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そもそも人工知能ってなに?(1)

「人工知能」って言葉はよく聞くけど...

人工知能(AI)は最近ではスマホやテレビ、車などの
身の回りのあらゆる製品に利用されている技術です。
スマホで言えば、Siriなんかは人工知能です。

ところで、「人工知能って何ぞや?」と聞かれたとき
だいたいのイメージは分かるけど
はっきりと言葉で説明できる人はどのくらいいるのでしょうか。
これだけあちこちで飛び交っている言葉なのに
あまりよくわからないで人工知能について
話している方も多いかと思います。

ですので、今回はそもそも「人工知能」って何なのか?
について勉強しましょう!

人工知能のイメージ

人工知能と聞くと何を思い浮かべますか?

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ドラえもんは間違いなく人工知能ですね。

他にも、囲碁や将棋をするAIなども有名ですね。

詳しい方でしたら

画像認識技術:何の画像なのかを認識させる技術
音声認識技術:音声から言葉を認識させる技術
自然言語処理:言葉を理解(?)させる技術

などを思い浮かべたかもしれません。
もっと技術的なことに興味のある方は

機械学習:コンピュータが特徴などを勝手に学習してくれる
深層学習:多層のニューラルネットワークを使った機械学習方法

などを思い浮かべたでしょうか。

カーナビは人工知能?

カーナビは車についている、目的地まで案内してくれる優れものです。
「カーナビは人工知能?」というタイトルにしましたが、
一般的にカーナビは人工知能とは言われませんよね。
カーナビは人工知能というより便利なシステムという風に
認識している方が多いかと思います。

しかし、カーナビシステムが「人工知能だ!」と
もてはやされていた時代がありました。

それは1950年代です。
実はこのとき、人工知能が流行っていました

人工知能が流行っていた時期は今まで3回あったといわれていて
1950年代に第1次人工知能ブーム
1980年代に第2次人工知能ブーム
2010年代に第3次人工知能ブーム
となっています。

実は、先ほど触れた画像認識深層学習などのワードは
第3次人工知能ブームで流行った言葉なのです!
みなさんが人工知能だと感じるものはほぼ第3次ブームのものだと
思ってもらっても構いません。

話を戻しますが、
カーナビシステムが流行ったのが第1次人工知能ブームのときなのです。
もちろん、このときにはカーナビは存在していなかったので
カーナビシステムという言葉ではなく
探索というワードが流行っていました。

探索というのは
「目的地までいかに近道できるか?」
という問題を自動で解く技術です。
カーナビを作るための基礎技術のことですね。

この探索というのが当時は画期的で
あたかもコンピュータが自分で経路を考えているように
当時の人は感じたのかもしれません。

しかし、現代では技術の進歩などにより
カーナビを人工知能だとは感じませんよね(笑)

このように、
昔は人工知能だともてはやされたものが
時代が進むにつれ、ただの便利なシステムに成り下がってしまう
ことが多々あります。

今流行の画像認識、音声認識なども
ドラえもんみたいなロボットが登場してしまえば
ただの便利なシステム扱いになるのは容易に想像できますね。


少し長くなるので、この記事は一旦ここで切らせていただきます。
間もなく公開しますのでしばらくお待ちください。
(追記) 続きはこちらです。


質問や要望などがあれば是非コメント欄にてお聞かせください!

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