多い回だった…。

講習が終わって合流した旦那さんにそのことを話しながら「なんでこの時間に集中するんだ?」なんてぼやいていたら、なんのことはない「面倒というか大変というか、ビッグイベントは早めに終わらせたいっていう人の情でしょ」ということになり、なるほど納得したのだった。


そんなだったからか、講習の内容も「こんなだったっけ?」なんて記憶にない感じで担当の方が30分近くお話されたりして、いろんな意味で新鮮だった。

というのも…講習ビデオを見る時間は、正直見ているようで見ていないというか、頭に入っているようで入っていないことが多い。(ごめんなさいね、ホント)
それが「はい、資料の◯ページを見てください」なんて言われながら話を聞いていると、なぜだか真剣に聞いているというか…頭にうっすら残るもので。

またその内容が、全国の交通事故で亡くなる方の数の話から「つまり、3時間に一人、日本のどこかで今日も誰かが交通事故でお亡くなりになっているということです」なんて話だったりして、「…これ、メンタル弱ってる時に来たらあかんやつやん」なんて若干おののきながら聞いていた。

戦争や核兵器廃絶の働きかけと同じで、こういう類のものを「恐れさせずにやめさせる方法」というのは、まだ世界のどこにも生まれていないのか?なんていぶかってしまうのだけど。


そんな講習も終わり、いよいよ新しい免許を受け取ってみたら…
毎度ながら、アゴを上げて骨っぽい顔のわたしが笑いの収まりかけのような微妙な顔で写っているではないか。

…ほんま「こういうとこ学ぼうぜっ!」って毎回思うんやけどなぁ…毎回忘れるんよなぁ…これで5年過ごすんよなぁ…ほんま証明写真ってなぁ…まぁでも、毎回やしなぁ…ま、いっか。とにかく、終わった終わったー!

ということで、機嫌よく一日を過ごしたのだけど…

5年後のわたしにメッセージを放っておこう。
5年後の免許の更新の時には「今日のこのこと」を忘れているってことから思い出すんだっ!と。




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