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コロコロカービィ

動きセンサーカートリッジ

オリジナルのゲームボーイカラー版は2000年の発売。
ゲームソフトに世界初の加速度センサーを内蔵している。他のゲームボーイソフトとさほど大きさも重さも変わらない。

カービィ・ゼルダの伝説

本体にカートリッジを差し込み、電源を入れる。そのとき、本体を水平に保った状態にしておく。
これがノーマルポジションとなる。

どういうことかというと、このゲームはカートリッジを差し込んだ本体を前後左右に傾けることによって、プレイキャラを動かすコントラローラーの代わりとなるのだ。
今回のカービィはボールとなってコロコロ転がる。
板の上にボールを乗せて迷路を転がしていくゲームのような感覚。
十字キーは画面の両端がどうなっているか、カメラアングルを移動させるときだけに使用するので、カービィの動きはほとんど本体を動かすことによってコントロールする。

Nintendo Online版も加速度センサーに対応している。
ゲームボーイの本体にはセンサーが内蔵されていなかったのでソフトに組み込んだが、Switch本体やプロコントローラーに内蔵されているので、なにも買い足す必要はない。

ピンボールというよりはアクション

玉を転がして誘導させるだけじゃなく、様々なアクションがある。
まずは跳ね上げ動作。
奥に傾けて転がっているときに素早く本体を手前に起こせば、カービィがピョンとジャンプする。

このあたりは実際の動作感覚と似ている。
本体を傾けている角度や、どれくらいのスピードで本体を傾けたかをセンサーが判定してるのだ。
Switchで、テレビ画面とコントローラーという組み合わせでプレイしているとやりにくいと感じるかもしれない。
そんなときは本体をドックから外して手に持ち、画面をのぞき込むようにプレイしてみるのもいいかも。

ロボットが行く手をはばんでいる

この跳ね上げ動作は画面内のアイテムを変える効果もある。
敵が画面内に4体いれば青い星のかけらにかわり、これを集めれば1upするボーナスがある。
そのほかにも、バンパーやロボットの色が変わって違う効果になったりもする。

コース

コースはレベル1~8まであり、それぞれ4ステージある。
カービィがコロコロと移動すると画面がスクロールするので、1ステージの広さはけっこうある。
ステージから転がり落ちてしまうとアウトだ。
水の上には3秒しか浮いていられず、砂の上は10秒で沈んでしまったり、イカダや雲に飛び乗ってうまく移動させたりと、仕掛けもこっている。
鍵を入手して進む場所もある。

雲に乗って移動するカービィ

コースの小さい穴にはまったときはAボタンでジャンプして出てこられる。
そのほか、A、Bボタンはリフトを動かしたり、床のない点線枠に床を出現させたり、補助的に使用する。

敵と接触したら体力が減ってしまう。
回復アイテムも落ちているのでゼロにならないように。
黄色い星のかけらを50個集めると1upし、各ステージのどこかにあるレッドスターを取っていくことで、達成度がパーセンテージで記され、すべて集めるとスペシャルステージへと行けるようになる。
ブルースターを取得してゴールするとミニゲームができる。

操作感覚が新しく、アクション寄りのゲームにしたところがおもしろい。
画面酔いしてしまうから、適度な休息が必要なのが、たまにきず。

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