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型・その3 応用型①(しらす、朝寝)

季語は、上五・中七・下五、のいずれでも。
下五が季語でない場合は、名詞+「かな」
一物俳句(季語の成分だけで一句が成りたつ)

ふわふわに黄身護りをるしらすかな

しらす/三春


なほ耳にサン・サーンスの朝寝かな

朝寝/三春

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今日から「かな」の応用、一物仕立て。
一物仕立てでは、ほとんど詠んだことがないです。あったとしても、偶然の産物だったような。
はて、全く浮かばず、どうしようと思っていたところ、読ませていただいたのが、こちら↓

おぉ、しらす!
しらす丼は私も大好物♡
ということで、しらす丼のイメージで詠んでみました。Sazazamiさん、ありがとうございます!
ただし、私の句が一物仕立て句かどうかは、自信がないです。

二句目は、さらに、うーん。
前夜のコンサートでの、サン・サーンスのピアノ協奏曲が耳に残っている(ここまで、先日の姪の実体験♪)、そんな余韻に浸りながらの、まだ寝ていたい春の朝。
一物仕立て?サン・サーンスさんが朝寝してるみたい?

一物仕立て、難しいです!
ここのところ、毎日のように難しい!と言っている気がします。

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トップの写真は、一時帰国中だった私の誕生日に、母が作ってくれた「しらす丼」。黄身を護るべく、中に隠してしまうのが、母流(笑)。まだ冬でしたけど、しらすは売られていました。

今日もありがとうございます。
よろしくお願いします!