【論証集】Professional Responsibility (カリフォルニア州司法試験)
はじめに
カリフォルニア州司法試験の専門家責任について、過去問15問を演習し、その中で出てきた論点を論証化しました。
カリフォルニア州司法試験では専門家責任(Professional Responsibility、以下「PR」)が必ず出題され、年によっては、CEEとPT両方で聞かれるという年すらあります。そのため、PRの最重要論点を確実に押さえておく必要があります。
論点発見について
カリフォルニア州司法試験では、論点を書けるだけ書いた方がいい、というのが通説です。このことはPRにも当てはまります。
というか、PRでは、聞かれてなくても、勝手に仮説を立てて論点を書いても加点される、と言われています。
例えば、事案中に民事訴訟が出てきたとして、判決がまだ出ていないような書き振りだったとします。そのような場合に、仮に「和解案」があったことを示す事実が存在していなくても、答案中に、「もし本件訴訟で相手方から和解案が提案された場合、当方弁護士はそれをクライアントに伝達する必要がある」と記載すると、加点される可能性があります。
CEEの他の科目、まして日本の司法試験から見れば、俄には信じがたいですよね。じゃあ論証集、例えばSmart Bar Prepの論証全部覚えればいいかと言われると、それは不可能だと思うので、最重要のものに限る必要があると思います。自分で作成するのもいいとは思いますが、せっかく作成したものがありますので、こちらで共有させていただこうと思い本noteを作成した次第です。
なお、今回の投稿のために、自分にしか分からない言葉で作成されていた部分を直したり、日本語でのコメント(覚え方、どういう場合にその論点を書くべきか、ある論点が出てきた場合に一緒に論じるべき論点)を追記したりと手間をかけている関係で、有料とさせていただければと思います。試験が近いので現時点で一旦公開し、6/26までに残りを追記する予定です。
論証集
Lawyer:L 、Client :C
覚えるべきABAとCAの違い
以下論証集で明記したものだけでいいです!その他は忘れてOK
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