7/13The Guardian書評-pwcコンサルティングのスキャンダル-

皆さんこんにちは!今回ピックアップした記事は"Corrosive impact’: calls to ban political donations from Australia’s big four consultancies after PwC scandal Pwc" 「pwcオーストラリアのスキャンダルについて」です。

内容
オーストラリアで4大コンサル会社との政治汚職が問題視されている。特にPwcの政府機密情報の悪用及び税金の漏洩に関するスキャンダルが公になり、その他コンサル会社(PwC、デロイト、EY、KPMG)も過去10年の間で労働党と連合に対しおよそ430万ドルの寄付を行ない、その間の契約額は400%も増加していたことが明らかとなった。報告書には連邦政府が公共サービスとその機能をコンサルタント企業に委託しており、コンサルタント企業が政府に寄付を行って共依存の関係性を生み出しているという懸念が高まっていると述べられた。このことから公共サービスの是正と国民の信頼回復のために政治的献金をいち早く取りやめるべきだと透明性擁護団はいは主張している。
また、このスキャンダルが明るみに出たことでpwcオーストラリアは元CEOトム・シーモア氏を含むパートナー8人を解雇したと発表した。漏洩に関与したとして同社が指名したスタッフの数は12名で、そのうち4名はすでに同社を退職していたものの、関与したものに対して厳しい処罰を与えるとも述べられた。またpwcは火曜日、政府コンサルティング事業をシドニーに拠点を置くアレグロ・ファンドへ売却することを決定し、Scyne Advisoryと名付けられたこの新事業は、独自のスタッフを擁し、公共部門とその機関にのみアドバイスを提供する予定だと述べた。

以上で今回の記事はおしまいです。最後まで読んでくださってありがとうございました。

参考文献


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