主審が主役になってはいけない。
昨日のJリーグで多摩川を挟んだ多摩川クラシコが行われました。
FC東京VS川崎フロンターレのカードでした。
Jリーグ30周年記念ということもあり会場も国立競技場で行われました。
試合は2-1でFC東京が勝利しました。
川崎ファンの僕は敗戦には残念で、結果自体は受け入れますが、試合内容自体はスッキリしません。
なぜならこの試合の主審は、明らかにジャッジの基準がバラバラで、ちょっとした接触で笛がなるのでイライラしました。
また、東京寄りの判定が多く、まるで12人いるんじゃないかと思ってしまうくらいでした。
僕はJリーグを観始めてかれこれ15年以上観ています。
そのなかで戦術や選手の質が上がってきていると思います。
それが物語るように、昨日の試合も球際の激しさも増していてどんどん魅力が高まっています。
そうしたなかで、微妙なところで試合を止めてしまうのがすごくモヤモヤしてしまい、審判の技術が試合レベルに追い付いてないように思えました。
またVARの使い方もまだ曖昧なところがあります。
VARとは簡単にいうとビデオ判定で、微妙な判定や警告の対象となるプレーなのかや、主審が判断付きづらいときに出るものです。
そのVARを利用するタイミングとかもこのタイミング?というのが多過ぎます。
もちろん、主審は人間なのでどうしてもミスは起こりますし、そのミスを防ぐあるいは主審を補助する役割がVARシステムだと思います。
でも過度に何度も発動するのはやっぱり観ている側やプレーする側もモヤモヤするでしょう。
だからテニスやプロ野球みたいに監督とかがリクエストするような制度だったりチームで回数を制限したりすればいいのになと思います。
審判が主役なっちゃいけないんです。
選手が主役なんです。
昨日の試合をみて感じたのは、初めてサッカー観た人がどう感じたのかな?って思いました。
ただでさえ、日本サッカーがテレビから消えるかもしれないと言われている。
それを少しでも取り戻そうと、新規のお客さんを取り込もうとクラブや選手、サポーター団体が少しでも興味を持つように発信したりしているのに…
そういう人たちのことを思うとちょっと悲しくなりました。
これでいいのか?Jリーグ!
もちろん判定などに寄って両チーム選手、サポーターも含め納得できないこともあると思う。
全員は納得することは難しくても、理解はできる。
こういう判定を下せるようにすれば努力することじゃないのか。
主役は誰なのか?Jリーグの魅力はどこにあるのか?30年経った今、もう一度考えるべきである。