天国か地獄の分かれ目
今回も、例のごとくニッチな情報です。
以下、ダラダラと続きますが、結論を端的に言うと
・実務力はあるのに、資格が取れない行政書士は結構いる
・資格はどんどん取れなくなる
・この業界の補助者の給料はヤバい
の3本です。ここまでで十分な方、お読みいただきありがとうございました。
先日、当事務所に、東京から環境系の行政書士の先生がご挨拶に来られました。
いくつもの法人を所有し、全国にクライアントのいる、業界では超有名な先生です。
僕はその先生の著書を拝見したことが合ったので、「すげー、本物だ・・」みたいな心境でした。
敏腕経営者の、超視座の高いお話を沢山聞けたのですが、何故か一つのお話が妙に印象に残りました。
「知人の先生が、息子に事務所を継がせたいみたいなんだけど、全然試験に受からないんだよ。実務力はあるけど、いかんせん忙しくなっちゃって、ぶっちゃけ、現状じゃ合格はもう無理なんだよ・・・」
というような内容のものでした。
そう、行政書士の試験勉強って、実務とぜーんぜん関係がありません。
強いて言えば、会社法と民法くらい。
そして、これはよくある話なのです。
事務所に入れてもらい、勉強しながら働く
↓
だんだん実務を覚えてやれることが増える。面白みも出てくる
↓
抱える案件が増える、忙しくて勉強どころではなくなる
↓
実力はあるのに独立できない
なんとも悩ましい負のループです。
そして、この業界の補助者の給料は、ヤバいです。
今はあるかわかりませんが、月給5万だったとか、先輩に聞くとザラにあります。
もちろんすべてがそうとは言いませんが、ヤバいところが多いのは事実です。
良かった!資格とっといて!2回落ちたけど諦めなくてよかった。
最後までお読みいただいたあなたに、もっとも伝えたかった最終的な結論です。
今年の行政書士試験を受ける皆様。
生きるか死ぬかの瀬戸際です!頑張ってください!
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