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〜7歳までに育つ4つの感覚 その2『生命感覚』 Vo.1


 『生命感覚は体調感覚、命を守るセンサー』


今日の体調はどうですか? 寒い朝で起きるのが辛かった方も、ぐっすり眠れた方も、何度も目覚めてよく眠れなかったという方もいらっしゃるかもしれません。


私たちは日常の中で、『快=心地よい』状態の時にはあまり意識しませんが、体調が良くない時には体のあらゆるところに『不快』な状態を感じるでしょう。


この体調が良くない時に感じる『何か』が生命感覚なのです。これは、『体調感覚』とも言えるでしょう。
 


例えば、赤ちゃんは、自分の体調を感じることはできませんね。

泣いたりや機嫌がいいとニコニコしていることはできますが、いつもと泣き方が違うな、おむつが濡れているのかな?顔色がいつもより悪いな、ミルクをあまりの飲んでないな・・など母親(保護者)が、赤ちゃんの状態を見てあげることで赤ちゃんの体調を知ることができるのです。

母親や保護者は、しばらくすると泣き方や泣き声でどのような訴えなのかがわかるようになると言います。


やがて大きくなって、自分の状態を自分の言葉でいえるようになりますが、それでも小学校低学年までは、親や教員など、周りの大人が察知しないと自分の『本当の体調』というのはわからないと言われています。



子ども達自身が、体調を自分でわかるようになるためには、多くの『快』と『不快』を経験することが大切なのです。

特に『不快』を経験することは大きな意味を持ちます。



 そしてこれらは、大人の手を通して導かれるものなので大人は『生命感覚の保護者』であるともいえるでしょう。


生命感覚を小さな頃に養うことは、大人になってから自分の、また周りの少しの体調の変化を感じとれる力となっていくのです。


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