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統一運動《8/20 今日は何があった?》
1965年ヨーロッパ巡回、20カ所の聖地選定 バチカン1971年第1回 「韓国救癩医療奉仕」の活動。 以後、 年1回の医療奉仕活動 1983年の13回まで続く1972年統一思想研究院開設(韓国、10/1日本)
1983年第1回「国際統一思想シンポジウム」(~24,韓国・済州島)
1985年「神と自由のバンケット」宗教自由連盟主催、真のお父様、出監歓迎晩餐会、ワシントンDC、、オムニ・ショーハム・ホテル
1985年 世界祝福家庭聖水式挙行、ベルベディア
1985年「聖水伝授式」「荒野40年路程」の終結
1987年第2回「世界教授全国巡回講演会」(全国60ヵ所)
1989年 愛援節理時代宣布、ノース・ガーエン
1989年第6回「世界原理研究会大学生総会」(~8/23 英国・ロンドン)
1992年 第19回「科学の統一に関する国際会議」および第5回「世界平和教授アカデミー」世界大会、ソウル、インターコンチネンタルホテル
1992年第5回「世界平和教授アカデミー世界大会」(韓国・ソウル)
1995年第3回「世界平和宗教連合国際会議」(韓国)1995年 「世界平和青年連合」韓国大会、ソウル、奨忠体育館
1996年 「世界平和半島国家連合」創設大会、ソウル、シェラトン・ウォーカーヒル・ホテル
1996年「世界平和青年連合創設日本大会」開催
2002年 天地父母統一安着生活圏日本大会 高松
2003年 第4次イスラエル国出発宣布式 天一国の聖酒と聖塩を伝授、漢南国際研修院
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2004年 真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福式、真の父母第4イスラエル平和の王戴冠式、ソウル、国会図書館
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2004年「平和統一講演会」(韓国・ソウル)
2005年平和の王即位1周年記念式 (韓国、ソウルオリンピック公園体操競技 場) 真の御父様は「祝福結婚は天地合徳、 宇宙合一の道」 と題して講演
2006年 真の父母様の平和の王戴冠式 天一国入籍祝福式2周年、 UPF祖国郷士 180か国還元大会勝利、 ダンベリー出監21周年を記念し、天宙平和祖国郷土天地還元勝利釈放大会、一山、キンテックス
《1972年統一思想研究院開設》
真の父母経p986
「統一思想研究院」と「統一思想」
真の父母様は、「心情文化世界を創建するためには思想と価値観の統一が必要である」 と語られ、一九七二年八月二十日、「統一思想研究院」を創設された。特に、二十世紀の冷戦時代に際立って対立してきた、唯物論中心の共産主義と唯心論に基 づいた自由民主主義の二大思想を批判、克服できる代案思想として「統一思想(頭翼思想)」を提示され、これを深く研究、発展させて、平和世界の具現に寄与 するため、「統一思想研究院」を立てられたのである。
1 今後、新しい統一史観、新しい統一哲学の確立と、新しい文化世界の創建が、アジアの韓半島を中心として成し遂げられなければなりません。これは、神様が創 世前から理想とされた最終的な希望の基点であり、心情の基点です。また、堕落世界を解怨成就できる基点です。
2 今後の世界は、私たちに包囲されるようになっています。このようになってこそ、多くの犠牲を払わず世界を短期問のうちに神様の懐に導いていくことができる のです。今、そのような計画を立てています。ですから、皆さんか理解できないことを展開しているのです。
それで今、「統一思想研究院」をつくっています。現代文明は、学問的な面で哲学を中心として左右されるので、このような学問的根拠を中心として体制を強化し、世界の新しい文化・思想界に影響を及ぼすだけでなく、主導権を握ることのできる基盤を築かなければなりません。
3 「国際勝共連合」のメンバーたちは、立派な講師になるために錬磨しなければなりません。そして、勝共連合の組織は、班組織を強化しなければなりません。こ のことに、勝共連合と統一教会全体が総力を挙げて取り組まなければならないのです。また、「世界平和教授アカデミー」と「全国大学原理研究会」、「(国 際)基督学生連合会」も総力を挙げて取り組まなければなりません。そうして、まず十万人の班長を擁するようにしなければなりません。これからは精神武装を しなければならないのです。そして、「統一思想研究院」は、各組織の責任者たちが講義をするときに、横道にそれているかいないかを正しく指導、監督しなけ ればなりません。彼らが講義したものを録音して、いつでも点検し、それが間違っているときには、すぐに正さなければなりません。私たちの団体が大きくなっ てきた以上、公認された内容を発表しなければならないのであって、私的な内容を発表して問題になってはいけないというのです。「統一思想研究院」は、思想 的な体制整備の総責任を負わなければなりません。
4 日本とアメリカと韓国の「統一思想研究院」が会合を開いて歴史観を確立し、どのように宗教と思想を連結させるかを明確にしなければなりません。それを明確 にしなければ、問題になります。派閥が生じるというのです。宗教と思想の問題とは、思想が先か、神様が先かということです。それをどこから定着させるかが 問題です。互いに主張が異なるようになれば、分裂しやすいのです。ですから、アメリカのブリッジポート大学の研究員と、日本と韓国の専門家たちが議論し、 評価を下さなければなりません。神様が先か、思想が先か、原理が先かというのです。思想というものは対象であって、主体になることはできません。また、思 想の起源が問題になります。神様がいなければ、思想は空中に浮いてしまうというのです。根源を一つに規定できる論理的な核を中心として、思想を展開しなけ ればなりません。思想の起源に対して答弁できなくなれば、将来において二つに分裂するので、問題が大きくなるというのです。本筋をつかんで決着をつけなけ ればなりません。
5 この世界に誰が責任をもつのでしょうか。特定の個人の思想では、いくらやっても責任をもてません。歴史始まって以来、既に探究された材料をもう一つ余計に 残す廃棄物になるだけです。そのように見るとき、この世界に誰が責任をもって導いていくのでしょうか。物本主義と唯物思想は、すべて失敗しました。また、 人本主義思想は、享楽主義や退廃思想と直結します。ここで必要なものとは何でしょうか。
もし神様がいるとすれば、その神様は、この世界をどのように考えるかという問題を再検討しなければならないでしょう。これを理論的に追求しなければ なりません。お父様は長年、歴史的な思想体系を検討しながら、これから民族が進むべき方向を考えてきました。そして「神様が見るとき人間世界に絶対必要な 価値のある内容があるはずだ。歴史が追求し、人間が到達すべき最後の目的点があるはずだ」と考えたのです。
6 世界を動かそうとすれば、思想的な面で王座に上らなければなりません。これが最初の課題です。その次には、科学技術において、世界の王座に上らなければな りません。次に、経済的な組織編成において、世界の王座に上らなければなりません。その次は、言論界で世界の王座に上らなければなりません。このようにす れば、世界をすべて動かすことができます。
第一に思想、第二は科学技術、次に経済、その次に言論です。この四大分野で覇権を握る基盤を築けば、世界を動かすことができる精神的基調の前に、相 対圏が形成されると考えるのです。そのようにしておけば、政治的基盤は自然にすべて解決します。今までお父様は、生涯を捧げてこのようなことをしてきまし た。原理的主体の前に対象圏の世界基盤を築くため、今まで一人で歩んできたのです。
7 今後、国家は必ず思想戦を迎えるようになるでしょう。思想戦に直面するという事実を、大韓民国の為政者たちは知らずにいます。私は特別な天の恵沢を受けた 人です。未来について予感することができ、測定できる知能的な能力をもっています。そのような私が見通したことは、今後、世界史の路程の上に起きる思想戦 で生き残る人にならなければ、世界を指導できないということです。
ですから、人が反対し、迫害しても、「私が行く目的は違う」と考えたのです。ほかの人々が、少年時代から青年時代の、花のような青春を誇ることがで きる時代をすべて無為に過ごして遊ぶ所を訪ねていくとき、私はその反対の道を行きました。「あなたたちはそのように行くが、私は思想戦を突破するこの道を 行かなければならない」と思って、歩んできたのです。
8 「統一思想」とは何でしょうか。この宇宙の根本問題に対して、唯物史観と唯心史観という二つの史観が展開されたので、根本的で哲学的な問題を扱って解決す るための方案を講究し、体系化したものが「統一思想」です。すべてのものを統合して新しい世界観と新しい人生観を提示する目的で新たに確立し、新たに体系 化したものが「統一思想」です。
9 この世の中には多くの思想がありますが、「統一思想」は主体的な思想です。「統一思想」は神様の思想に通じるので、主体的な思想なのです。民主世界と共産 世界を一つにする思想です。その次に、宗教者と非宗教者を和合させます。ですから、その目的は、統一世界、一つの世界をつくることです。
10 「統一思想」は、主体と対象の観念を基盤としています。統一は、二つが一つになって初めて成し遂げられます。男性と女性が一つにならなければならず、父母 と子女が一つにならなければならず、家庭と社会が一つにならなければならず、社会と国家が一つにならなければならず、国家と世界が一つにならなければなり ません。この統一観に基づいて、思想や理想という言葉が出てくるのであって、一つになり得る目的がなく、道がないとすれば、すべて砕けていくのです。そし て、主体と対象の観念を入れれば、目的観は自然に出てくるので、共産主義の弁証法は砕けていくのです。
弁証法は、「発展するためには主体と対象が闘争しなければならない」と言います。矛盾したものが、互いに闘争しながら統一されるというこの論理は、 完全に砕けていくというのです。それは目的を認めていません。主体と対象がなければ、存在を形成することは不可能です。これが一つになってこそ、完全なも のになるのです。
11 本来、神様は、天地を創造するとき、神様のために創造したのではありません。神様は、自分のためである前に、まず相対のために天地を造りました。相対に完 全に与えたあとには、その相対のすべてのものが自分に戻ってくるのですが、戻ってくるときは、与えたものにプラスされて、アダムとエバにまで戻ってくるの です。ですから、神様は億万長者になります。それゆえ、「良(善)し」と言われたのです。
完全に与えれば、その圏を占有するのです。与える方法には千万の種類があります。言葉でも与えることができ、行動を通しても与えることができます。 その方法は無数です。そのような立場で、相対のために生きる世界観をもって出てきたのが「統一思想」です。聖書のすべての道理は、ここからすべて解けるよ うになるのです。
いかなる経書も、この原則に置き換えれば、その核を正確に知ることができます。そのような点から見るとき、「統一思想」の内容をもって進めば、驚く べき内的統一が成し遂げられます。外的統一ではなく、根本的統一が成し遂げられるというのです。神様の心情を掲げて現れてきたのが「統一思想」です。
12 私たちは今、国のために血と汗を流しながら活動していますが、国だけのためではありません。未来の世界のためなのです。超国家的であり、超民族的であり、 超人種的な立場で、国境を越えて互いが愛し合い、生命までも交換できる大家庭をつくろうというのです。言い換えれば、神様を中心として血が通じ、生命が通 じ、愛によって結束できる一つの大家庭をつくろうというのです。これが「統一思想」です。統一教会の思想であり、世界的な思想です。
13 私たちが福地天国を見つめて歩む統一の行路で、怨讐視すべきものとは何でしょうか。国境が問題です。民族感情を超越しなさいというのが「統一思想」の主張 です。ですから、私たちは民族を超越しなければなりません。アメリカやアフリカの人々が問題ではなく、彼らを同族以上に愛する実践者になれるかが問題で す。そのようにしなければ、世界を救える主導的な責任者になれないというのが「統一思想」です。
したがって、愛の道には犠牲と克服が伴うものです。その愛の本質と核心は、犠牲になり、自分を克服するところにあります。ですから、宗教では「犠牲になれ、奉仕せよ」と言うのです。それが愛の行く道だからです。犠牲になって泣くのではなく喜ぶのです。
《1985年「神と自由のバンケット」宗教自由連盟主催、真のお父様、出監歓迎晩餐会》
真の父母経p821
出監と真の父母様の勝利
真のお父様は、第二百十回アメリカ独立記念日の一九八五年七月四日、ダンベリー連邦刑務所を出 所され、ニューヨークの外れにあるブルックリン、ハーフウェイ・ハウスに移監されたのち、残りの 刑期を終えられ、一九八五年八月二十日午前零時、完全に出監された。模範囚に選定され、刑期が五 カ月短縮されたのである。真のお父様はダンベリーでの受難を通して、真のお母様と一体となられる ことにより、世界的蕩減復帰路程を勝利に導かれたのである。
8 お父様がダンベリー刑務所から出てくる時には、多くの囚人たちが歓送しようとしました。そう して、私が何日の何時に出所するかを彼らがあらかじめ把握したあと、「道に出ていって見送りしよう」 と言っているのを刑務所の所長が知って、大変なことになったと考えたのです。文某が出ていく時、 二百人近い人々がみな出てくれば大騒ぎになりそうなので、「午前八時に出所する」と言っておいて、 七時に他の所から送り出したのです。
私が出発したあとに囚人たちがそれを知り、「全く、なぜそのようなひどいことができるのか」と騒 ぎ立て、抗議したというのです。通りすがりのお客さんだと思っていた一人のアジア人が、荒々しく 凶悪なその社会に入って、一年間で彼らと涙の交流をしたのです。
9 私がアメリカのダンベリーにある監獄に一年一カ月の間いた時、ダンベリーの多くの囚人たちが 私を尊敬しました。彼らは、監獄から出ることになったら、自分がもっている貴い物を私にすべて預 けて出ていき、統一教会を訪ねていくと言ったのです。今でも「訪ねてきなさい」と新聞に広告を出 せば、訪ねてくる人たちが多いでしょう。
彼らに、「統一教会に行きたければ、監獄で訓読会をする時に参加しなければならない」と言うと、 互いに「参加する」と言ったのです。そうすると、刑務所で問題になるというのです。七人以上集ま らないように制限されているので、互いに先を争って集まろうとする環境がつくられました。 そのように暮らして監獄から出る時、その人々はお父様を見て泣きました。男性の囚人たちが、お 父様のことが慕わしくて涙を流すとすれば、監獄生活を正しく送りましたか、送れませんでしたか。 お父様が行く所は、どこでも問題になるというのです。
10 一九八五年は、アメリカ独立二百十年目になる年です。二百十回目の独立記念日の七月四日にダ ンベリーから出所した というのは、新しい歴史的次元、国家的次元に飛躍できる時代に越えていくこ とを示しています。独立記念日に解放されたというのは、新しい出発の表示だというのです。摂理史 的な意義が大きいのです。ユダヤ民族がバビロンから二百十年目に解放されて故郷に帰ってきたとい う事実もそうです。新しい聖殿を造り、新しい国家理念をもって出発し、新時代に越えていくことを 意味するのです。
ですから、一九八五年七月四日のアメリカ独立記念日は、お父様の日だというのです。そこには、 そのような意味が込められています。年代的な期間で見てもこのような意義があり、このような摂理 歴史が伴っていることを考えなければなりません。
今後、一九八六年七月四日になれば、お父様のことを思う人がアメリカに徐々に増えてくるという のです。そして、「統一原理」と「統一思想」を知る人々にとって、お父様がアメリカに来て監獄で過 ごし、解放された日は、一生を通じて忘れようとしても忘れられない日になるのです。既に、独立記 念日と言えば、お父様が監獄から出てきた日、解放された日であることを記憶せざるを得ないという のです。
11 イエス様が十字架で亡くなったあと、三日と四十日を合わせて四十三日の期間に、イエス様が死 の中から復活するなどの役事がありました。本来は、一九八五年七月八日にダンベリーから出てくる 予定でしたが、七月四日に出てきました。七月八日からきょうの八月二十日までが、正に四十三日に なる期間です。
イエス様が復活したのと同じように、イエス様が取り戻すべき復活圏、キリスト教文化圏を実体的 に取り戻すためには、この期間にすべて、統一教会員として完全に立たなければなりません。アメリ カ国民も、この期間にすべて回らなければなりません。ですから、この期間にお父様が復活するので す。昔、イエス様の時にはイエス様の弟子たちだけが復活の栄光を受けましたが、今や実体的にアメ リカ国民まで合わせて、その栄光に参与できる基盤ができなければなりません。
お父様のことをサタンだと思ったのですが、分かってみれば天の人であり、私たちが反対すべき人 ではなかったことをアメリカ国民が知るようになりました。そうして、キリスト教が悔い改めて立ち 上がるということが、アメリカの中で今始まっているのです。
お父様がダンベリーにいた十三カ月の十三数というのは、イエス様を中心として十二弟子を合わせ た十三数と同じです。この十三数は蕩減復帰数です。けれども、西欧社会では十三数が一番悪い数に なっています。しかし、今や完全に蕩減復帰をしたというのです。
12 私が監獄に入る時は命懸けでした。そこでは、人を一人片づけてしまうことは簡単なのです。神 様にとって、私の命が奪われては大変なことになるので、行くやいなや天が配置した人々がいました。 そのような謎めいた内容が多くあるのです。夜になり、私が寝床に入って眠るときは、私を守ってく れる人がいました。夜十二時から早朝四時まで、眠らずに守るのです。それは、人間がしてくれるの ではありません。
私がダンベリーを出て、社会に出ていくための中間訓練場であるハーフウェイ・ハウスに行ったと きもそうでした。出る前に、既に霊界通信網を通して、私を保護できるように一週間前から準備して いたのです。黒人一人と中国人一人が待っていました。私が夜十二時から早朝五時まで寝るとすれば、 その人々は交替でテレビを見ながら、ドアの所でしっかりと守っているのです。見張るのです。誰が 保護したのでしょうか。神様が保護してくださったのです。
13 私が監獄から出てくると、アメリカの立派な牧師が十二人来て、私をつかんで抱きかかえたりし て大騒ぎでした。私は会ったこともなかったのですが、その人々は、なぜそのようにしたのでしょう か。挨拶もしたことがなく、一度も会ったことがないお父様に対して、なぜ涙を流しながら喜んだの かというのです。
それは、アメリカという国自体に対する羞恥心と、お父様が宗教者として偉大な実績を積んで、善 の道を中心として闘争したその価値を考えたからです。
自分たちの一生と比較するとき、みな頭を下げざるを得ないというのです。話をしなくても、老い たその人々が涙ぐみ、その青い目から大粒の涙が落ちるのを見ました。自分が監獄から出てくること 以上に喜ぶのを見ながら、「善の世界はこのような所から、このようなチェーンがつながって発展する のだな」と思いました。滅びるしかないアメリカに、私によって新しい輪ができたのです。 難破して流されるしかなかった船に、錨の綱をくくりつける輪を、私がつくってあげたというので す。取り除く者がなく、切る者がない錨の綱でくくりつけるとき、アメリカは生きるのです。お父様 が正義の綱でアメリカを愛したので、断ち切ることはできず、アメリカは復活してよみがえると考え るのです。
14 私がダンベリーに行くことによって、世界的な総蕩減をしました。ダンベリーに行ったのは、地 上世界の全体から反対されるのを代表する立場で、十字架を背負っていったのと同じです。その十字 架を背負った目的は、霊界の統一と地上の解放のためです。統一が目的だというのです。 ですから、私がダンベリーに行く時には、アメリカをはじめ、地上のすべての団体が動員されまし た。ユダヤ教からキリスト教、宗教すべてが、その次にはアメリカから世界各国、すべてが動員され ました。何しろ、中央情報局(CIA)を通して二十五カ国を調査したのです。このようにして、条件が あれば引っ掛けて押し込めようとしました。そのように、世界的に自分たちのもてる力を尽くして反 対したのです。
私たちがそのように反対を受けたのは、霊界を奪い返すためです。霊界を奪い返すことが目的です。 私たちの統一基盤を打って倒し、破壊しようとしたのです。そこでは、お父様とアメリカ政府は一対 一でした。言い換えれば、アメリカ合衆国が原告になり、私が被告になって闘ったのです。そうして、 これをひっくり返しておきました。この事実は、霊界が統一圏に入ってきたことを意味します。です から、一九八五年から約三年間、霊界が地上と歩調を合わせていかなければなりません。霊界の統一 圏が広がったので、地上と歩調を合わせていかなければならないというのです。
15 歴史時代の宗教者の中で、世界的に最も迫害を多く受けた代表的な路程を歩んだアベル的な一人 の人物が、二十世紀後半に現れたお父様です。そのような路程を歩みました。ダンベリー刑務所に放 り込んで「滅びよ、死ね」と言ったのですが、神様が助けてくださり、滅びることもなく、死ぬこと もありませんでした。分かってみれば、人類全体を救うための義人だったというのです。それでみな、 頭を下げるのです。
16 神様が今まで、サタンを屈服させられなかった原因はどこにあるのでしょうか。そして、人類が今 まで、サタンを屈服させられなかった原因はどこにあるのでしょうか。たった一つ、サタンが主張す ることがあります。「私が堕落したとしても、本然の原則的基準における父母の心情から見れば、神様 は私を愛するようになっていて、神様の息子も私を愛するようになっています。そのように愛してこ そ、天国に行くようになっているのが原理原則ではありませんか」と言うのです。このように言って くれば、神様はどうすることもできません。ここにすべて引っ掛かるのです。
「天国に入れる資格をもった者になり、完成した人間の位置に上がろうとすれば、私(サタン)を 愛したという条件を立てなければなりません。そのようにしなければ、完成の位置に上がっていける 道はありません」と主張するサタンの言葉に引っ掛かっているのです。ですから、イエス様も十字架 上で怨讐を愛しなさいと語り、お父様もダンベリーでアメリカ人全体のために祈って、愛の基準を立 てたのです。
そのようにして、その愛の軸に、世界の数多くの民族が水平線で連結されています。アメリカに連 結されたのです。アベルがすべて連結されたというのです。そのように連結された思想的基準の上で は、サタンに侵害する権限はありません。
17 皆さんが復帰の道を行く過程では、豊かに暮らそうと考えることはできないようになっています。 苦労しなければならないというのです。そして、夫まで監獄に送りながら、その夫のために精誠を捧 げ、一家までも犠牲になろうとしなければなりません。そのような決意を固めるその場でのみ、天倫 の歴史が連結されてくるのです。
今回、お父様は、お母様に対して有り難く思いました。ダンベリーを中心として、お母様はたびた び心情的に深い次元の谷間を経験しただろうと思います。そのように暮らしたので、基準が次第に上 がってくるのです。今回、ダンベリーを通して、お父様の貴い価値がさらに分かるようになったとい うのです。
18 お母様が、私のゆえに苦労しました。監獄を信じることができますか。世界の共産党が狙ってい る状況なのに、そこは裸になって野原に横たわっているのと同じ立場なのです。お母様が涙を流しな がら、そのダンベリーに毎日のように通いました。
イースト・ガーデンで生活しながら、涙を流さなかったと思いますか。日曜日の朝五時の敬礼式を 行い、祈る時は涙を流しただろうと思います。子女たちも涙を流したでしょう。何のために、そのよ うな涙を流したのでしょうか。
お父様はお金もあり、権威もあり、知識もあります。人々を指導することもできます。しかし、な ぜ私がアメリカに来たのかというのです。なぜお父様が、争いを好む人になったのかというのです。 それはひとえに、神様のみ旨のためなのです。
《1989年 愛援節理時代宣布》
真の父母経p1369
1 愛援摂理時代を宣布した日が、一九八九年八月二十日です。愛援摂理というのは、血を流して蕩減の役事を行う救援摂理が終わるということです。愛の時代に 入っていくのです。父母が現れ、愛の時代に入っていくというのです。ですから、愛援、愛を中心とした救援摂理を主張するのです。その次に、八月三十一日に 八定式を宣布しました。縦的蕩減、横的蕩減をすべて清算しておかなければなりません。それで、アラスカという一番北の地域に行って、宣布したのです。次 に、九月一日、天父主義時代を発表しました。その次に、一九九〇年二月二十七日、天地父母を宣布しました。天地父母も王権設定も同じです。それは、王権設 定を発表する式です。ですから、天地の王権が着地することにより、真の父母が権勢を振るう時代に入るのです。
2 愛援摂理時代とは、神様が主管する世界に入るという意味です。二〇〇三年七月十三日に蕩減時代撤廃を宣言し、愛援摂理時代に入るのです。創造理想主管圏大 転換の時期に、堕落したものを取り除き、神様を中心として新しい世界に越えていくのです。国連の刷新さえ終われば、救援摂理はすべて締めくくられます。宗 教と国がなくなるのです。宗教の争い、国の争いがなくなるのです。愛の家庭時代だというのです。神様の真の愛を中心として、真の生命が結合することによっ て、真の血統をもつようになります。それは、どこまでも父子関係において成し遂げられるので一つの家庭制度です。
世界万民が兄弟だというのです。この根源をどこで探し求めるのでしょうか。家庭で探し求めるのです。はるか遠くにいる世界の万民が、何千年も前には 一番近い兄弟だったのに、その兄弟を失ってしまいました。遠くに行ったので、何千年もかかる距離が生じて、一番近い兄弟を失ってしまったのです。ですか ら、東西が一つにならなければならず、南北が一つにならなければなりません。それゆえ、大家族時代だというのです。
《1992年 第19回「科学の統一に関する国際会議」および第5回「世界平和教授アカデミー」世界大会》真の父母経p1005
19 お父様は、「科学の統一に関する国際会議」を第十九回まで開催しました。学問は、相対的価値を認めなければなりません。その相対的価値は、単独ではつくり 上げることができません。数多くのものの属性はそれぞれ違いますが、全体の中心的属性の内容とは何でしょうか。「絶対性」があるとすれば、「絶対性」だけ でどのように相対を迎えるのですか。「唯一性」がなければなりません。それで、相対ができるのです。内的、外的には見えませんが、一つの核をつくり上げる ことによって、運動が起きます。主体と対象がなければならないのです。絶対、唯一、不変、永遠、これが四大原則になっています。変わらないからといって、 それが一瞬にしてなくなってはいけません。ですから、「絶対性」は「唯一性」を備えなければなりません。絶対というのは天のことを言いますが、(それは) 唯一的な存在です。「絶対」、「唯一」という言葉は、二つの存在が一つになったということです。これは、互いに内容を入れ替えることができるのです。自分 のものであると同時に相手のものであり、相手のものであると同時に自分のものです。永遠に持ち続けて補充できる内容について言っているのです。
20 父母を愛の主人として決定づけてくれるのは、赤ん坊です。そして、夫を愛の主人にしてくれるのが妻です。絶対価値の決定は、相対がすることができます。神 様がこのような原則を中心として創造し、宇宙が出発しました。その世界と反対の立場に立った人間が、自分を中心として出発したので、その人間がつくった世 界は、「終わりの日」になれば、必然的になくならなければなりません。したがって、相対の価値を絶対視する理想だけが、新しい天地に定着できるのです。そ のような理想だけが、家庭であれば家庭、愛であれば愛、平和であれば平和、すべてのものの基地にならざるを得ません。時になっていなかったので、私が「科 学の統一に関する国際会議」で、そのような内容を中心とした「統一思想」の結論を下せませんでした。この世の中の教育界は、相対的価値を語るだけであっ て、絶対価値はありません。
21 私は「科学の統一に関する国際会議」で、絶対価値論を中心に、世界の有名な教授たちを教育しました。絶対価値の結論を出したのが、二〇〇四年です。ようや く先天時代と後天時代が転換する時になって、絶対価値を教えてあげました。父母が「愛の主人である」と言える資格は、赤ん坊が決定します。赤ん坊が、生ま れるその時間に、父母を愛の主人にしてくれるというのです。また、女性と男性は、結婚して初愛を感じながら、(相手が)その愛の主人にしてくれるのです。 夫を愛の主人にするのは妻であり、妻を愛の主人にするのは夫です。今までそのよな概念がありませんでしたが、絶対価値論を中心として、思想的な基調が成立 したのです。
《1995年 「世界平和青年連合」韓国大会》
平和経p1013
16.道義世界の創建
日付:一九九五年八月二十日
場所:韓国、ソウル、奨忠(チャンチュン)体育館
行事:「世界平和青年連合」韓国大会
https://cafe.daum.net/ckatkfkdrhdqn/V1yi/110?svc=cafeapi
《1996年 「世界平和半島国家連合」創設大会》
平和経p1371
10.二十一世紀における半島国家の役割
日付:一九九六年八月二十日
場所:韓国、ソウル、シェラトン ウオーカーヒル ホテル
行事:「世界平和半島国家連合」創設大会https://cafe.daum.net/ckatkfkdrhdqn/V1yi/156?svc=cafeapi
《2003年 第4次イスラエル国出発宣布式 天一国の聖酒と聖塩を伝授》
平和経p1288
第四次イスラエル国と天一国
15 神様の祖国創建は、第四次アダム圏の還元を意味します。第四次アダムの国ができるのです。第四次アダムの国ができれば、天一国と第四次イスラエル国 が一つにならなければなりません。一つは宗教圏であり、一つは政治圏ですが、その二つが一つになることによって統一されるのです。そのため、第四次イスラ エル国が必要なのです。
16 平和王国の代表が天一国です。それが神様の祖国の基礎になるのです。天一国と第四次イスラエル国、平和国連です。第一イスラエル王権と共に第二イス ラエル王権、そしてイエス様が失った実体基盤を真の父母が初めて第三イスラエル王権として立てたので、霊界全体とイエス様を中心としたすべての宗教圏が合 わさって、第三イスラエルの父母に侍る、一つの統一世界に越えていくのです。
17 天一国は、宗教圏を中心として、蕩減復帰の内的な神様を解放するためのものであり、第四次イスラエル国家を建てようというのは、外的な世界国家を建 てるためです。この二つが一つになって、天の国の地上天国理想である神様の国が設定されるというのです。そのような最後の前線に向かって総突撃を命令でき るときが、今からです。
18 第四次イスラエルと平和国連が一つになって、心情文化世界の基盤になる真の父母の家庭と天地の家庭に侍ることによって、カイン・アベルの闘争歴史が 終わります。そうして、世界国家が今まで空いていた天国を一度に満たせる解放、釈放時代に入り、神様が太平聖代億万歳時代に入ることによって、神様の祖国 と平和王権時代が成立するのです。
アメリカを中心として第三イスラエルが統一される日には、平和国連圏は自動的に結束して第四次イスラエル国と一つになるでしょう。アメリカは、国際連合を 新たに編成し、天一国、神様の祖国に侍らなければなりません。そのようにすることによって、神様は、堕落していない本来の神様の位置に立ち、万国を統治す る太平王国時代に前進するのです。
真の父母経p1477
5 二〇〇三年八月二十日は、お父様がダンベリーから出てきて十八年になる記念の日です。お父様が天地を代表して十字架を背負って監獄に行き、解放されて出て きたこの日、第四次イスラエル国出発宣布式を行いました。第四次イスラエル国です。旧約時代に、神様が相対できる国があったでしょうか。天地にそのような 国がありませんでした。その次に、アメリカが第二イスラエル圏ですが、そのような国があるでしょうか。ありません。第三イスラエル圏は韓国ですが、そのよ うな国があるでしょうか。国もなく一人さまよっているというのです。追いやれば追いやられ、追いかければ追いかけられる立場です。国がないというのです。
しかし、第四次イスラエルが出発しました。ですから、今や否が応でも、私たちがその国を守るために精誠の限りを尽くし、生命を懸けて立ち上がらなければなりません。生命よりも国を大事に思わなければならないというのです。
6 第四次イスラエル国は外的であり、天一国は内的です。イエス様は、祝福を国とともに挙行できませんでした。兄弟を越え、氏族を越え、民族を越えて、祝福一 元化を成し遂げることができませんでした。イエス様がそれをしていたならば、イスラエルの王の中の王となっていたので、イスラエルも滅びることはないとい うのです。イエス様が国家と世界で勝利できなかったので、再臨主は天地、天宙で成功しなければなりません。ですから、超民族という問題が起きます。地上・ 天上解放と地獄撤廃、楽園撤廃をすることによって、天国だけが残るようにしなければなりません。
天の国の王権を樹立することによって、サタンが血統を中心として、父母の位置、師の位置、王の位置を占領していたものを再び蕩減し、高速道路を築か なければなりません。それが統一教会の使命です。皆さんは、家庭から天の国の宮殿まで、高速道路を走っていかなければなりません。
日本統一運動史2(光言社)p266
2003年8月20日、 「第4次イスラエル国出発宣布式」 がソウルの漢南国際研修院で行われ、真の父母様が 「天一国聖酒」 と 「天一国聖塩」を伝授されました。 宣布式には、 大陸会長、 国家的メシヤ、 韓国の教区長、 および日本から公職者ら約400人が参加しました。
真の御父様は、「天一国」 と 「第4次イスラエル国」の区別について、「天一国は、 宗教団体の蕩減のための内的な国であり、 第4次イスラエル国は、国家圏完結のための外的な国」と明確にされ、 伝授された聖酒について、 「三代圏が神の祖国に入籍するための新しい聖酒」と説明されました。 真の御父様は特別指示事項として、 ① 霊界の決意文を言論に発表、②特に第二イスラエルである米国を中心に霊界メッセージと国連に対する決意文を世界化、 ③各宗教団体の地上での決意文宣布と教育を強化、 ④清平における特別40日修練会を再び行い、 先祖解怨と祝福を徹底する――ことなどを挙げられました。 天国建設の具体的方法として、 統班撃破、 氏族祝福、 訓読氏族教会の出発を指示、 「体制を備える」ために関心を持つべきものとして、世界日報、 ピースカップ、 水産などを挙げられました。
午後零時20分、 御言を終えられた真の御父様は、「天一国聖酒」 と 「天一国聖塩」の伝授式を行われ、 大陸別、国家別、 教区別に配布され、日本を代表して劉総会長が受け取りました。 真の御父様は、 「天一国聖酒は、 四位基台を備えた氏族祝福に使うものであり、エルサレム宣言、ワシントン宣言、ソウル平和宣言に参加したVIPにも聖酒式が許される」と説明。さらに、郭錠煥会長が 「第4次イスラエル国に入れるように私たちをきれいに分別してくれる聖酒です」と解説を加えました。 午後7時から、鮮文大学校本館正面広場で、 「第4次イスラエル国出発宣布、 ソウル宣言、 ダンベリー出監18周年祝賀の夕べ」 が開催され、約7000人が参加しました。 第1部は、 劉正玉総会長の祈祷で開会。 真の父母様に花束を贈呈。 真の御父様が大きな拍手を受けて登壇されると、 「第一イスラエル、第二イスラエル、 第三イスラエルの願いである第4次イスラエル国の出発を宣言します」 と告げられました。
日本においては、このとき伝授された 「天一国聖酒」 と 「天一国聖塩」の伝授式が、 8月31日、東京・渋谷の本部教会をメーン会場に、衛星通信とインターネットで全国の教会を結んで行われ、全国の祝福家庭に伝授されました。
御言: 「第4次イスラエル国出発宣布式」
「今日は......「第4次イスラエル国出発宣布式』 の日です。 これは外的であり、 「天一国」 は内的です。 宗教の蕩減復帰を中心として、これは、第一イスラエルの国を取り戻すことができなかったのです。国と共に祝福することができなかったのです…・・・・・。
イエス様が、 そのことを成していたならば、 王の中の王となり、 イスラエルの国が滅ぶことはあり得ません。 国家において、 世界において失敗したので、 来られる再臨主は、 天地において、 天宙において成功しなければなりません。 ですから、 超民族という問題が起きるのです。 ...... 天の国の王権樹立と、家庭を中心として、サタンが支配していたすべての血統を中心として、 父母の立場から師の立場、王の立場まで、サタンが占領していたものを再び蕩減して埋め合わせ、 ハイウェイを築いていくべきなのが、 統一教会の使命なのです」 (2003.8.20)
《2004年 真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福式、真の父母第4イスラエル平和の王戴冠式》
真の父母経p1476
4 第一次、第二次、第三次、第四次イスラエルは、血縁的関係において跳躍がありません。それゆえ、連関関係としてつながるように、イスラエルの国でイエス様 の万王の王戴冠式を行い、その次に、興進君とイエス様が二〇〇四年二月四日、アメリカの議員会館で平和の王冠奉献式を行いました。そのような状況の中、カ インとアベルの王権を父母様のみ前でつないでおき、議会の上院を中心として、実体父母が王権を樹立したというのです。なぜ興進君とイエス様が、アメリカで そのような式をしなければならないのでしょうか。イスラエル民族と国が分かれて二つになったので、これを一つにしなければならないのです。
霊界の総司令官である興進君が、イエス様をイスラエルの国の万王の王として迎える戴冠式を行い、次に、霊肉実体相続権がないので、アメリカに来て、 第二イスラエル圏を中心として父母様を迎える戴冠式を挙行したのです。その次に、ワシントンDCの国会(ダークセン上院議員会館)で、実体平和の王戴冠式 を三月二十三日に挙行しました。そして、実体平和の王戴冠式を、八月二十日、ようやく四度目に本国の韓国で行ったのです。
5 二〇〇三年八月二十日は、お父様がダンベリーから出てきて十八年になる記念の日です。お父様が天地を代表して十字架を背負って監獄に行き、解放されて出て きたこの日、第四次イスラエル国出発宣布式を行いました。第四次イスラエル国です。旧約時代に、神様が相対できる国があったでしょうか。天地にそのような 国がありませんでした。その次に、アメリカが第二イスラエル圏ですが、そのような国があるでしょうか。ありません。第三イスラエル圏は韓国ですが、そのよ うな国があるでしょうか。国もなく一人さまよっているというのです。追いやれば追いやられ、追いかければ追いかけられる立場です。国がないというのです。
しかし、第四次イスラエルが出発しました。ですから、今や否が応でも、私たちがその国を守るために精誠の限りを尽くし、生命を懸けて立ち上がらなければなりません。生命よりも国を大事に思わなければならないというのです。
真の父母経p1478
9 アダム家庭でカインがアベルの命を奪ったので、兄の立場がカイン側です。カイン側の個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代まで出てきたので す。天の側でも三番目の息子であるセツを選び、神様の真の愛、真の生命、真の血統の国家基準を探し求めてきました。セツを選んで、失われた全体を復帰する ためには、セツ自体がサタンに勝てる位置に上がっていかなければなりません。
国家基準以上に越えたというその位置に行くためには、天が愛と生命で直接主管して、絶対信仰、絶対愛、絶対服従することができ、その上に上がってい ける息子として育てていかなければなりません。個人から家庭・氏族・民族・国家基準まで進むのです。そのようにして、四千年を経て、イスラエル選民圏の国 にイエス様が来て、真の父母の血族の国を築き、この国を中心としてカインの国を吸収しなければなりません。そのため、ユダヤ教とイスラエルの国をカインと アベルに分けておいたのです。この二つが一つにならなければなりません。両者が闘ってはいけません。四千年の時を経て、来られたイエス様は、国を身代わり したセツの王子として来ました。セツの王権を身代わりしているのです。
再臨主は、三時代において天地を中心として、カインとアベルを一つにしなければなりません。再び来て主人の役割を果たすためには、超宗教圏と超国家 圏のアベルとカインを一つにしなければなりません。すべてのカインとアベルの基準を中心として、超宗教圏のアベルとして勝利し、超国家圏をひっくり返して 屈服させなければなりません。それによって、弟が兄の位置に立ち、兄が弟の位置に立つようになって、天に上がっていくのです。
それが二〇〇四年八月二十日、「特赦 Espan lang=JA style='font-family:"MS Mincho";mso-bidi-font-family:"MS Mincho"'>真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福式、真の父母様平和の王戴冠式」です。先天時代が過ぎ去り、後天時代が訪れます。新しい天と新しい地が到来するのです。天一国です。
10 皆さんは国家基準を越えなければなりません。イエス様は祝福を受け、国家基準を越えなければなりませんでしたが、結婚もできず、国家基準も越えることがで きませんでした。天の国は、祝福を受けた家庭が入るようになっています。天国は、神様の真の愛、真の生命、真の血統、神様の直系の血統を受け継いだ子女 が、家庭を築いて入る所です。それゆえ、神様の真の愛、真の生命、真の血統の絆を受け、家庭を中心として家庭的メシヤ、氏族(的)メシヤ、国家(的)メシ ヤの基準まで越えなければならない責任があります。
父母様がそれをすべて越えて霊界まで連結し、天地を一つにしました。霊界と肉界に境界線がないように、一つにしたというのです。これは国家的基準ではありません。アダムとエバが堕落する時の家庭的基準ではありません。
霊界と肉界、天上と地上の最高基準で反対がなく、歓迎する場に行くことができる道を開いておいたのが、「真の心情革命と真の解放・釈放天一国入籍祝福」の行事と「真の父母様平和の王戴冠式」です。
日本統一運動史2(光言社)p315
2004年8月20日、韓国、ソウル市の国会図書館講堂で、 「平和統一講演会」 「真の心情革命と真の解放釈放天一国入籍祝福式」 が開催されました。 世界84か国から集まった政界、学界、 宗教界などの代表500人以上が集う中、真の父母様が「平和の王」 に推戴されました。
午前10時、 式典は黄善祚会長の司会で始まり、 初めに中央大学校元総長の金玫河・統一顧問が 「統一と平和に対する展望と文鮮明先生」というタイトルで約20分間の主題講演を行い、「文鮮明先生の真の愛の統一論によってのみ韓半島の南北統一は可能である」と述べました。 その後、郭錠煥会長が登壇。 「文鮮明総裁は、ただ神様の御旨のために施され、ために生きる真の愛の一本道の生涯を歩んでこられました」と証しし、真の御父様の御言 「真の心情革命と真の解放釈放時代開門」を訓読しました。
続いて、 スリナムのイルマ・クライン国連大使、ソウル平和文化財団の李 哲承理事長など5人の平和運動家に 「平和賞」 が贈られました。次に、真の父母様の入場に先立ち、真の父母様を「平和の王」として推戴する理由について、 ベラルーシ共和国のシュシケビッチ元最高会議議長や李哲承理事長など3人が説明をしました。 真の父母様が登壇された後、郭会長が告天文を朗読しました。
そして、平和世界を実現するために生涯を捧げてこられた真の父母様に対して、 超宗教超国家平和協議会などからの平和の王推戴牌が、郭会長と政治指導者代表から贈られました。 続いて、 宗教界と政界の代表から「平和のローブ」と「平和の王冠」が捧げられ、文孝進様御夫妻が真の父母様にそれらを着けてさしあげました。 その後、 「聖婚と平和の問答」 が行われ、真の父母様による祈祷がなされました。
祈祷
「愛する御父様、 流れていく長い歳月の中で、 あなたが苦労された苦痛と恨めしい歴史を通した悲しみの事情を、 私たち地上の真の父母を中心とした統一教会の信者と霊界の四大聖人をはじめとする全体が、よく知っています......。
今日、 この場を期して、 解放された善なる王権を備えた真なる父母により、 新しいこの地で解放的祝福を受けて、 地上世界と天上世界を開門すると同時に、 世界万国がこの日、 祝福式に同参し、その彼らが天の国に、平和の王国に入籍することのできる解放の時を持てましたことに感謝し、 すべてがあなたの勝利の覇権の上に収拾され、永遠に抱いてくださり、 解放地上天上安着太平王国時代が億万年継続することを、真の父母は、これらすべてを奉献し、懇切に懇切にお願いしながら宣布いたします。 アーメン、 アーメン、 アーメン」 (2004.8.20)