“北陸の最果て”で未発掘スイーツを堪能する【福井県高浜町を発掘!】
前回は福井県の最果てを目指し、高浜町上瀬にたどり着きました。
そこで、そのさらに先っぽにある島みたいな部分に「船で行ってみたい!」となり、後日船を出してもらう予定で再び高浜にやってきたのですが…
この日はあいにくの雨…。
船を出すのは危険との判断で、今回は断念することに。
基本的に冬には船を出さないらしいので、3月頃にリベンジできれば!と思っています。
さて、じゃあどうしよう?と困りましたが、転んでもタダでは起きない発掘調査隊!
「悪天候だからこその発掘をしようじゃないか!」ってことで、思い付いたのがスイーツ巡り♡
運がよければ北陸最西端のお菓子屋さんとかも見つかっちゃうかも⁉
高浜町のスイーツ巡りの旅、ぜひご覧ください!
地元の人が通う人気の和菓子店【御菓子処うめざき】
まずはサポートメンバー・山本さんの職場である『高浜まちづくりネットワーク』の近くにある『御菓子処うめざき』さんに行ってみます!
高浜町には有名なお菓子屋さんがいくつかあるそうですが、なかでも地元の人に人気があるのがここなんだそうです!
優しい笑顔で迎えてくれたのは、店主の梅崎 稔さん。
昭和10年から続くこのお店のオススメは『明鏡』という、白餡を柔らかい生地で包んで焼き上げた和菓子です。
高浜町の名勝『明鏡洞』をモチーフとして作られたそうです。
百聞は一食に如かず?ってことで早速いただきます!
パクリっ!
大川隊員のこの笑顔を見れば説明は不要!
大川隊員「あんを包む生地もモチモチしていて美味しい!!」
寺井隊長は、もう1つの人気商品『ふくさ』をチョイス。
こちらはフワフワの生地の中に粒あんが詰まっていて、「お茶請けにピッタリ!」な、程よい甘さのお菓子です!
これらの他にも、全国菓子大博覧会で技術優秀賞を受賞した『でっちようかん』(水ようかん)なども取り揃えています。
アットホームな雰囲気で、地元の人が通うのも納得!
気さくな店主、梅崎さんが笑顔で接客してくれますよ!
おしゃれカフェが好きならここ!【En verve】
次にやってきたのは、「高浜でおしゃれなカフェと言えばココ!」と言われているお店『En verve』さん。
閑静な住宅街にあるパティスリーで、併設されたカフェでケーキとドリンクをゆっくり楽しむことができるお店です。
高浜町には、“ザ・おしゃれカフェ!”みたな場所は少ないそうで、そういうお店を求める若い人や女性は、こぞってこのお店を訪れるんだとか!
お持ち帰りするお客さんも多いみたいですが、今日はカフェスペースでゆっくりさせてもらうことに。
この日はお昼過ぎに訪問したのですが、すでにケーキは完売状態!
まだ残っていた人気メニューのシュークリームとカヌレを頂きました。
サポーターの山本さんもシュークリームがお気に入りで、よくお持ち帰りするそうです。
寺井隊長「ん!このシュークリーム適度な甘さ、いいね!皮はサクサクで中はしっとりな感じ!!これ好き!」
甘過ぎるのはちょっと苦手…って人でも「ここのクリームは好き!」という人が多いそう!
大川隊員「カヌレも美味しい~!外がカリカリでちょっとビターな感じ。中はモチモチしっとりで、フルーティな風味もします!コーヒーに合う~!」
と、まったりしていると店員さんから甘い囁きが…
「ちょうど今チーズタルトが焼き上がったんですけど、いかがですか?」
大川隊員「待ってました!!!」
大川隊員「おいし~!タルトの部分はたまご感が強くフワフワ!柑橘系の風味もあって深みがあります!」
あまりの居心地の良さに寺井隊長もウトウト。
カフェでまったりすることほど贅沢な時間ってないですよね!
北陸の最西端にあるお菓子屋さんは創業100年以上の老舗だった!【御菓子処 大次郎】
雨足も強まり、時間も時間なのでそろそろ最後のお店へ。
やってきたのは、福井県最西端の駅、JR青郷駅近くの『御菓子処 大次郎』さんです。
創業100年以上の老舗なので、高浜では知らない人はいない有名なお菓子屋さんだそうです!
老舗らしい昔ながらのお菓子屋さんかと思いきや、洗練された店内!
「これはデザイナー入っとるな…」と若新プロデューサーがポツリ(笑)
「ここのお菓子の特徴は、高浜のいい水を使っていることです」とおっしゃるのは、4代目店主の髙橋 厚至さん。
髙橋さん「初代は、良い水が湧き出るこの地を選んで創業しました。
ここに自然に湧き出る水は、和菓子作りに欠かせない材料の一つで、それがうちの特徴です」
人気商品は、明治38年の創業当時から作っている『六方焼』というお菓子だそうです。
六面焼くことからこの名前が付いたそうで、お店の奥で一つ一つ手焼きをしています。
お祝い事や法事など、冠婚葬祭の引き出物として購入する方も多いそうです。
購入して車内で頂きました!
大川隊員「餡の舌触りがなめらか、それでいて濃厚!生地の香ばしさは唯一無二!!!」
若新P「やばい!あんが上品!!!柔らかいのに餡の密度が高い!!生地のカリカリも美味しい!」
一同、絶賛の嵐!
そして、六方焼と並んで名物なのが『大次郎餅』!
柔らかく練り上げた餅で、こし餡を包んだお菓子です。
寺井隊長「餅が柔らかくて口の中でとろけていく~!」
小林局長「心地よい弾力!餡の甘みをふわふわとろとろの餅が際立たせてる!」
と、こちらも絶賛の暴風雨!
と、ここで我々が気になっていたことを聞いてみることに…。
寺井隊長「もしかして、このお店って、北陸最西端のお菓子屋ですか?」
髙橋さん「そうだと思います」
最果てのお菓子屋さんきたーーーーー!!!
『「北陸の最果て つるが・若狭」魅力発見事業』という名のもとに活動している我々としては、感慨深いものがあります。
“最果て”って、北陸から見れば端っこなんですが、すぐそこが京都ってことなんですよね。
実際、こちらのお店にも関西からのお客さんがよく来るそうです。
若新P「最果てまで、このあんこ食べにくるだけの価値ある!」と最果ての魅力を発掘できてご満悦!
ちなみに、店主・高橋さんの弟さんは、元プロ野球選手の髙橋 聡文投手だそうです。
大次郎さんでは、六方焼や大次郎餅以外にも、季節に合わせていろいろなお菓子を作っているそうです。
お土産には 丁稚ようかん(水ようかん)をいただきました。
実は水ようかんは福井の文化と言っても過言ではないほどの名物。
そのため福井県民は水ようかんにはうるさいのですが、
「上品な甘みでしつこくない!あんこがサラサラでみずみずしいのに、嶺北の水ようかんより濃厚な感じ!今まで食べた 丁稚ようかんの中でもトップクラスのおいしさ!」とこちらも一同絶賛でございました。
雨が降ってもスイーツがある!
今回は、高浜町の最果て・上瀬で船に乗る予定でしたが、雨だったため急遽予定を変更してスイーツ巡りをすることに!
旅先で突然雨が降ってきちゃって、楽しみにしていたイベントが中止になったり、せっかくの絶景が見れなかったりすることってありますよね。
そんなときは、屋内での遊びや、雨でもできる楽しみを探しましょう!
今回行ったスイーツ巡りは、どこの町でもできる楽しみ方の1つでしょう!
甘いものを食べると、楽しみが無くなったストレスも吹っ飛んじゃいますよ!
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