若師壮真のZOOBLOG ヒメウォンバット

若師壮真です!

大好きな動物をたくさんの人たちに広めるため、紹介してます。

今回はヒメウォンバットについて!

ヒメウォンバット(学名: Vombatus ursinus)は、オーストラリア南東部やタスマニアに生息する有袋類で、ウォンバットの一種です。体長は約70~115cm、体重は20~40kg程度で、ずんぐりとした体型と短い四肢が特徴的です。鼻はむき出しで、灰色や灰褐色の粗い毛で覆われています。耳は短く丸みを帯び、視力はあまり良くありませんが、嗅覚が優れています。分類上はコアラに近縁で、木登りはせず地上で生活するため、「地上のコアラ」とも呼ばれます。

主に夜行性で、頑丈な前足と鋭い爪を使って巣穴を掘り、その中で生活します。巣穴は全長3~10m、長いものでは30mに達し、複数の部屋や出入口を持つこともあります。食性は草食性で、草、樹皮、根、キノコなどを主に食べます。また、ヒメウォンバットは立方体の糞をすることで知られています。

繁殖期は特に決まっておらず、妊娠期間は約27~31日で、通常1回の出産で1頭の子を産みます。育児嚢は後方に開いており、これは穴を掘る際に土が入りにくいよう適応したものです。寿命は野生で約5年、飼育下では15~20年とされています。

日本では、大阪府池田市の五月山動物園でヒメウォンバットが飼育されています。同園は国内でウォンバットを飼育する数少ない動物園の一つであり、ヒメウォンバットの生態や保護活動について学ぶことができます。

ヒメウォンバットは、その愛らしい外見と独特の生態で多くの人々に親しまれています。しかし、生息地の減少や交通事故などの脅威にさらされており、保護活動が重要となっています。彼らの生態や行動について理解を深め、保護に協力することが求められています。

以上、若師壮真でした!

いいなと思ったら応援しよう!