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朋哉句集二

第二句集『朋哉句集二』を刊行しました。

2019年9月9日刊 私家版 限定100部。

朋哉句集二

朋哉句集二 自選15句

平凡なはうれんさうのごまよごし

落ちてゐるものを椿とおもふなり

エイプリルフール曇りつぱなしかな

緑陰の中の日向を見て通る

子にものを教へることの蒸し暑く

かきまぜてみてもきれいな蜜豆よ

昼寝の子簡単な顔してゐたる

立ち上がるときに夜長と思ふなり

秋の雨ビニール傘の上に降り

いい雲の出てゐる秋の彼岸かな

運動会親子歩いて帰りけり

あたたかき干柿のまだ干してあり

思ひ出す冬日はいつもこのあたり

雪の日の昼のなかなか長かりし

喜んでくれる人なし雪うさぎ


ご所望の方は1部頒価3000円(送料込)でお譲りしています。
件名を「朋哉句集二希望」として住所、氏名を明記の上、
wakasugitomoya☆yahoo.ne.jp (☆は@に変換)までメール下さい。


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