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初Wリーグ

はじめてWリーグ(女子バスケリーグ)を観に行ったよーの感想です。なにとぞ〜


1月19日(日)に、初めてWリーグ(女子バスケットボールリーグ)を観に行ってきました⛹️‍♀️
今までもそれなりに「女子も機会があれば行きたいな〜」とは興味はあったものの、漠然とした興味だけだと中々体は動き出さず。
とはいえ、この週は主に観ているB.LEAGUEはオールスターウィークで1部・2部ともにお休み。
リーグ批判をするつもりは毛頭ないですが、個人的にはお遊戯会的な感じよりは競技性の高いスポーツ観戦が好きなので、暇だし何かないかなぁ〜と思ったところ、「そうだ!Wリーグがあるか!」ということで、静岡から遥々150kmの刈谷市体育館までドライブがてら見に行ったのでした。

バスケットボールに限らず「女子スポーツ」を観るのが個人的には初めてで、誰かと連れ添われて行ったこととかも無かったので、興味はありつつも「男1人で見に行って大丈夫か…?」からのスタート。
ここ数年、女子アスリートやチアリーディングへの盗撮や性的搾取が問題に挙がる中で、そもそも男1人で観に行くのは不審がられる…?と思ったりもしたのでした。
実際に、Twitterなどでも数はそう多くはないものの、(Bリーグに限らず)女子アスリートやチアの胸の谷間や太腿〜股間周りを強調するような写真が流れてくることもあるので、そういうご時世の中で男1人で大丈夫かな…と思う部分は正直あり…。

という不安は、会場に入ってすぐ払拭され安心に変わりました。
当たり前だけどそういう場を弁えないような変な人ばかりじゃないよなぁ…と一安心。勝手に自分が気にしすぎてただけなのかな。

会場でハリセン(?)のようなのを手にして2階自由席へ。ハリセンの裏側に選手情報と簡単なバスケットボールのルールが書かれてて嬉しかったです。笑いかんせん選手をほぼ知らないので、名前・背番号・身長の簡単な情報があるのがわかりやすかった…。

この辺が分かればあとは実際のプレーやシュートフォームを観れば実際のポジション(例えばトヨタ紡織 #10平下結貴 選手は登録はPGだけどSG/SFの役割を持つんだろうな、的な)は凡そ掴めるので、ハリセンなのにずっと叩かずに持ってました。笑
おかげで家に帰ってもハリセンが綺麗w

オリンピックくらいでしか女子バスケを観ることは無かったのですが、男子と女子の違いが結構あって、同じスポーツなのに違う競技性を持っているようで面白かったです。
具体的には、男子はフロントコートから縦にボールを入れてゴール付近でフィジカリティーに戦う要素が強いのですが、女子はそこまでフィジカリティーな要素は強くないものの、ボールを素早く回し、ズレた瞬間を狙って鋭角に人が潜り込みそこからシュートや合わせのプレーが多い印象でした。逆に言えば、フィジカリティな部分を使った展開力は浅いため、個の力でペイントに潜り込むことが求められるので、そこが不足していたり適切な距離感のディフェンスで中々潜り込めないと外で回すだけの時間も多かったように思います。

もちろん筋持久力・瞬発力のどちらも男女共に必要不可欠ですが、瞬間的なパワーをより必要とするのが男子・持久力をより必要とするのが女子という印象で、オリンピックだかで練習がすごくハードと言っていた(だれ?)声が分かるような気がしました。

試合はトヨタ紡織64-65トヨタ自動車で最後まで試合が決まらないシーソーゲームに。
押しつ押されつの展開から、トヨタ紡織はPGの #7都野七海選手のドライブでの連続得点や、Cの#6ディマロ・ジェシカ・ワリエビモ・エレ選手のゴール下でリードをとるも、トヨタ自動車も懸命に粘り、4Q残り9.7秒でトヨタ自動車がSGの #30三浦舞華 選手の値千金のコーナースリーが決まり逆転に成功します。
その後、最後のタイムアウトをとったあとの残りの攻撃をトヨタ紡織は決めきれず、トヨタ自動車が逆転勝ち。


紡織は、決めきれなかったラストオフェンスよりは、簡単にトップからの1on1を トヨタ紡織#10平下結貴選手が突破され、マークが少し浮いていた #6ディマロ・ジェシカ・ワリエビモ・エレ選手がヘルプに寄ってしまい、コーナーを完全に開けてしまったディフェンスの部分に悔いが残るように思いました。

ある程度はミスマッチができたら、保持している選手と受け手の選手との距離を縮めさせてスイッチする、フィジカル面のミスマッチには素早くヘルプでWチームを掛けて出し所を潰すなどの対応を取れますが、1on1を突破されるとこの後のディフェンス全般が後手後手に回ってイージーショットを作りやすくなってしまうので、この点は男子も女子もですが『まずは1on1を守れないといけないよ』という部分だと改めて思います。

京都では、PGの #34澁田怜音選手や、昨季在籍していたSFの #23半澤凌太選手(現:仙台89ERs)がかなり口酸っぱく言われ、ポテンシャルを秘めているものの中々プレータイムを勝ち取れなかった要因でもあるのですが、バスケットボールの基本的な得点の取り方は『相手よりも有利な点を見つけて簡単なシュートで仕留める』のが大前提なので、ボールの回し方やフィジカリティな面は違うものの、根幹の部分は改めて思うところがありました。

オリンピックの記憶だけで申し訳無いのですが、トヨタ紡織は SFの #8東藤なな子 選手が突破力・展開力・シュート力を備えたスラッシャーだったように思うので、彼女が出ていなかったのは大きな痛手(京都でいう岡田不在のような感じなのかな?)なのかもしれません。

おまけ

さてさて、京都ブースターにはなじみがあると思うのですが、Wリーグ2部の三菱電機コアラーズには、京都PG/SG #3水野幹太 選手のお姉さん、SF #30水野妃奈乃選手がおられます。
姉弟愛が微笑ましいですね。

3月2日(日)には、東京の大田区総合体育館で三菱電機vs新潟の試合が行われる予定です。
大田区総合体育館で12:00試合開始、武蔵野の森に移動してA東京vs京都が16:35試合開始と、ハシゴするのに丁度いいくらいの時間と思われるので、試合前やることねーなーって方はアルバルク戦の前にぜひ。

2部1位の三菱電機は自動昇格をかけて、2位の東京羽田と一騎打ち(2部2位は1部7位との入れ替え戦に勝てば昇格)っぽいので、シンプルに面白い展開なんですよね。
ぼくは2日の試合いこうと思います。笑

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