母子留学日記:44歳おばちゃんアメリカで大学院生になったってよ
いよいよ大学院デビューの日が来た!
今度こそ授業初日
そして苦手な数学の授業
とりあえず計算機と鉛筆とボールペンと・・・
緊張はしていたけれど
まあ、なんとかなるやろ
そう思うしかなかった
自分の車が手に入ったものの
学校のそばに長時間車を停められる場所が分からなかったので
初めて地下鉄を利用して登校
こちら改札口(ほぼ無人)
実は自分が高校時代には
治安が悪いので
絶対に地下鉄は乗らないこと!と親から言われていたし
正直めっちゃ怖かった
でも別に毎日死者が出ているわけでも無いので
何か事件に巻き込まれる確率は低いだろうと
実際に数ヶ月前?地下鉄内で銃殺された事件があったけれど
そんな事は滅多にないはずと腹をくくる
学校のある駅の様子
とにかく駅からは徒歩2分くらいと近い
それでも不安な場合は
学校のスタッフが付き添いますとか入学書類に書いてあって
ほんまこわっ!!チャレンジャーすぎやろ!
一度手違いでテストを受けに来ていたので
駅から学校までは見覚えがある
(でもこの時は友達まではできなかったぁ〜)
まずは一番前の席に座る
しかも先生の目の前
やる気満々なおばちゃんやん!?!
って実際のところは
英語が聞き取れないと困るし
ホワイトボード見えないと困るし
アピールもせんとあかんし
って言う理由
すでに奥に座っていた女性は
ネパールから来た一つ上の学年の生徒
通路を挟んで私の隣に座ったのが
タイ人の女子学生
後ろに座った韓国人女性とモンゴル人女性
残りは半分以上インド人とタイ人だった
教授は優しそうなロシア人
スタンフォード大学卒業で見るからに賢そう
代数とか久しぶりに見て脳がバクバク
とにかく授業中は必死でノートをとる
何が一番辛いって
一つの授業時間が約150分!!!!
150分ですよ!!!
途中15分休憩あるとは言っても
朝9時から11時45分まで
長いよ・・・
ほんまに集中力欠けそうになるし
こんな長いこと専業主婦時代に座った事ないし
こんな長いこと専業主婦時代にノートとった事ないし
こんな長いこと専業主婦時代に勉強した事ないし
こんな長いこと・・・
て言うか大学時代でもこんな長かった記憶無い
そしてどんどん授業が進む
でもってホワイトボードに書かれた問題を
解ける人?とかっていきなり聞かれたけれど
いやぁ〜アグレッシブで賢いインド人学生がいて
どんどん答えるので焦る焦る
ようやく解けそうな問題が出たので
今しか無い!!!
頑張って手を揚げる!はいはいはい!
参考までに、ここで面白いのが手のあげ方
アメリカでは手をあげないで
いきなり質問するクラスもあるけれど
手をあげる場合は
日本のように肘を伸ばしてパーではない
人差し指、もしくは親指と人差し指を
なんとなくあげるみたいな感じ
ですが思わず日本人型挙手してたくらいの気合い
前に出てみんなの前て答えを導くやつで
明らかに簡単やったので安心
無事に答えを書いて正解やった!
ハァ〜今日の仕事は終わり!
もうええやろ、今日はこれ以上答えんでも
ノートとるので精一杯やし
とりあえず無事に授業は終わって
休憩時間にちょっとだけ話をした
ネパール人、タイ人、韓国人、モンゴル人の
女の子達と連絡先を交換した!
一応MBAなので
みんな就職して2年以上が条件だし
大学卒業してないとあかんので
10代の学生はいないけれど
おそらくアラサーくらいだけれど
皆女の子よ!おばちゃんから見たら!
とにかく皆無事卒業できるか不安だし
やっぱり一緒に学ぶ仲間を探しているみたいだったし
44歳のおばちゃんにもとっても優しくしてくれた
嬉しい!初めて友達ができたぞ!
なんとか数学の授業は
乗り越えられそうな気がしてきた!
教訓:何事も挑戦や!怖がっていては前に進まへん