エコアクション21 審査員補研修を受けてきました。
行政書士の若月です。
10月20日から23日までの4日間、東京にて開催されたエコアクション21 審査員補研修に参加してきました。
8月に受けたエコアクション21審査員資格試験で、合格することができたわけですが、これで審査員になれるわけではなく、一人前になるためにはまだ幾多の関門が用意されていて、その一つが今回僕が受けた審査員補研修なのです。
今回の参加者は17名。なぜか開催地の東京から来た人は一人しかおらず、全国各地から様々な業種の人が集まっていました。
一番多かったのが行政書士(17名中5名)、次に中小企業診断士(17名中3名)、あとは元公務員、大手企業法務担当など、皆、法律、又は環境に何かしらの所縁のある人でした。
プログラムの内容はというと、これがなかなかハードでした。
9時~18時30分まで講義、実際の審査を想定したグループワーク、資料作成、発表などをみっちり行い、更にダメ押しの宿題までありました。
宿題なんて大学生ぶりで、なんだか新鮮な感じでした。
そして、最終日に2時間の記述試験を受けて、全行程が終了します。
「暇な時間にやろうかな」と思って、現在励んでいる社労士試験の問題集も持っていったのですが、なかなかに忙しくそちらに手を付ける余裕はありませんでした。
全体を通して、振り返ってみても、濃密で面白い経験だったと思います。
世代も出身も職業もバラバラな人たちと4日間、知恵を出し合って一つの作品を作り上げる作業は純粋に楽しかったですし、参加者は優秀な人ばかりだったのでそういった人の価値観に触れることができて勉強になりました。
そうしてなんとか4日間の研修をやりきった僕は、心地よい疲労感と達成感、解放感とともに、札幌へと帰りました。
この研修を終了した者には、2023年の1月より、「審査員補」の資格が与えられ「オブザーバー期間」に入ります。
「オブザーバー期間」とは、現役で活動している審査員に同行し、実際の審査を体験しながら、振る舞いや段取を学ぶ期間のことです。
その回数は、研修最終日の記述試験の成績によって決められ、1~5回の間で設定されるそうです。
先はまだ長いですが、なるべく最速で審査に出ることを目指し、引き続き邁進していこうと思います。