消耗レースの組み立てどうすんねん問題
ごきけんよう〜、2023年5月に入りました。
もう夏の足音が聞こえてます。この先何か楽しみなアクティビティはありますか。私は相変わらずやりたいことたくさんあるのに時間もお金も足りてません(^q^)
うるせぇ知らねぇよなんて声が聞こえてきそうなのでさっさと本題入ります。
主にGT7のレースへ参加するにあたって、よく頭を悩ませるのがタイヤと燃料の消耗。
どちらかの消耗で難しいときもあれば両方きついときもあるし、逆に何も気にせず走れるけどピットインで休まる時間がないとか色々あります。
なので、ここ最近たくさんのレースに参加して感じたことを整理していきたいと思います。
※例のごとくあくまで初心者向けのつもりで書くので知っとるわという方は #気にしないでください
(;っ ◠‿◠ c)
まず始めにタイヤから。(なお、これから書く内容に関しては消耗倍率がだいぶ高い設定の前提でお話させて頂きます)
・なるべくグリップの高いタイヤを長く使う
これを基本にしてピット戦略を組み立てます。
「え?摩耗早いからちょっと走ったらすぐ交換するんじゃないの?」と、思ってた時期が私にもありました。
ただ、タイムで考えるとソフトタイヤで何周かしてもうグリップ落ちてきたなぁ〜と思っても、実際はタイヤが完全に無くなるまではミディアムやハードの一番速いタイム程度で走れてるんです。およそ1秒落ちずつ。
となると、耐久レースと言えどもコース上でタイムを稼げるに越したことはないです。
ただし、タイヤが摩耗してきた時の挙動に耐えられるよう常にグリップの変化を感じながら走りましょう。慣れてくるとだんだんアタリを付けて対応できるようになります。「ちょっとブレーキ手前にしとこ」とか「タイヤ減ってきたからコーナーの立ち上がり気をつけよ」とか。
あと、慣れてる方のコメントでよく「ハード1捨て」という言葉を見かけますが、あれを解読すると「ソフトないしミディアムだけでほぼ周回できるから、タイムの遅いハードタイヤは単なる義務消化」というわけなのです。
さぁ、急に義務なんてワードが出てきましたね。次行きましょう( ˘ω˘)
・装着義務ありの場合はノーピットもあり得る
公式戦のレギュレーションでよくあるパターンですね。使用可能タイヤがハード、ミディアム、ソフトで、義務タイヤがハードといった感じで。
この場合、例えばですけど大抵ノーピットと1ピット両方の戦略がちょうど同じトータルタイムになるように組まれてることが多いです。
おそらく、ドライビングスタイルに幅を持たせる為だと思います。ノーピットで堅実な走りか、1ピットでひたすらスピード勝負か。
この辺りは自分がどっちのタイプなのかすぐには分からないと思うので両方試したり、「うーん性格的にこっち!」みたいな感じであっさり決めちゃってもいいでしょう。w
タイヤについてはこんなところでしょうか。お次は燃料ですね。エンジンマップとかあるけど、どうするの…?
・まずはショートシフトから パワーバンドを確認しよう
早速専門用語多発してますね、噛み砕かねば。
えーと、いきなりですが車というのはエンジンの回転数をメーターで表しています。
(ほとんどの場合)メーターの右らへんに赤いメモリがあります。これがレッドゾーンと言ってその車の一番高いエンジン回転数になっています。
で、基本的にエンジン回転数が上がるほどパワーも上がります。ただし、多くのエネルギーを消費するため当然燃料も早く減ってしまいます。
その状態で耐久レースを戦うと…?ピット回数が増えたり、給油時間が長くなります。
つまり、単純に速く走るだけならレッドゾーンまで目一杯回して高回転域を使えればいいんですがピット作業のことを考えるとあまり得策とは言えません。
そこで見出しに出てきた「ショートシフト」です。
GT7ではガレージを開いたら最初の画面で乗車中の車の大まかなスペックを確認できます。あとブランドセントラルでも見れるか。
そこで、〇〇○PS/○〇〇〇rpmという文字列が出てくると思います。これは、その車の最高出力が左で右の数値がそのパワーがメーターの何千回転で発揮されますよという仕組みです。
これがいわゆるパワーバンドというやつです。
例)300PS/6500rpm
そして、おおよそこの右の数値はレッドゾーンより手前になってることが多いです。
ということはエンジンを目一杯回さなくてもとりあえず最高出力は発揮されてることになるので、耐久レースにおいてはこの数値までメーターが回ったら早めにシフトアップ(これを一言でショートシフトと呼んでます)、という流れが基本になってきます。
そうすることでタイムの落ちを抑えつつ、ピット作業を短くできるというカラクリです。
燃費を考えながら走るときはまずこれを軸にして考えてます。
…大丈夫かなだいぶ説明が小難しくなった気するけど(゚∀゚)
・リフトアンドコーストを駆使しよう
…はいもうなんのこっちゃ。
えーと、リフトは離す。何を?アクセルです。
コースト?惰性です。
もう一度車の基本的な話になっちゃうんですが、アクセルを踏むことでエンジンが回って加速します。要はエネルギー消費に一番直結してる箇所ですね。
これを逆手に取って、コーナーに差し掛かる際普通ならブレーキをぎりぎりまで我慢するためにアクセルは踏みっぱなしですが、わざとコーナー手前でアクセルを離してわずかにエンジンが回ってない時間を作ります。そこから止まれる距離でブレーキを踏み始めます。このときのブレーキングポイントはいつもと同じです。
こういった車を惰性で走らせる時間を少しずつ積み重ねて、なるべく燃料を消費せずに走らせるのも耐久レースを戦う上での技の一つです。
何がいいって相手と同じ作戦で走ってても給油時間を減らせるところ。気がつけばピットアウトで抜けるなんてことも。
そして、当然タイムを詰めるのと走法が異なるのでリフトアンドコーストの感覚も身体に覚えさせないととっちらかります( ᐛ)
・エンジンマップは最後の手段
これね。機能としてある以上使う頻度高そうだけど、意外といじらんことが多いです…w
簡単に言えばエンジンの出力を調整できるもの。基本はマップ1でその車本来のパワーを発揮できる状態です。
そこからマップを上げると消費燃料を抑えてパワーを絞る、という仕組みになってます。
さっきのごちゃごちゃしたテクニックをまとめてやってくれるような機能ではあるんですが、これだと存外にパワーが落ちすぎるのです。
なので、使う場面としては
・ネタレースみたいな消耗倍率
・燃料計算ミスって無理やり保たせる時
くらいです。
ただ、上手い人は相手の後ろに付いたら思いっきり絞ってスリップストリーム等を使って燃料を浮かすなんて手もあります。(ただしマップ戻し忘れに注意)
こんなところです!!
「えっ、つまり耐久レースでどうすればいいの…?」
全部やれ( ᐛ)
てなわけでおつ!
サムネはえふしぃしぃのやつね!がんばりまーす
( ˘ω˘)