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冷蔵庫使わない生活③

冷蔵庫使わない生活にも慣れた頃、私は体調を崩したのです。
(ちなみに食中毒など食べ物絡みではなく)

近所の病院に行くと、約1週間ほどお薬を服用すれば治る比較的軽い症状のものだったので、処方箋をもらい薬局に行った。

薬剤師さん(女性)はとても丁寧に薬の服用等の説明をしてくれ、そのままお会計を済まそうとした時だった。

「この薬は冷蔵庫での保管となります」

。。。
私は一瞬止まった
私は「今、ちょうど冷蔵庫が壊れていて、、まだ新しいのも来てなくて、、」と言ったと思う。

薬剤師さんも止まっていた。。

そして
薬剤師さん「あ、常温で、、大丈夫かどうか薬剤会社に確認してみます、、あ、でもこの時間はもう閉まってますね、、」

慌てていた、、戸惑っていた。

きっと、彼女は目の前にいる一見普通そうな、何なら見なりもきちんと風な人が、冷蔵庫なし、、
真夏のこの季節に⁈

っと言ったところでしょうか。

私はこれ以上この薬剤師さんを戸惑わせてはならないと思い、テキトーに「あ、でも何とかなりそうです、近所に知り合いもいるし」

って、今思えばますますどうかな、的な発言だったけど、その場をなるべく早く何事もなかったかのように退散したかった。

帰り道

あれは、申し分なく戸惑っていたよなぁ、と薬剤師さんの表情が忘れられなく、これはそろそろ冷蔵庫を何とかしないといけないのかと思ったのですが、直近でまず何とかしなければならない事は、このもらった薬の保管の事だと気づき、簡易的な冷蔵方法を考えながら帰った。

そして

そのまま100均に立ち寄り、発泡スチロールのボックスを買い、スーパーで買い物ついでにレジ横辺りにある”ご自由にどうぞ”の氷🧊を持って家に帰った。
気の利くサービスだと思った。

そんな簡易的な冷蔵庫にてお薬を保管し、次の日も氷🧊を調達する目的でスーパーに行き、何も買わないのは忍びないので、何か買って氷🧊を持って帰った。

これを日に2回×1週間

うん、、なんだか、少し心が痩せて来たかもしれない。。

④へ続く


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