なんで大企業からSDGsが進むのだろう
若月です。
前に動画でもお話ししましたが、ナイキが「ZERO TO MOVE」というプロジェクトを立ち上げ、再生素材を用いたシューズ、アパレルを展開しています。
社会のトレンドは大手→中小の順番で流れていくのが世の常ですね。
規模が大きいほうが、大きな社会的責任が伴い、率先してアクションを起こしている、ということなのでしょうか。
そういう事情もあるかもしれませんが、もっと大切なことがあります。
キーワードは「ESG投資」です。
ESG投資は投資家が投資活動を行う際に、対象企業の社会的取り組みを検討要件に組み込むことを言います。
「あの企業に投資したら儲かりそうだけど、労働環境が劣悪で、社員をコマのように使っているらしいよ。製造過程のCO2排出量も多いんだって。なんかいまいちだよね。」
こんな感じでしょうか。こういったトレンドが生まれてきています。
早い話、お金が入らなくなるのは困るから、積極的に取り組むわけです。少々極端な表現ですけれども。
この流れは止まることはないと思いますので、「うちには関係ない、余裕がない」と他人事で済ませないで、何ができるかを考えてみると、良いんじゃないかと思います。