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【リベンジ】ハンバーガーやさん
知育菓子、それはロマン。あるいは記憶であろうか。
幼き頃に、小さな手でねるねるしたあのねるねるねるね、握ったお寿司、伸びるグミ
私たち令和を生きる日本人にとって知育菓子とはロマンなのである。
しかし、幼き頃であろうと、ねるねるねるねをねるねるねるねしたことが無い子供もいるだろう。
実を言うと、かつての私もそうだった。
体験したことのない私にとって、ねるねるねるねをねるねるねるねするということは、オフチョベットしたテフをマブガットしてリットにするかのようなものだった。
いざポッピンクッキンスタート
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6種類の魔法の粉と、プラスチックの作業台とSPOONとKNIFE
電子レンジを使ったり、かなり本格的な知育菓子(Magical cooking)ができるようだ。
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まずはポテトをつくる
粉を空けた時点で嫌な予感があった
「ポテトの匂いがする」
あろう事か、
「ポテトのもと」を開封したら「ポテトの匂い」がするのである。かつての記憶や偏見、YouTubeで学んだ知育菓子についての解説動画、すべて思い返してもどれもヒットしない、恐怖に怯えつつ、一旦整理した。「こういうのは実際に芋味にはならずに、代わりに甘い味で再現するものでは無いのか?」
その固定概念は一瞬にして覆された。
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勘が鋭い方はここでお気づきだろう、例えば、ハンバーガーやさんと同じくポッピンクッキンの商品、「たのしいおすしやさん」や「つくろう!おべんとう」にあるはずのマスカット味や、ぶどう味の表記がないのである。
私は、私は大きな勘違いをしていた
知育菓子は本来ある食べ物を甘いおやつで再現する「遊び」だと思っていた。しかし違う。これは料理だ、料理は戦いだ、戦いは魂だ。
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本物そっくり味だった
よく見ずに買っていた自分が恥ずかしい、固定概念に支配されていた自分が憎い、しかし己の反省は後だ。今はただ目の前の料理に向き合う。それが新米ポッピンクッキンラーとしての覚悟と挑戦なのである。
そして本物そっくりのポテトをレンジでチンして付属のナイフで切った。
この硬さ、香り、全てがポテトだ。しかし実食は我慢、まだハンバーガーすら完成していないのに、ポテトをつまみ食いするなど、ハンバーガーショップへの冒涜だ。私はハンバーガーを愛しているので、今後この国でハンバーガー信者を炙り出すために「踏みハンバーガーをやれ」と命じられようと絶対にハンバーガーを踏まない確固たる自信がある、ハンバーガーのためにこの身を捧げる覚悟がある。
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同様の手順でバンズとミートを加熱し、お皿のうえに並べてみたあまりおいしそうには見えないけど、マク○ナルドにこっそり混ぜでも誰も気づかないだろう。いやさすがにバレるな、モス○ーガー辺りまでにしておこう。
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ケチャップだ。粉を溶かして水を混ぜただけなのにケチャップになった、摩訶不思議だ。
このケチャップを作ったハンバーガーにトッピングして、
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完成!
少し見た目はおかしいが完成だ。(おかしだけに)ハンバーガー、コーラ、チーズの工程を飛ばしたのは、けして書くのが面倒になったのではなく、書くネタが無くなったわけでもなく、大人の事情というやつなのだ。
踏みハンバーガーを実行されても絶対踏まない覚悟がある私がハンバーガーについて書くのが面倒だなんてあるわけが無い。
書くのが面倒になったので終わりです。