ただの「迷惑な草」じゃないのだよ 486
夏日を超えて真夏日の温度を表示しているバイパスを通りながらお隣の県へ移動した本日。
週末とはいえ平日だよね?と確認するほど車が多く感じたんだけど…みんなお休みだったりしたのかな?こちらは紅葉にはまだまだという感じだしなぁ…なんて思っていたら…「あ、セイタカアワダチソウはそこここで満開だった( ̄ー ̄)」なんて思い出す。
紅葉はさておき、セイタカアワダチソウといえば…
この間、近所の空き地でセイタカアワダチソウらしきものを見かけ「そういえば、セイタカアワダチソウとブタクサの見分け方…って昔本で見たなぁ…そんなに見分けがつかないんだっけ?」なんて思いながら「自然療法」の本をパラパラとめくっていた。
畑に行けばそれらしきものをそこらじゅうで見かけるのだけど、よもぎやケツメイシのように今まで特に持ち帰って何かしたこともなかったし、「ブタクサアレルギー」は耳にしたことがあったけど、どうもそのブタクサとごっちゃにされて嫌われているような印象だった。
写真をみると、葉っぱの形が決定的に違うようで。
セイタカアワダチソウはギザギザのないツルッとした細い葉(百合っぽい感じ)、ブタクサは菊のようなギザギザの葉が特徴だった。
植物の名前が覚えられないわたしでもわかるやつじゃないか…なんて思いながら眺めていた。
「自然療法」にあるセイタカアワダチソウの効能をみると、湿疹やかゆみの軽減から新陳代謝の促進、肝臓腎臓への助けまで「え?ほぼほぼカバーしちゃうんじゃないの?」なんて思うほどで本当に驚く。
自分がまだ体験していないセイタカアワダチソウのことはわからないから語れないけれど、植物を使ってのお手当が本当に秀逸で良心的だなぁ…と心底思うのは「副作用が少ないこと」だと思っている。
この「少ない」って書いたのも相当控えめに言った表現で、わたしから見て「ほぼない」と感じているほど。
この「少ない」の中には、肌が弱めなのに生姜やカラシのような刺激の強いものを自分の許容量以上に当てた場合、もちろんヒリヒリするのだけど…
それは自分仕様に少なくしたり調整するのだ、自分で。
だけど調整する手間や様子見をはぶいて「ヒリヒリした!強すぎる!もうイヤ!怖い!」みたいな感想を聞くと、わたしみたいなひねくれ者は「どっちが怖いんだ」なんてヌーンとした半眼になりながら思っていたりする。
こんな風に書いていると、ちょっといつもよりセイタカアワダチソウへの興味も強くなるもので…。
近々、畑で採って帰ってみようかな…なんて思いがムクムクと動きだす。
蕾の状態のものを30cmほど刈り取って天日干しして使うらしいのだけど…
今日、どこのセイタカアワダチソウも黄色の花、満開だったなぁ…なんて、ちょっと気弱になっている金曜日の夜だった。