見出し画像

日本バスケ界トップコーチ塚本さんクリニック

去る4/22 AM9:00〜。

日本バスケットボール界の重鎮、国内トップの知名度を誇る解説者の
塚本清彦さんのミニバス少年団向けクリニックに参加してきました。

僕は学生の頃からケーブルテレビや衛星放送で塚本さんの解説を聞いて育ったので、「うわ〜本物だ…!」といった具合に興奮を禁じえませんでした。

以下、印象深かったことや感じたことをまとめていきます。
長いので、気になるところだけ、読んでもらえればと思います。


 

1.熟練のコーチング力

少年たちよりも保護者陣の方がテンションが上がりながら、いよいよクリニックがスタート。
ここから僕ら参加者は、圧巻のコーチング力を目の当たりにします。

1-1.秩序を作り出す。

 ホイッスルを巧みに使い、少年たちを見事にまとめあげる塚本さん。

「ビーッ!(ホイッスル音)集合!」
「ビーッ!ちがうっやり直し!」
「ビーッ!ビーッ!元気ない!声だそう!」

とにかく細かく、粘り強く丁寧に指導されます。

言葉に愛情があるからか、少年たちも素直に従います。
練習に秩序をもたらすにはどうしたら良いのか答えが見つからない僕でしたが、この上ないお手本を見せてもらいました。


1-2.とにかく喋る

少年よりも、コーチよりもしゃべる塚本さん。
マシンガンのように、ずーっと、ひたすら喋り続け少年たちを鼓舞します。

興味深いなーと感じたのは、口調が子供向けでないということ。
専門用語を交えながら、大人に語りかけるように、少年たちにも語りかけます。

「おれは聞いてて面白いけど、この子たち話の内容理解してるかな~」
と心配になりました。
でも、理解するより、理解しようと集中して話を聞くことが大切なんだと思います。

それに、一度コートに立てば、年齢もキャリアも関係ない、一人の選手として平等に接していることの現れなんだと思います。

2.感動を呼ぶ哲学

2-1.バスケ哲学

試合解説やインタビュー記事でもよく話されていることだけど、改めて素晴らしいバスケ観を感じました。

「他人と比較せず、己を信じる」
「ネガティブ発言禁止、自分の限界を決めない」
「真剣にやっちゃ駄目、楽しんでやる」
「無駄な時間を作らない。見て学ぶ、質問を作る」

こういったことについて、経験、知識を交えてめっちゃ深堀りして話してくれました。
僕の文章力では伝えきれないのが残念!

2-2.コーチング哲学

NBAでも、Bリーグでも、ミニバスでも、コーチはコーチ。大変さはそれぞれ、上も下もない。
と偉ぶらない塚本さん。

「コーチングで最も大切なのは自分が楽しむこと。ミニバスは特に楽しいのが前提。目線を合わせ、感情を共有すること。反対に、一方的に押し付けて、型にはめて、個性を殺すのが最悪のコーチング。」

とおっしゃる塚本さん。
過去の記事にも書きましたが、これは僕が持っている価値観でもあったので、話を聞いて感動を覚えると同時に自信を深めてもらった僕でした。


3.めっちゃいい人

とにかく気さくでいい人でした。
コーチ陣に対する質問タイムも設けてくれたし、NBAに関する質問にも応えてくれました。

僕ももちろんファンになりました。
子どもたちも思いっきり懐いてました。


ボールにサインが欲しくて、行列をなす少年少女


サインを貰いそこねて泣いてる少年にも気づき、しっかりフォローされてました。素晴らしいなぁ・・・


以上、乱文を読んでいただきありがとうございました。
とにかく貴重な経験をさせてもらったので、バスケだけでなく、得た経験を仕事、日常で生かしていこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?