母子留学:英語力ほぼゼロの息子、初めてのお使い
実はアメリカに引っ越してからしばらくして
夕飯の用意をしていた時に足りないものがあった
今から手を止めて買いに行ってもいいけれど
息子が暇そうに横に寝っ転がっている
ね〜買い物してきて欲しいねんけど
アメリカにしては珍しく
アパートの隣の徒歩圏内に大型スーパーがあって
殆どのものが揃っている
確かオムライスに入れる
ピーマンが足りなかった
え〜やだ
そう答えるかもしれないと予想していたけれど
あっさり
いいよ
と・・・
流石に暇すぎるからかもしれない
確かアメリカに来てすぐの時
お使いをお願いしようと思ったら
断った息子
英語わかんないし
そう言われて
あ〜隣のスーパーすら行ってくれないなんて
これから先どうしよ・・・(めちゃ不便やん)
という出来事があったばかりだった
なのに今回
あまりにもあっさり行くと行った息子に
逆に心配になったのはオカン
店内で何かお探しですか?って聞かれたら?
レジで袋は必要ですか?って聞かれたら?
キャッシュかクレジットカードか?って聞かれたら?
お探しの物は見つかりましたか?と聞かれたら?
下手したら
今日はどんな日だった?とか
これ使って何作るの?とか
世間話してきたらどうするんやろ?
まずは・・・と一通りの対応を
シュミレーションして説明しようとしたら
初めてのお使いじゃないんだから
と笑われた
とりあえずよく分からないけれど
そして英語力がいきなりアップした訳ちゃうけど
お使いに行くと言ってくれた
凄いんだか、鈍いんだか
はたまた成長したのか?
お使いといえば
日本では小学生が一人でお使いに行く姿を見るし
私立に通う子供は
一人で遠くの学校まで通う場合もあるし
塾やお稽古があって
夜子供だけで帰宅する子もいる
これってカリフォルニアでは信じられない
ちなみにカリフォルニアでは
13歳未満の子供を一人にしてはいけない
13歳未満の子供たちを家で留守番させてもいけない
車の中に置き去って買い物するなどもっての外
警察沙汰になる訳で
なので子供が一人で歩いてお使いに行っている姿を
見ることはないのです
常に18歳以上の誰かが一緒
小学生までは、日本でいう所の幼稚園みたいな
当時息子は14歳だったけれど
日本人は若く見える
なので警察とかに迷子と間違われないかな?
とか
呼び止められたらどうしよう?
とか
そう言う心配があった訳です
色々考えていたら
無事ちゃんとピーマンを買って帰ってきて
本人もまんざらでもない様子
こうして初めてのお使いは
問題なく終わりましたとさ
教訓:習うより慣れろ