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わかさの皆さん!“嶺南”に興味を持つ高校生が出現してます【“#わかさはっくつ作戦会議”を行いました】
WAKASA発掘プロジェクトの初年度も終わりが近づいてきたため、先日、サポートメンバーの皆さんとゲスト数名(!)を交え、総勢20人以上で『#わかさはっくつ作戦会議』(オンラインミーティング)を行いました。
来年度の展望についてたっぷり議論したのでご覧ください!
来年度以降は“発信”と“ツアー”を行う予定です!
来年度は、定期的に発掘活動をしていたWAKASA発掘調査隊は一旦解散となりますが、
“#わかさはっくつ”プロジェクトはこれからも続いていきます。
具体的に何をするのか?ですが、
このnoteで各々が自分なりの“#わかさはっくつ”を発信する
今年度の発掘で得たものを活かしてツアーを実施する
大きな柱はこの2つになります。
それぞれの解釈で“#わかさはっくつ”を発信し続けたい
今年度の“#わかさはっくつ”では、「調査隊が現地にアポなしで突撃し、地元の方などにお話を聞きながら、地域の知られざる魅力を発掘」しました。
しかし、来年度以降は“#わかさはっくつ”の解釈を皆さんに委ねたいと思います。
「他にもこんなスポットがあるよ」と紹介したり、
今年度紹介したスポットを別の視点から深堀りしたり、
知事などのリーダーたちとのイベント報告をしたり、
自分たちの活動と絡めて新しい企画や発信をしたり…。
それぞれが思う“#わかさはっくつ”を発信する場として、このnoteを活用し、プロジェクトにかかわる人を増やしたいと思っています。
また、ミーティングでは、以下のような様々なコメントがあがりました。
「田舎では、みんな思っていたけど棚上げして言えてなかったことが、後々になって大問題になったりすることがあるけど、それはよくない。普段言えないネガティブなことだったり、ちょっと物議をかもすような議論も起こるといいと思うけど、日々前向きに声を上げていくことが大事。
場合によっては知事や議員さんがキャッチアップして、話し合ったり改善されていったりするきっかけになるかもしれないですよね」
(企画プロデューサー・若新さん)
「原子力発電に関する議論もあっていいと思います」
(嶺南振興局・小林局長)
「原子力については、世代や職業、実際に原発で働いている方など、立場によって感じていることが全く違いますよね」
(Route27ちゃんねる・上野山さん)
「立場による違い、目線の違いを見せるのもいいかもしれません。役場の目線とかも発信できるかもしれませんね」
(小林局長)
「嶺北から見た嶺南の見え方なども気になります。自分の地域を紹介するだけでなく、自分の地域がどう見られているかも知りたいです」
(小浜市役所・古田さん)
「地域を魅力的にするには、若い人の目線、子どもたちの目線、いろんな目線でいいなと思えるものが必要なので、多様性を持つ人が関わってくれるといいなと思います。
例えば地域おこし協力隊の皆さんは、想いをもって地域で活動している身近な存在なので、彼らの発信も見てみたいです」
(『観光ボランティアガイドつるが』会長・増田さん)
今年度のWAKASA発掘調査隊は20~40代が中心で動いているため、もっと若い人の意見を取り入れたい!と常々思っていたのですが、
来年度以降は今回のミーティングに参加してくれたゲストの皆さんが大きな役割を果たしてくれそうなんです!
未来の嶺南の教育を担う学生さんが“#わかさはっくつ”をより面白くしてくれるかも!
今回のミーティングのゲストとして参加してくれたのは、嶺南にある若狭高校、敦賀高校、嶺北にある武生高校に通う4人の高校生!
将来は嶺南地域で働く教員になりたい!との強い思いを持ち、今年の入試から新設された、福井大学教育学部「嶺南地域枠」に合格した学生さんです。
入学前ですが、現在すでに「嶺南地域枠教育プログラム」を受講中。
そこで嶺南の地域性や教育などを学ぶ中で、
「子どもたちの郷土愛を育て、『将来嶺南地域に貢献したい!』と思ってもらいたい」
「そのために嶺南地域のローカルメディアサイトを作るのはどうか?」
と考え、いろいろ調べてWAKASA発掘プロジェクトに問い合わせてくれたんです!
若狭高校の小林さんは、
「地域の未来のためにも、まず子どもたちに情報を与えることが必要だと思います。嶺南の現状を見える化するサイトを作ってみたいと思い、いろいろ調べる中で“わかさはっくつ”が面白いと思い、興味をもちました」
敦賀高校の遊津さんは、
「五感で感じることで、より理解が深まることもあると思います。
例えば若狭塗箸の体験など、体験することで魅力を感じられるようなことを発信してみたいです」
と、皆さんさまざまな想いを持って参加してくれました。
大人たちからもさまざまな期待の声があがりました。
「嶺南をどう感じているのか、高校生、大学生の素直な目線で書いたものを読んでみたいです」
(敦賀市役所・谷口さん)
「1記事の中で学生と大人の目線での掛け合いを見せるのも面白そうですね」
(上野山さん)
参加者の中で最年長の増田さんは、
「観光を推進していくには“若者”、“よそ者”、“ばか者”が大事とよく言います。
皆さんは若者であり、これから嶺南、嶺北を行き来するよそ者になります。
ばか者というのは、とんでもないことをする人、すごい発想の持ち主といったいい意味でのばか者ですが、そうなれるかどうかはこれからが楽しみですね。
そういったメンバーがいるのはとても楽しいことだと思います。
また、本気で地元のことを考えられる先生が教育に携わることは価値のあることです。
地元を愛し、子どもたちに地域の魅力などを伝えていってほしいと思います」
とエールを送ってくれました。
また、若新さんは、
「来年大学生になるみんながどう嶺南をとらえるかはとても大事だと思います。
noteにはいいことだけじゃなく複雑な思いや葛藤も書いてほしいです。地域で感じたショックなこととか、今後嶺南で実際に住民に関わってみて感じる生々しいこととかも。
地域側も、若い人がどう感じているのか知って受け止め、話し合っていくことが大事になっていくと思います。
僕としては、これから積極的に地域社会というものに関わろうとするみなさんが、たくさん絶望することも楽しみにしています(笑)
うるさい大人もいるし、思い通りにならないこともたくさんあると思うんですけど、それも醍醐味ですから(笑)」
と笑いながら怖いことを言っていました(笑)
嶺南出身で、春からは嶺北で生活することになる学生さんと、
嶺北出身で、嶺南の教員になりたい学生さんがいて、
さまざまな視点で“#わかさはっくつ”を盛り上げてくれそうですよね!
今年度の活動で得たものを活かしてツアーも企画する予定!
来年度以降は、今年度の発掘で得たものを活かして嶺南地域内でのツアーを行う予定です。
どんな人に参加してもらうのかなど、企画は未定ですが、
ガイドは今年度の隊員の一人、フリーランスタレントの大川晴菜さんが務める予定!
「今年度の“#わかさはっくつ”では探検する楽しさをすごく感じたので、ガイドでも活かしていきたいです。
特に、実際に見て聞いて触れて感じて…。五感で楽しめる若狭・嶺南の魅力を伝えられたらいいなと思っています」
とのこと。
企画段階で、サポートメンバーをはじめ、“#わかさはっくつ”に興味のある方にも参加してもらうことがあるかもしれません!
また、ツアーのあり方や物語、企画の途中経過などもこのnoteで発信するかもしれません。
楽しみにしていてください!