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【導入事例】部署の立ち上げ時から伴走。ポータルサイトの安定運営を実現!
今回お話を伺った方|マーケティング本部 Customer Marketing室 室長 河村 雅代さん
課題:ユーザーとのタッチポイント強化(ポータルサイト運営・コミュニティ形成等)
ワカルクが行ったこと:ポータルサイト運営におけるコンテンツ制作サポート
成果:投稿総数216投稿(全体投稿の約60%)を達成、ポータルサイトのアクティブ率向上
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ウイングアーク1st株式会社様
「帳票・文書管理事業」「データエンパワーメント事業」「バーチャルアシスタント、第三者データ提供サービス」の3事業を展開。ソフトウェアとサービスを通じて、企業のデータ活用を支援している。
2023年1月〜ワカルク事務代行サービスを導入。
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1.業務の垣根を超えて、伴走していただける心強さ。
___本日はよろしくお願いします!ウイングアーク1stさんが運営するユーザーコミュニティ「nest」は、今では会員数4,400名、企業数も1,900社以上になっていますよね。そもそもコミュニティを開設された背景はどういったところにあったのでしょうか。
当社は、2016年にはじめてクラウド型のソフトウェア販売を開始しました。該当製品は、売り切りではなくサブスクリプションのビジネスモデルなので、毎年いかに使い続けていただくかが勝負。そこで、ユーザーと接点を作る場の一環として、2020年10月にポータルサイト「nest Membership Portal」を立ち上げました。
___そんな中、ワカルクと契約してくださったのは2023年の1月でしたよね。
そうですね。2022年の夏頃から、ポータルサイト運営に手を貸してくれるような会社がないかと探していました。
___その当時、外注ではなく、「自社で派遣やアルバイトを雇用する」といった選択肢はありませんでしたか?
なかったですね。当時はカスタマーマーケティングの取り組みを始めたばかりだったので、自部署が社内でどのような役割をもって活動していくかがまだ明確になっておらず......。人材投資に対する理解を得られる状況ではなかったんです。
___ワカルクと契約前は他社さんにご依頼されていたと聞きましたが、ワカルクに切り替えた理由はどういうところにありましたか?
前の会社さんにはサイト内での記事投稿を依頼していたのですが、編集内容の確認や修正のラリーが多く、外に出すための準備にかける工数がむしろ増えてしまったんです。私たち自身もサイト運営を手探りで進めていたうえ、他にもいろいろな施策に取り組んでいきたかったので、品質高くアウトプットを出してくれて、最小限のコミュニケーション(業務指示)でもチームとして業務推進できるパートナーを探していました。
___難しい時期だったんですね。ワカルクへの依頼に不安はなかったでしょうか?
ワカルクさんとはたまたまあるイベントでお会いしました。既にワカルクさんと取引のある会社の代表の方にご紹介いただいたのですが、その場で「どんな業務を依頼できるのか」などいろいろなお話を聞けたので、不安はなかったですね。むしろ、「そんなにカバー範囲が広いんだ!」と嬉しい驚きがありました。
後は、御社と直接お話した際に、弊社や業務についての理解を深めたいと思ってくださっているスタンスが伝わってきて。業務の一部を切り出して依頼するのではなく、チームとして一緒にお仕事ができそうだと期待感が増しました。
___弊社代表と話していただいた後も、迷いは生まれなかったでしょうか?
そうですね。以前の契約時に不安だったことに対し、「大丈夫ですよ」と言っていただけたので。契約条件についても「この業務に関してはできない」という制限も該当しなかったので、安心してまずは一回お任せしようと思えました。
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2.プロフェッショナルとして向き合ってくれるから、安心感しかありませんでした。
___実際に弊社との業務が始まり、ギャップはありましたか?
ネガティブな点は本当になくて。ポータルサイトのコンテンツは、誰にどういう風に訴求するかを意識して届ける必要があるのですが、その想いがきちんと文章に盛り込まれていたのが素晴らしかったです。ポータルサイトやユーザーさんへのコメントだけでなく、弊社の事業・製品についても深く理解したうえで発信の方法を考えてくださっていると感じました。
実際、ユーザーさんからの反応や開封率が非常に良い状態でキープできているので、御社にサポートいただいたお陰で、読者の方々にもしっかり当社の想いが伝わっていると感じます。
___ありがとうございます!他に、「ワカルクのここがよかった」という部分はありますか?
どの方も真摯に業務に向き合ってくださるところでしょうか。私自身、投稿内容や文章の確認に最後まで追われる立場なのですが、「時間なので確認してください」とどこまでも追いかけてきてくださる(笑)。御社のおかげでスケジュールが徹底できていると思っています。
___追いかけ回しますよね(笑)。心の中ではみんな「いいのかな」「やりすぎかな」と思いながら取り組んでいますが......。
いえ、迷いがないところが素晴らしいと思います。「いいぞいいぞ」と。私も勇気をもらっています(笑)。後は、質問してくださることがすごく的確で。ひと通り調べて、考えたうえでご相談をいただけるので、無駄がない。みなさんプロだなと思います。
___「プロ」という言葉にも色々意味があると思いますが、河村さんの感じている「プロ」について、もう少し詳しく教えてください。
今あるチームの中で、ワカルクさんは自分たちが何をすべきかというのを、指示しなくても業務の中で汲み取って「ここの組織にはここが必要ですよね、だから私たちがここやります」というようにポジショニングを自分たちで提案してくれるところでしょうか。私たちのような、新規性の高い取り組みをしている部署で、かつ人手も十分ではないチームにはそうした自走できるパートナーさんがピッタリでした。
___チームの一員として同じ方向を向けているのも、河村さんが私たちをチームメンバーとして扱ってくださるからこそだと思っています。
そうですね。ワカルクさんには、直接ユーザーさんと触れる業務をお願いしていますので、運営方針や目指す方向性を共有しておくことは非常に大事だと思っています。人事異動、期初のチームの方向性なども定期的にシェアすることは、発注側の責任でもあると考えています。また、当社では、パートナーさんとよりよい関係を築いていくために、年に一度、各部門からその活動に協力してくれた協力会社さんを推薦し表彰する制度を設けています。2023年度は、当本部からワカルクさんを推薦させていただき、見事ワカルクさんが全社の「協力会社賞」を受賞されました。
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3.業務範囲やプロセスまで、結果を追求!とことん一緒に考えます。
___嬉しいです。逆に、ワカルクの改善点はありますか?
御社とのやりとりはリモートが主体になりますが、画面越しだとその人が持っている空気感が読み取りにくい部分があるので、対面の機会があるとさらによいと感じています。あと、無駄がないのはいいことなのですが、一緒に業務に取り組む仲間としては、もう少し遊びがあってもいいかもしれない。
___裏を返すと、そこまで関わってもいいと思ってくださっているくらい、弊社のメンバーが貢献できているのは嬉しいです。ちなみに、ワカルクをおすすめするとしたら、どんなお客様が良いでしょうか?
事業やプロジェクトを立ち上げたばかりで、業務の範囲やプロセスが定まっていない段階のお客様ではないでしょうか。御社の強みは、「この組織・チームの中で何をなすべきか」と全員が考え、伴走できるところだと思っています。たとえタスクが乱立している状態であっても、みなさん一人ひとりが必要な業務を整理しながらプロジェクトを推進してくれるので、安心してお任せできると思いますよ。
___河村さんをはじめ、Customer Marketing室の皆さまには、ワカルクメンバー自身育てていただいていると思っているので、引き続きご指導お願いします。
実は今、ポータルサイトの価値をより上げるべく、モニタリング指標を立てているところなんです。その一部をモニタリングしていただき、「こういう記事が必要なのではないか?」「この数値が下がっているので、改善した方が良いのではないか?」という部分まで関わってもらえるとすごく嬉しいですね。
___ぜひワカルクとしてどういった取り組みができるか、一緒に考えさせてください。本日はありがとうございました!