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大阪万博のための兵庫県知事選挙か?
折田楓さんの登場で見えた「大阪万博」と「兵庫県」の「政策」との繋がりがおぼろげに見える。
大阪と神戸を「空飛ぶ車」で行き来するための計画が、大阪万博と共に進行していたが、今回はデモ飛行だけの計画へと変更されたようである。
ヘリじゃないの?
と思ってしまうが「クルマ」らしい。
次世代空モビリティひょうご会議
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk05/press/documents/siryou20240305.pdf
郵政民営化で郵便貯金や郵政の資産を外国に売り渡したオリックスやパソナもちゃっかり名を連ねている。
本当にパソナというのは「税金」の蛇口にへばりつく蔦草のようである。
そして、有識者の中に「折田楓」さんのお名前も・・・・
大阪万博の宣伝を手掛ける同氏であるから、ここにも名前を連ねているのは頷ける。
ところで、折田さんは公開したnoteの添削のような部分的な削除はあったものの、未だに記事を公開し続けているところを見ると、けっして
「つい、うっかり公開してしまった・・・」
というものとは思えない。
恐らく、一般人には伝わらないが「当事者」には痛いほど彼女の「意思」が伝わっているのだろうと思う。
結局、斉藤知事を推し進めるのは「維新の会」の影響力拡大である。
兵庫県の税金を大阪万博に投入しようということだろうか?
ただでさえ「大阪万博の金がない」と国に泣きついている維新である。
白紙に戻した「県庁建て替えの1000億」はどこへ行くのだろうか・・・・・
県政の長である知事の「取り合い」は、結局のところ「税金」の奪い合いである。
その税金の使い道が「地元業者」ならばその金は兵庫県内で流れる。
だが、大阪のために使うとなれば、その金が流れるのは大阪である。
そこに外国企業が入れば外国に出ていってしまい、兵庫県の「経済」という『川の水』はさらに目減りすることとなる。
「税金の無駄遣いを減らす」
というのを「善行」だと勘違いしている人が多い。
使わなければ「川は干上がる」というのに・・・である。
税金というのはいわば「ダム湖」である。
そのダムがいつまでも水をせき止めていたら川は干上がるのは当たり前のこと。
そして、その「ダム湖の水」を『何処に』流すか・・・・
それを奪い合っているのが選挙というものである。
県庁建て替えの話をしたが、老朽化した県庁は近いうちには建て替えなければならない。
もし、地元業者に発注していたものならその税金は兵庫県内の「川の水」となる。
それを「白紙撤回」したということは、とりもなおさず「業者の選定をやり直す」ということと同義である。
ではその業者をどこに回すのか?
利権の奪い合いである。
だがそれは「県民の利益」と密接に繋がってくるものである。
「利権」という言葉だけで「悪感情」を湧き立たせる人々・・・
自分たちが「潤う」のもいわば「利権」なのである。
そして、兵庫県に税金を納めている県民は、その「利権」を享受する「権利」がある。
だから「何に、どのように使われるか」を見なければならないのである。
だが人は「直接的」に得られるものはすぐに理解するが、間接的に「巡って来る」ものには鈍感である。
まわりまわって自分のところにも「循環」してくるのが良い税金の使い方というもの。
大義名分ばかり煌びやかでも、「循環」無く「吸い取られて」ゆくばかりのものがたくさんある。
『失われた30年』と言われる経済の停滞は「それが原因」なのである。
その中の最も目立った「ハゲタカ」が「郵政」の資金を吸い上げ続けた者たち・・・・
それらが兵庫県の「知事選」に深くかかわっているということをちゃんと見てほしいものである。