Photo by bxl_angie 2023年度 自選15句 8 若杉朋哉の俳句帳 2024年11月22日 09:29 立ち始めなる門松のよそよそしたまに来てたまにもたるる夏木あり悲しくも淋しくもなく緑蔭にテキサスの土産といふは夏帽子籐椅子に坐るでもなく手を掛けて何となしに横になりしが昼寝かな朝顔に近づいてみて微風あり目がきれいぢつとしてゐる秋の蠅秋冷やくわらんと入る喫茶店裂くる音なくて茸の裂けにけり粉つぽく冬日差したる午後三時枝くぐり抜けても冬日ついて来る噛んで外す手袋白く伸びてゐし日向ぼこ口の中にも日の差せる園長のサンタクロース痩せてをり ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #俳句 #若杉朋哉 8