今度はRemoのCEO出演イベントへ
前回CTOとのイベントに参加して、Remoの可能性を感じ、早速フリートライアルをしてみる事に。せっかく無料期間だし、勿体無いので、イベントをホストしてみる事になった。
前々から開催したいと考えていたEdcamp。これは『教育』を共通のテーマとし、参加者全員でディスカッションをしたりするもの。多様な視点で新しい学びのカタチを考える場でもあり、いくつものセッションを同時に開催しながら、各セッションのテーマを参加者自らが提案して実施する参加者主体型イベント。コロナで開催出来ない・・・と思っていた矢先だったのでRemoにて開催する事にした。
そんな矢先、今度はCEOとのセミナーがあると言うので早速参加させて頂くことになった。CEOのHo Yin CheungはUCサンディエゴ・バイオエンジニアリング出身のシリアルアントレプレナー。そして今回が4回目の起業。
なんとシリコンバレーでも有名な(合格も卒業もかなり難しい)アクセラプログラム、Founder Instituteのメンターもしている。
本日参加させて頂いたイベントは、約100名登録で満席。どれだけ注目されているのかがわかる。
CTOに同じく、柔らかな物腰のCEO。なんとなく社風もリラックスしている雰囲気だ。実際に彼のオフィスらしきところからの中継だったが、オープンな空気がそれとなく流れていた。
まずはHo Yinの挨拶から。以下要約。
現在利用者がどんどん増えており、全体の三割が日本であるという状況から、日本の市場知りたい、生の声を知りたいとの思いでこの様な会を企画した。
この一ヶ月で予想以上に伸びている日本の利用者。4月まで従業員は10名だったが、今も12名で対応しているので、新規採用もしている。ぜひ奮って応募して欲しい。(RemoのCTO登壇イベントに参加してみたに記載)日本向けの営業や、使い勝手、サポートなど準備をしている。なぜ皆さんこの会に来ているのか?今回初めて利用する参加者もいると思うが、皆さんの意見を知りたい。
特に日本のマーケットは諸外国と違うし、ビジネスにおける文化なども違う。日本の市場を知るためにも、今回の様な会を実施している。現在英語のみでのバーチャルツアーは実施しているが、今後日本語でも実施予定。日本の市場はとても重要であり、現在は全ユーザーの40%が日本である。これからどの様に日本に向けてサービスを提供できるか、準備している内容についてもシェアしたい。
2020年Q2では、日本での市場拡大を目指してUI・UXをさらに充実させる。チャットサポートで日本語で出来る様にしたいし、カスタマー体験を向上させる予定。法人営業などやデモを見せるる担当者もいるが、現在とても忙しく手が回らない状態。なのでQ3ではもっと足りない部分を加速させてく予定だ。
ロードマップ
2020年Q2は
*カスタマイズマップを作る事が出来る様になった。自分でレイアウトを考えてデザイナーに依頼できる(現在有料)
*現在テーブルに6人までしか着席出来ないが、12人までいける様にする
*バナーをつけたりもできる予定。スポンサバナーもつけれられる
*机のデザインも好きにできる
*Googleクロムで翻訳も入れる予定
*イベントに入ってきても、いきなり着席ではなく、会議室やイベント会場の前などにロビーも作る予定
*アドミンや司会者が、いろんなテーブルに行ける様になった(テーブルマックスの満席でも)
*UI・UXの向上。もっとインターフェースも改善する
Q3
*Googleクロムではなく、アプリで日本語に翻訳できる様にする
*テーブルデザインをデザイナーではなく、ホスト側が自分でデザイン可能に
以下サンプルで見せてくれたイベント会場。色々あって楽しい。今回のセミナーも、既存のセッティングだったものの、オブザーバールームや、企業ブース、インフォメーションなども作られていて参考になった。
かなり奇抜なデザインもあり
こんな風にシェアオフィスとしても利用可能
それからテーブルごとに回って質問にも答える時間になった。
Q:携帯での利用は可能か?
A:iPhone, Androidでも可能。Safariではちょっと問題ありクロムが一番いい。今年の下旬にはアプリにする予定だが、現在ではデスクトップでの開発を優先している。
Q:セキュリティーに関しては?
A:セキュリティー面は、プライベートイベントに出来るので問題ない。登録したメール招待できるので、メアドが違えば届かない。メールとURLの両方でイベント招待。次のQ2の終わりには、独自のセキュリティー分析システムを入れる予定。
Q:ZoomやGoogle meetなどに比べてRemoはどうか?
A:Googleはリンクをシェアするだけなのでセキュリティーには問題あるかもしれない。zoomは現在パスワードもある。現在はほぼzoomセキュリティーレベルと同じだし、今後はそれ以上にする。
Q:BGMを流せますか?
A:できるけれど難しい。自分でできる様になるにはまだ難しい。現状では2つのPCを使ってマイクから音を拾うなどの工夫が必要。(Remoではなく配信側の設定でPresentation中にBGMを書けることは可能)
Q:ユーザー属性は?
A:ビジネスが多い。マーケティング、セールスイベントが主。リクルート、ネットワーキング、ワークショップなども多い。
Q:タブレットでの利用は?
A:携帯同様、ブラウザーでは動くけども、最適ではない。アプリではないので。デスクトップが最適。
Q:なぜデスクトップにフォーカスするのか?
A:開発が簡単。変更できやすい。アプリするにはもっと開発資金も必要になるので。
ひとしきり質問タイムも終わり、各テーブルを回って参加者と話す事になった。せっかくなので直接質問する事に。
CEOへの質問
やはり今後の活動で一番心配なのはセキュリティー。子供や学生が利用する可能性があると、親御さんが心配する。どれほどセキュリティー面がしっかりしているか?親御さんが納得行く説明を出来る様にしておきたいのでと質問した。
彼の回答としては、イベント自体をプライベートイベントに出来るという事。そしてクリアなセキュリティーシステムを利用していると。そもそもイベントをプライベートにすると、招待されないと入れない仕組みであり、メールアドレスが一致しないと入れない。個人情報はタイトなセキュリティー機能を持ったサーバーを利用しているし、参加者からは、メールアドレスと名前以外に必要な情報は取らないので問題はない。もちろんLinkedinに繋いだ場合はその情報のみが取り込まれる。なので個人情報が漏洩するという危険は考えられないと。
逆に、ネットワーキングがどれ程重要になるか?について聞かれ、個人的な活動としては、かなり重要になると伝えた。日本の学生と海外の学生とを繋げたいので、イベント、ワークショップ、ネットワーキング等々用途は広がるとも。彼はVCアクセラとも一緒に仕事しており、彼らもコミュニティー作りを大切にしていると話してくれた。また、ショピングモールとして利用する人もいるし、用途は様々だと。
今回このセミナーでは、Remo利用の可能性を感じた参加者ばかりだった様で、具体的な利用方法などについても積極的にCEOに説明していた。彼もそれを知りたかった様だし、非常に良い機会になったと。
今後自分で会場デザイン出来る様になったり、ロビーがついたり、テーブルに座る人数も増えたりと、個人的にもいろんな用途が思いついてワクワクする。まだシードステージだとの事だけれど、非常に有望なサービスだと再確認した。
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