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「板チョコがすきなのかがわからない」 ブラックを好んでいたはずの珈琲には 気がつけばミル…
「黄色いくるくるかえる」 雨上がりの公園で黄色い傘をさす子ども 飛び石の水たまりで黄色い…
「消えた林檎」 詩 若葉坂道 テーブルの上には醤油と飲み残しのワインボトル 透明から見える…
「はなさき」 詩 若葉坂道 深い渓谷に転がる硬い雲の上 僕はそこで眠ってしまったようだ 片…
「待っている」 何もしていない僕は 動き出す自分を待っている 待っていることをやっている…
「房葉(ふさば)の影」 少し燻(くす)んだ窓ガラスの右肩に 房葉の影が揺れている 振り子のよ…