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運命だと思ったのにな。②

前回の続き。大学3年生の春の話から。書き方迷走中。今回は話し言葉で書こうかな。いや、わかんない。とりあえず書いてみる。



 大学3年の春。サークルでは私たちメインの代。新歓をはじめ様々な活動がある。忙しいのと期待で充実した日々を送っていた。そんな時に出逢ったのが子犬系男子だった。
 最初はサークル入部希望の2個下のイケメンだなぁって印象。
 偶然、家が横で仲良くなった私たちは頻繁に会うようになった。急に電話がかかってきて学校終わりにラーメンを食べたり、買い物に行ったり、ただただ楽しかった。そして、この男、顔がとにかくいい。そしてやることがことごとく女に刺さる。ついでに年下感も出してくるからお金払っちゃう。そんなこんなありまして、わたしは彼から離れられなくなった。子犬系男子どころじゃない。イケメン年下子犬系チャラ男だ。犬で例えるならなんだろう。柴犬とハスキーのミックス?たとえ難しいな。
 呼ばれたらすぐ行くし、ご飯に行けば金を出す。そして私はサークルの先輩から、都合いい女に進化した。退化とも取れるが進化としておこう。
 こういう男は、自分から離れないとわかると、どんどん扱いが雑になる。気づいたら連絡頻度も減り、全く会ってくれなくなる。でも、家が近すぎる。さらには見かけたりもする。環境も悪く、依存体質の私は先輩から都合のいい女、そしてメンヘラストーカー疑惑女に進化した。
 避けられるし、連絡も返ってこない。サークルにも滅多に来ない。気まずい。色んなところで気まずい。でも、すごーく気が向いたら連絡が来る。嬉しい。喜ぶ。都合よく会いに行く。お金出す。また連絡取れない。病む。を繰り返してた日々だが、一切向こうから連絡が来なくなる日が来る。
 わたしは推しのライブに行き、自宅に帰った2日後。推しがグループを脱退した。そんな時に久々の彼からの連絡が来た。脱退発表で喰らってるわたしはすぐに彼の家に向かった。飲めないお酒を一緒に飲み、そういう流れになった。でもやっぱり、わたしは気分になれなかった。大好きな彼からの誘いだが、10年間推してきた人の脱退を目の前にして、そんなことする気にはなれなかった。ごめん気分じゃないと断ると帰れと吐き捨てられた。ごめんと縋ってみたもののもう手遅れ。はぁ。結局ね。と泣きながら帰った。徒歩3分もかからない家に。

つづく


今日はここまで。新たな男との出逢い。わたしが運命と思った相手はどの男でしょうか。まだ男は出てくるのか。続きは気が向いたら。
お楽しみに。

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