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学ばない大人に「勉強しろ!」と言う資格はあるのか?

こんにちは!
東京外語学院の学院長、駒​﨑達也です。

「おまいう」という言葉が数年前に流行りましたね。お前こそやってないくせに、それ言うか?という意味です。まさに今、日本のあらゆる場所で、この「おまいう」状態が蔓延しています。

ある調査によると、日本の大人は世界的に見ても学ばない人が多い。社会人になってから学び直す「リスキリング」を経験した大人は、たったの3割。にもかかわらず、子どもには「勉強しろ!」と声高に叫ぶ。

でも、それって説得力がありますか?


受験を押し付ける大人のコンプレックス

日本では「お受験」が盛んです。道徳的な教育よりも、学歴というブランドを手に入れるための競争。子どもを名門校に入れることで、親自身のステータスを上げたい、そんな大人がどれだけいることでしょう。

でも、子どもに勉強を強いるその大人は、一体どれだけ学んでいるのでしょうか?


学び続ける大人だけが、子どもに本当の影響を与えられる

私は学生時代、成績は良くありませんでした。大学受験も理想通りではなかった。でも今、私は入試や資格試験の問題を作る側になっています。当時のクラスメイトともう一度試験を受けたら、間違いなく私が一番良い成績を取るでしょう。

なぜか?

答えはシンプル。大人になっても学び続けたからです。

学ばない大人は、現状維持ではなく「知的な衰退」を選んでいるに過ぎません。仕事や娯楽に忙しいことを理由にして、学ばないことを正当化しているだけ。そんな言い訳をする大人が、「勉強しろ」と言っても、子どもに響くわけがないのです。


「背中で語る」大人が増えれば、教育は変わる

私が子どもの頃、強く思っていたことがあります。

「お前がやってないくせに、何を偉そうに言ってるんだ?」

大人が学ばずに口だけで「勉強しろ」と言っても、子どもには響きません。でも、学び続ける大人の姿勢を見せれば、子どもは「自分もあんな風になりたい」と自然と思うもの。

あなたは子どもに「勉強しろ!」と言いたいですか?

だったら、まずは自分が学んでください。

学び続ける大人が増えれば、子どもたちの意識も変わる。

それこそが、日本の教育改革の第一歩ではないでしょうか。


最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます! このnoteでは、私自身の経験や言語教育に対する思いを率直に綴っています。

共感していただけたら、「いいね」やコメントで感想をお寄せいただけると嬉しいです。

外国語を学ぶことで広がる新しい世界を、ぜひ一緒に探求していきましょう。

これからもよろしくお願いいたします!

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