コミュニティブームの中でいちど立ち止まってみた。 #コルクラボ文化祭 でコミュニティトークを聴いてきました
さっきコルクラボさんのイベント、#コルクラボ文化祭 に行ってきました。ささっと感想です。
世田谷ものづくり学校で行われているイベントで、学校校舎を活用した施設だからまさに文化祭って感じで熱気がすごかった。その中のトークイベント「コミュニティトーク!~コミュニティで生まれるつながりと、そのつくり方~」を聴いてきた。
いつもお世話になっている鳥井さんや、藤村さんが登壇されるということで楽しみにしてた。「Wasei Salonの鳥井さん」として登壇していて、メンバーの一人として嬉しかったです。
流行りのコミュニティを見つめ直す
リアルな場の運営者、オンラインコミュニティ運営のプラットフォーマー、コミュニティ運営者と様々なカタチでコミュニティに関わる人たちが、
・コミュニティの人数と質について
・コミュニティが盛り上がっているとはどんな常態か?
・社会の中でコミュニティが担う役割とは?
などのテーマからディスカッションされました。
オンラインサロンではなくコワーキングスペースなどリアルの場を作り運営し続けてきた中村さんの視点、プラットフォーマーとしてコミュニケーションの円滑化や活性化を仕組みや機能で考える杉山さんの視点、Wasei Salonやsusonoなどいくつかのコミュニティを運営する鳥井さんのソフトの視点。
三者三様で捉え方が違くて面白かった。いまのコミュニティブームは「オンラインサロン」がベースになっているけど、中村さんが言うようにそれをリセットして考え直してみるのはあたらしい気付きが増えるなと思いました。
面白いなと思ったポイントを他の参加者の方のツイートをご紹介するカタチで書かせていただきます。
何のためにコミュニティをつくるのか
話を聴きながら考えていたことです。考えの結論からいうとどちらのパターンもありだと思っているけど、少なくともコミュニティを作ることが目的化してしまうのは少し違うなと思います。
コミュニティをやる目的をきちんと考えることが大切。なんのためにやるんだろう。コミュニティをやりたいからコミュニティをやるのではなく。
様々なタイプのコミュニティが存在していて、集まる人も運営方法も向かう先も多種多様。このあたりは、Wasei Salonのもうひとりのコミュニティマネージャーの長ちゃんとふたりで書いたマガジンでも語ってきました。
・人を軸に集まるコミュニティ
・モノを軸に集まるコミュニティ
・趣味を軸に集まるコミュニティ
・「みんなで取り組むこと」を軸に集まるコミュニティ
・価値観を軸に集まるコミュニティ
参照:理想のコミュニティを考えようVol.1〜現状のコミュニティブームとWasei Salonについて〜
トークイベントの終盤でも、社会におけるコミュニティの役割について話していて、僕はほとんど同意で。
いまのコミュニティブームは確かにオンラインサロンがベースにあって、コミュニケーションツールやコミュニティ運営サービスの発展の波があると思う。
ただそれを除いても社会でコミュニティが求められると思っている。既存の組織や団体では解決できない「かゆいところに手が届かない」問題や課題がたくさんあるから、その解決をコミュニティが担えるんじゃないかという期待。
家族や会社以外で安心安全を感じるだとか、利害関係なく応援しあえるだとか、今までアプローチできなかった方法で人が集まり動くことが、社会がより成熟するために求められているんじゃないか。
そんなことを改めて思った時間でした。とても刺激になりました、みなさんありがとうございました。
おまけ
おまけで2つ。コミュニティ運営の期間(期限)についても話があったけど、いまの流行りでできたコミュニティは1〜3年後に一度大きな転換期を迎えると思う。
これまで生きてきて家族や会社組織を除くと僕らは3〜6年以上同じコミュニティに属した経験があんまり多くないから、飽きなのか、変化を求める意志なのかわからないけど。
あともう一つ。鳥井さんが話してくれたWasei Salonのコミュニティマネージャー2人体制の話。僕と長田(@SsfRn)はタイプも特性も全く違くて月と太陽みたいなことを二人でいっているけど、2人いるから
・得意領域が違うから補えあえる
・コミュニティマネージャーの孤独を感じない
・コミュニティマネージャーが正解にならない
などといった点でうまくやれていると振り返ったことがあります。
このあたりも2人でマガジン書いたので、気になった方はご覧いただければ幸いです。
鳥井さんは本当にいろいろ任せてくださって、さりげなくサポートいれてくださっています。。いつも感謝しています、ありがとうございます。
という感じです。今日も良い日です。
ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。