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「教育は、知識を与え、個人の能力を伸ばすこと。」というけれど・・・

「学校」と「教育」
小学館 精選版 日本国語大辞典で調べてみた。

学校:一定の設備と方法によって、教師が児童、生徒、学生に継続的に教育を施す所。

教育:知識を与え、個人の能力を伸ばすこと。

「知識」と「能力」か。
僕がイメージするものからすると、欠けているパーツがある。

辞書の定義からすると、どこか、こんな感じがする。
・各教科平均点以上で、指示したことを理解して動ける人づくり。
・研究やスポーツなど、飛び抜けた能力がある人は、世界レベルに持ち上げる。
・これに該当しない人たちは、一般的な意味での「施し」をする。「多様性」は、能力のばらつきでしか考えていない。

次のような疑問が浮かぶ。
・カリキュラムに挙げたものの「能力アップ」が、教育の目的?
・「能力アップ」しないといけないの?
・できない生徒は、「しかたないね」と言われる存在?
・学校には、生徒が意識しないでも「能力アップ」する仕組みを作っておく?

教育をする人の中で「教育」について、

「定義」
「目的」
「生徒の目的意識にアクセスする」
「そのためのシステムや環境づくり」
「継続するための予算」
「これらの結果としての成果と課題の評価システム」など

見直さないといけないですね。

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