若師壮真のZOOBLOG シマリス
若師壮真です!
大好きな動物をたくさんの人たちに広めるため、紹介してます。
今回はシマリスについて!
♪シマリスの基本情報
学名: Tamias(エゾシマリスの場合は Tamias sibiricus)
分類: 齧歯目(げっしもく)、リス科
分布: 北アメリカ(主にアメリカシマリス)、アジア(シベリアや日本の北海道)
体長: 15~25 cm(尾を含む)
体重: 約50~150 g
寿命:
野生では約2~5年
飼育下では6~10年程度
♪特徴
縞模様:
背中に5本の黒と白の縞模様が特徴で、これが名前の由来。
捕食者から身を隠すためのカモフラージュ効果がある。
頬袋(ホッペのポーチ):
頬の内側に大きな袋を持ち、食べ物を詰め込んで運ぶ。
冬眠の準備や日々の食料運搬に利用される。
フサフサの尾:
バランスを取るのに役立つ。
寒さをしのぐため、体に巻き付けることもある。
活発な性格:
素早い動きと高い運動能力を持ち、木登りや地上での移動が得意。
♪生態
食性:
雑食性で、主に次のものを食べる:
種子や木の実(ドングリ、クルミなど)
果物や野菜
昆虫、小動物(幼虫や卵)
秋には冬眠に備え、大量の食べ物を巣穴に蓄える。
活動:
主に昼行性で、朝や夕方に活発に行動。
単独で生活し、縄張り意識が強い。
巣穴:
地中に掘ったトンネルが主な住処。
巣穴には寝室、貯蔵室、トイレの区別があり、非常に清潔好き。
冬眠:
種によっては冬眠を行う(エゾシマリスなど)。
冬眠中は体温を低下させ、蓄えた食料を消費して過ごす。
♪繁殖
繁殖期: 春(4~6月)と秋(8~10月)
妊娠期間: 約30日
子どもの数: 1回の出産で3~8匹
成長:
生まれたばかりの子どもは無毛で目が見えない。
約1か月で毛が生え、巣の外に出られるようになる。
♪天敵と防衛方法
天敵:
フクロウ、タカ、ヘビ、キツネ、野生の猫などが挙げられる。
防衛方法:
高い警戒心を持ち、危険を察知すると素早く巣穴や茂みに隠れる。
高い声で「チーチー」という警戒音を発して仲間に危険を知らせる。
♪分布と種類
エゾシマリス(Tamias sibiricus):
北海道やロシア(シベリア)に生息。
冬眠を行い、秋に多くの食べ物を蓄える。
アメリカシマリス(Tamias striatus):
北アメリカに広く分布。
冬眠をするが、時々目を覚ます「浅い冬眠」が特徴。
♪シマリスの魅力
可愛らしい仕草: 食べ物を頬袋に詰める姿や、巣穴に急いで戻る姿がとても愛らしい。
自然の役割:
種子を運び、発芽を助けるなど、森林の生態系において重要な役割を果たしている。
シマリスはその小さな体と愛らしい動きで多くの人に親しまれている動物です。
以上、若師壮真でした!