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ソロモンの鍵
どんなゲーム?
1986年ファミコン向けにテクモ(現コーエーテクモゲームス)から発売されたアクションパズルゲーム。
地下星座宮に『ソロモンの鍵』で封印されていたはずの悪魔たちが飛び出してきた。魔法使いのダーナは妖精王の命を受け、星座宮に踏み込む。
ゲームの流れは簡単。部屋に落ちている鍵を拾うと扉が開くので、扉をくぐって次のステージへと進む。
画面固定型で、1ステージはそんなに広くはない。全部で50ステージほど。
上ボタンを押せば1ブロック分ジャンプができるので、敵を回避できるが接触すると1ミスとなる。
また、ライフ(普通のゲームでいうところのタイム)がゼロになても1ミスだ。
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換石の術
主人公のダーナが初めから持っている能力が換石の術である。
なにもないところに、ステッキの先から1ブロック分の石を作り出すというもの。
自分の周囲、真下と真上以外の場所に石を置くことができ、足場の端っこに立っていればすぐ隣ではなく、1つぶん先のところにも石を作ることができる。
また、自分が作り出した石や茶色い石を壊すことも可能だ。
そうやって足場の階段を作ったり、石で囲って敵を閉じこめておいたり、使い方は多様。
下からジャンプして叩いても石を壊すことができ、壊した石の上にいた敵を落として退治することができる。
火球の術
壺を取ると火球の術が1回使える。初期の段階では3回までストックできて、巻物を取れば最大8回分保有できる。
火球の術は杖からファイアーボールを生み出す。地面を転がるだけでなく、壁も伝って登っていく強力な術だ。
敵に当たると退治できるので、狭い空間で敵に追い込まれたときに助かる。
結構敵の動きがシビア。
カミーラの鏡からは次々と敵が飛び出てくるので、もたもたとしてられない。
一次停止ボタンを押してじっくり攻略法を考えようにも、画面がブラックアウトしてステージが伏せられるので、タイムがすり減る中、何度もトライしていくしかない。
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だけどNintendo Switch版ならチート機能(笑)が充実しているので、ZLとZRボタンを同時に押してゲームを中断させると、その画面のままじっくり考えられる。
アイテムを探せ
ライラックの鐘をとると扉からフェアリーが出てくる。フェアリーを10人とれば1upとなる。
そのほかにも色んなアイテムがあるが、初めから見えているアイテムばかりではない。
石を壊したときにアイテムが出現したり、敵をやっつけたときはランダムで出現。
先のステージにワープする羽、敵が妖精に変わるマイティボンジャックのパネルなんてのもある。
アイテムに換石の術をかけてみるとあら不思議。他のアイテムに変わる宝石もある。
マルチエンディング
このゲームの目的は、封印が解けて出てきたた悪霊を再び閉じこめることである。
「ソロモンの鍵」とは実は魔法の書だ。
「時の呪文」と「空間の呪文」を記したページが破り取られてしまったために、封印が解けてしまったのだ。
これらを見つけ出せるかどうかでエンディングも異なる。
実は十二星座宮以外にも時の呪文の部屋と空間の呪文の部屋という隠し部屋がある。
そこへ行くためにはそれまでに「ソロモンの封印」という星マークを取得しておく必要があるのだ。
また、この星座宮のどこかにリヒタ王女が幽閉されている。彼女も救い出さねばならない。
ひたすらに扉をくぐっていくだけでは、真のエンディングには到達しないという難しさ。
パズル要素よりアクションが強め。次々と敵が沸いてくるし、ぐるぐる画面を回っている敵もいるのであっというまに追い詰められる。
通常ならたぶんムリだが、Switch版なら容易にやり直しできる。自分にもゴールが目指せる難易度まで下がるので、つい熱中してしまった。
関係ないんだけど。
任天堂のホームページで当時の取扱説明書がPDFで見られるのだが、このソフトと「マイティボンジャック」と11月に発売されるソフト(たぶんスーパースターフォースのこと)のパッケージにある『耳』を持っておくといいことがあると書いてある。
なんかプレゼントされたのかな。調べてみてもなんのことかわからないから気になってる。
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