関広見まつり日帰り旅行レポ
おはようございます、或いはこんにちは、もしかしたらこんばんは。わかさぎです。
今回は2023年8月20日に開催された「関広見まつり」へ出かけた様子を文章で残してみようと思い、書きました。このような旅行レポートを書くのは初めてですがよろしくお願いします
プロローグ:決意編
元は関牛乳さんの投稿から始まりました。
以前から関裕美ちゃんの担当プロデューサー(そのアイドルへ特に力を入れて応援している人たち)が関広見インターへ足を運んでいる事はぼんやりと知っており、また私の住んでいる場所からも日帰り出来る範囲だった事から一度は行ってみたい場所でした。
つまり今回の祭りは行く理由とするに絶好の機会なのですが、仕事柄日曜日が確実に休みとは限らな……あっ休みだ。
この時私は行く事を決意しました
プロローグ2:選択編
さて、行くと決めたら次は現地へ行く手段とルートの選定です。特に関市は初めて行く土地なので現地周辺の土地勘をリサーチを兼ねて入念に行わなければいけません。
私は基本的に公共交通機関を利用して出かけており、今回もそのつもりでいました。しかしここで『どう考えても日帰りが不可能』と言う唯一にして最大の問題が発覚します。
早くも暗雲が立ち込めてきました。正直関広見の立地を舐めていたと言わざるを得ない状況でしたが、しかしタダでは諦めません
何としてでも日帰り帰宅を実現するため今回は24時間営業のレンタカー店から車を借りる事にしたのです---。あってよかったジャ○ンレンタカー
決行編
1:関所(せきのところ)へ向かおう
そして迎えた8/20当日。レンタカーも借り、途中高速道路にも乗りながら最初の目的地まで凡そ数十キロの道程を運転していきます。
途中鵜飼い大橋付近で道を間違えたり(1敗)しましたが……
着きました、最初の目的地
ファミリーマート関広見インター店です
※ただのコンビニが目的地……?🤔と思ったあなた、その疑問はごもっともですし正しいと思います。しかしこれは狂気の旅路なのでご容赦ください
閑話休題。このコンビニは関広見ICに近いコンビニの一つであると共に、もう一つ特徴があります。
それがこれ、関牛乳さんが製作した「関広見IC応援グッズ」。
牛乳パック型の容器の中にはこれまた牛乳瓶型のカップや関牛乳オリジナルのアクセサリー、そして関広見ICのフォトカードも入っており、関牛乳や関広見のファンならばぜひ手に入れておきたい一品となっています。マストバイ
コンビニで買い物をした後、次なる目的地(と言っても目視出来るほど近い訳ですが)へ向かいました。そう---
東海環状自動車道 関広見インターチェンジです
※ただのインターチェンジが目的地……?🤔と思ったあなた、その疑問はごもっともですし正しいと思います。しかしこれは狂気の旅路なのでご容赦ください
関ちゃんのプロデューサーが関に狂う様をSNS越しに見て以来一度は見に行きたかった場所。正直想定していたよりもずっと遠かったですが、雲一つない青空に聳え立つ「C3-11」の看板を見た時は意外なほど感慨深い気持ちが込み上げていました。
関広見まつりが開催されるキッカケは確かに関ちゃんだったかもしれませんが、更に元を辿れば「関広見ICがこの場所にあったから」ではないか。そう考えると並々ならぬ縁を感じます。
もしかしたらただそこにあるだけで繋がりが生まれる唯一のインターチェンジなのかも……そこまで言っちゃうと飛躍しすぎでしょうか?
ともかく
ありがとう、関広見インターチェンジ---
そう言えば付近にはこんな物もありました
整列された牛乳瓶です。
これが何を意味するかはまた後ほど……
2:早すぎた会場
関広見ICを後にし、早速祭りの会場へ向かいます。車で数分の距離なのですぐ着くはず……と思いきや、ここで「会場の駐車場であろう場所に車が一台も停まっていない」事に気づきました。それどころか関広見まつりの駐車場である事を示す看板も無いではありませんか。
この場合、
『知らない内に入ってはいけない所に入った』或いは『何かを間違えている』のどちらかである事が多いです。
考えながら、ふとレンタカーのインパネに目を向けました。デジタル時計の表示はもう少しで14時30分になろうとしています。祭りの開催時刻は1時間33分後。
もうお分かりでしょうか?
つまり早く着きすぎてしまってまだ看板が無かったのです。いつも余裕を持って行動しているのですが、今回はそれが仇となってしまう結果に……
3:昼ごはんを求めて
さて困りました。と言うのも実はここまで昼ごはんを食べていなかった事に気づいたのです。
当日朝にパックのスシを補給したは良いものの、もうそろそろお腹も空いてくる頃合い。ひとまず駐車場をあとにし、食べ物を求めて関駅の方面まで向かう事にしました。
その道すがら「せきてらす 2.3km」と書かれた看板を発見。
"せきてらす"何と良い響きでしょうか。関を照らす……まるで関ちゃんの輝くおでこを連想させます。根拠はないものの、私の求めている物はきっとここにあるだろう。そう確信した私は一路せきてらすへとハンドルを切りました。
そしてせきてらすに着いた私を待っていたのは食べ物ではなく……刃物でした。輝いてはいた
なんとそこは関市で作られた様々な用途の刃物が展示・販売されている施設だったのです。刃物の街と名高い関市ならではと言えますね。
食事しようと言う目論見こそ外れましたが、着いたからには(お土産を)買わねば無作法と言うもの。束の間色々と見て回り、最終的にダンボール処理に役立つ「ダンボール貫通カッター」とメガネ型の小さなハサミをお買い上げ。とても良い買い物でした
話は多少前後しますが、結局昼ごはんは関広見まつり会場内に出店していたキッチンカーの「関広見カルボナーラー麺」になりました。関牛乳を使ったカルボナーラ風ソースに麺や具材が程よく絡み合いとても美味しかったです
4:まつりがはじまる
せきてらすを後にして再び関広見まつり会場へ向かいます。一時間半前には無かった駐車場の看板表記もしっかりありました。
祭りの開催時刻16時03分ぴったりに会場入りしたところ、その時点でおよそ100〜150人もの人が集まる大盛況。(最終的に300人ほどの来客があったらしいです)その殆どが地元住民の方々で、ホントに今年初開催とは思えないほどの馴染みっぷりには驚きと同時に喜びもありました。
そんな会場内には『無関係の土地に聖地的な何かを感じて集まった謎の集団』が15人ほど……そう、プロデューサー(P)達です。
※夜の聖地巡礼の時には更に増えて50人ほどになっていた気がします
番外:当日の服装について
当日の服装---もっと言えば"どこまでデレマス要素を入れるか"は少し悩みました。
いつものライブであればわざわざ迷う事はないのですが、今回は関ちゃんがキッカケになったといえど地域のお祭り。あからさまに目立つ服装は避けた方が良いとの結論に至り、デレマス要素は執事眼鏡eyemirrorさんから発売された八神マキノモデルの眼鏡をかけるだけに留めました。
(ありがとう執事眼鏡eyemirrorさん。デザインが好きなのでお出かけ用眼鏡として普段使いしてます)……まぁ、それとは別に何かを期待して名刺は持っていったのですが
話は戻って、誰が示し合わせた訳でもなく一箇所に集まったP達。そして自然と始まる……名刺交換。目と目が合えばポケモン勝負するように、目と目が合えば名刺交換するのがプロデューサーと言う者の性です私もカルボナーラー麺と関珈琲を片手に数名の方と名刺交換に興じていました。
始まってほどなくした頃、会場では司会の方による各屋台やお客さんへのインタビューが始まりました。その流れでP達の集まりにもインタビューが入るなんて一幕も、
他に関牛乳アイスの無料配布があるものの、肝心のスプーンを(関牛乳の)社長が忘れると言った微笑ましいハプニングが起きたりしました。
その後私は
『光るおもちゃピックアップガチャ』を引いて当たりを引き当てたり
※通常は星のおもちゃ1個、当たりはペンライトのおもちゃ1個追加の計2個
関広見ICグッズを買ったり
『何故か消費期限が8/17と印字された空の関牛乳パック』を貰ったりして楽しみました
そうしてうだるような暑さの中1時間ほど経った頃、会場近くでは時折雷鳴が聴こえるようになったのもあり私は敷地内にある公民館へ。
公民館の壁や窓には様々な写真が貼ってあったり
切り絵ならぬ「切り海苔」のアートが飾られていました
屋内ではハンドベルや大正琴、木管三重奏による演奏会が開かれていました。演奏者の中には関市議会議員であり関広見まつりの開催に尽力して下さった「村井ふみか」さん(クラリネット)の姿も。
演奏会の後は関牛乳の社長及び協同印刷の社長、そして引き続き市議会議員の村井さん---関広見まつりの開催を企画した方々---によるトークショーがありました。
・関広見ICが終点ではなく通過点となってしまった事
・何故か特定の日に関広見ICに集まって写真を撮ったり関牛乳を買っていく人達がいると気づいた事
・最初は何事かと思ったが、次第に「何か出来ないか」と思いライトアップや関広見IC応援グッズなどが作られるようになった事
・市議会議員として関市長にこの盛り上がりを陳情した事
・関広見缶バッジを作る為に新たな製作機を導入した事
・C3-11(関広見ICの番号)で調べたら赤坂見附のバイクシェアが出てきたので関広見は岐阜の赤坂と言っても過言ではない事
・ギリギリを攻める事
など色々と貴重な話が聞けました。このトークショー以降はライブ配信されていたのでもしかしたら見ていた方がいるかもしれませんね
そんなトークショーも終わり、次に壇上へ現れたのは……恐竜に跨ったテンガロンハットの男。ナンデ?
しかしてその正体は今日一日まつりの司会を務めていた「ナッキー」さん。なんとミュージシャンの方でした
そして始まるご当地ソングのミニライブ、最後は関牛乳の社長が歌唱した「関市のラプソディ」がトリを飾りました。突然「みやこー!」のコールアンドレスポンスを求められても慣れた手つきで応じる謎の集団P達。なんてったっていつもやってる事ですからね。
5:きせきの聖地
祭りの最後を締め括るは『聖地巡礼』。ここまでは地域の祭りでしたが、雰囲気が一気に"奇祭"へと変わります。
関牛乳及び協同印刷の社長とナッキーさんが先導する中、50人ほどの行列を連れ立って歩いた先は……
関広見IC前に現れた「ヒロミ♡」のライトアップ
昼訪れた際に見つけた牛乳瓶はこの為の準備だったのです。このライトアップ自体は数年前から行われており、『せきひろみを応援する試み』としては1番手だったと記憶しています。これを見る為に夜中まで滞在していたと言っても過言ではありません。(19:39撮影)
そしてもう一つの聖地が
関広見ICの前にある関-163制御盤です
※ただの制御盤が目的地……?🤔と思ったあなた、その疑問はごもっともですし正しいと思います。しかしこれは狂気の旅路なのでご容赦ください
この制御盤、163が「ひろみ」と読める事から聖地化した経緯があるとの事ですが
『関163(ひろみ)のナンバーを持つ制御盤が偶然関広見ICの目の前に設置され、それが偶然関広見ICに目をつけた関ちゃんPに見つかった』と思うとなんとなく奇跡的な物に思えませんか?思えますよね?そう、思えるんです
これを見て写真を撮りながら、ふと「何でもない物に何かを見出して祀るというのは、例えば"由緒正しき謂れのある岩"みたいな物と同じなのかも」と考えたりしていました。岩か制御盤かの違いなだけで、その本質は案外似てたりするのかもしれませんねまぁ、それはそれとして……夜中に50人ほど集まってライトアップや制御盤を撮っている光景は何も知らない人が見ればさぞかし不思議に見えたことでしょう。本当に謎の集団だ
6:まつりのあと
夜20時、あらかた撤収作業が進んだ会場に戻って祭りは終わりました。
この後私はレンタカーを返して帰宅するだけ……鵜飼い大橋付近で道を間違えました(2敗)あの辺、入り組んでいて初見に優しくないですね。
終わりに
以上、関広見まつりレポでした。
元は関ちゃんPがただ関広見に行くだけだった奇祭が、関牛乳さんと言うノリとバイタリティのある地元企業に見つかり、そして今や地域住民をも巻き込んだ『本当のお祭り』へとステップアップし……関牛乳さんを始めとした地域の方々の尽力あってこそのお祭りだったと思います。本当にありがとうございます。
恥ずかしながら私も、このお祭りがなければ『いつか行こう』のままだったかもしれません。ですが今となっては「来年の8月はまた暑いだろうな、それでも行くんだろうな。今度は一泊2日にしてみようか」と楽しみになっているのです。
今は来年の関広見まつり開催を願い、この奇妙だけど強固な『きせきの聖地』に想いを馳せつつ……この言葉で締め括ろうと思います
\2024年8月17日は土曜日でーーーす!!!!!/
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