そもそも株って何?どういう仕組み?めちゃくちゃざっくり解説
みなさん株式投資についてどのようなイメージを持たれているでしょうか?
「儲かる」「お金持ちがやってる」「ギャンブルなんじゃないの?」「素人は負ける」といったような感じでしょうか。
ところで、そもそも株とは何か?と聞かれたらあなたは答えられますか?
意外とどういう仕組みで動いているのか分からない方も多いと思います。
ですので今回は株とは何なのか?どういう仕組みで成り立っているのかをめちゃくちゃざっくり説明しようと思います。めちゃくちゃざっくりなので厳密には間違っている所も多々ありますが、そこはご了承いただければと思います。あなたがこれから株式投資を始めようと思っていらっしゃるなら必見です!
株はどうやって誕生したのか?
まずは株が歴史的にどのように誕生したのか見ていきましょう。
時は大航海時代、ヨーロッパでは海外進出が流行っていました。なぜなら、海外から資源を持ち帰ると利益が出るからです。
しかし、海外進出は簡単なことではありませんでした。海外進出をするには船や燃料、従業員など大きなコストがかかります。さらに航海の途中で船が沈没したり海賊に襲われたりする可能性があり、リスクが大きいです。
ですので、富豪でない限りなかなか個人での海外進出は厳しいものでした。
そう、「個人では」厳しいのです。つまり、大人数でお金をちょっとずる出し合えば一人一人は大きなお金は必要なくなりますし、リスクをすべて一人で背負う必要もなくなります。また、成功した場合の利益の分配は出資した額に比例するような仕組みになりました。つまり、より大きい額を最初に出資した人はその分得られるリターンも大きいということです。その代わり船が沈没するなどで失敗した場合は利益はもちろん0なので出資した分だけ損します。実はこれが株の始まりであり、現在も基本はこの仕組みで成り立っています。
株の仕組み
もう少し詳しく株について見ていきましょう。
まず、会社を「自動で新たにお金を生み出してくれるマネーマシン付きの貯金箱」だと思ってください。ちょっとわかりにくいですが、会社をお金という視点から捉えると、だいだいこのようになります。そして、この貯金箱の中のお金の持ち主を株主といいます。ちなみに株主は1人ではなく沢山いる場合が多いです。沢山いる場合、もともとの出資額により貯金箱の持ち分の比率が変わります。さっき話したやつですね。
ではどうやったら株主になれるのでしょうか。答えを言うと、株を買えば株主になれます。つまり、株を買うということは貯金箱の中のお金の持ち主になることだったのです。また、株主を辞めたくなったら株を他の人に売ればOKです。
株主は貯金箱の中のお金の持ち主なので、そのお金の使い道について意見を言う権利があります。また、株主の意見を聞いて実際に会社を経営する人を経営者といいます。
どうして株で儲けられるの?
株で儲ける方法は2種類あります。
1つ目は新たに生み出したお金の一部をもらう方法です。株主が貯金箱の中のお金の持ち主なのだから当たり前っちゃ当たり前の方法ですね。ちなみに株主は新たに生み出したお金を全額もらうことはなく、一部は会社を成長させるための投資に回したりします。そっちの方が後々リターンが大きくなるからという理由ですね。
2つ目は株の値段の差額で儲ける方法です。先ほど株は売買できることを説明しました。ですので、株には値段がついています。株の値段は会社によって様々です。なぜなら、会社によって新たにお金を生み出す力はバラバラだからです。また、同じ会社でも時期によって新たにお金を生み出す力に違いが出るので、株の値段が動きます。ということは、株が安い時に買って、高くなったときに売れば、その差額は儲けになりますね。
終わりに
株の仕組みについて理解していただけたでしょうか。
これから株を始めようと思っている方や投資初心者の方々のお役に立てたならとても光栄です!ここまで読んでくださりありがとうございました!
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