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vol.697 これからは文章読解力を鍛えた人が勝つ


#365チャレンジ 【697日目】

秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。

塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。

書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。

ブログが気になるという方、
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1.はじめに

数学のテストで過去最高順位、
学年3位をとった中2の生徒がいました。

数学が苦手な生徒で、
小学生の頃から対策をしてきたのですが、
ここにきてようやく努力が実りました。

「先生テスト返ってきました。」

と自信ありげに見せにきたものですから、
「お、これは点数が良いんだろうな」
と予想できたのですが、
数学のテストはなぜか一番下に…

なぜ不得意科目が一番下に…
と訝しむ塾長でした(笑)

一番上にあったテストは理科…

うん、いつも通りまずまずな点数(笑)

そしてテストを順に見ていくごとに
点数が上がっていくではないですか。

そして最後の数学、
今回のテスト範囲は図形の証明だったので、
平均点も高くない中、
なんと学年3位を取りました〜、とのこと。

その嬉しそうな表情を見れるだけで、
大満足ですね。

この仕事の醍醐味を味わった1日でした。

点数的にはまだまだこれから。

得意なはずの英語も下がっていたし。

来月の実力テストも頑張りましょう。

本日もよろしくお願いします。


2.これからは文章読解力を鍛えた人が勝つ

先日お伝えした新課程共通テストの件、
後から考えれば考えるほど、
情報処理能力が必要になる、と思い、
頭を抱えています。

大問数が増える教科、
試験時間が増える教科、
これらが何を表しているかというと、
問題文が長くなる、
読み解くのに時間がかかる、
こんな傾向に変わると思われます。

センター試験が、共通テストに変わってから、
数ⅠAと英語リーディングは、
とにかく時間との勝負となりました。

英語ネイティブの人が、
英語の共通テストの問題を解いて、
時間内に終わらなかったそうですから、
そのボリュームの多さには驚かされます。

つまり共通テストで高得点を取るためには、
短い時間の中で、
問題文が何について問いているのか把握し、
答えに適切な考えをまとめ、
適する答えを選んでいく能力が必要です。

それが、文章読解力であり、
情報処理能力であり、
要約力だったりします。

今日は文章読解力について、です。

塾に通っている生徒の指導をしていても、
半分くらいの生徒は、
文章をしっかりと読めていない、と感じます。

例えば、数学の文章問題。

文章的には5行程度の内容の問題を
解こうとしているのに、
読んでも何を答えればいいのか
分からないから、
何から手をつけていいのやら分からなくなります。

数学で最初から手が止まっている生徒は
この状態に陥っている可能性がありますね。

国語で文章を音読させて、
音読が終わった後にどんな話だったのか、
聞き直しても、よく分からない、
と、ただ文章を音にして
口から発しているだけの生徒もいます。

こういった子供たちは文章読解力から
見直していかなければいけないでしょう。

よく文章読解力を鍛えるには
「読書をしなさい」なんて言われますが、
そもそも読書が苦手で、できないのに、
読書をしなさい、というのも酷な話。

塾長は、
苦手な読書を無理やりさせるよりも、
親子の会話の中で、
子供の語彙力を増やすことを
大事にしてほしいと考えます。

親子の会話で、
そのまま聞き逃してはいけない言葉があります。

それは、「ヤバい」

例えば子供がこんなふうに言ったとします。

「明日のテスト、ヤバい」

これを丁寧に話すならば、
「授業でわかってないところが
 明日のテストに出題されるから不安だ」
ですよね。

「このアイス、ヤバい」

これも、
「甘さが自分にとってちょうど良くて、
 今まで食べたことのない美味しさ」
かもしれないじゃないですか。

最近の子供たちは、
どんなことでも「ヤバい」で片付けますし、
しかも言葉はニュアンスが相手に
伝えることができてしまいますから、
親子間では気をつけないといけません。

子供から「ヤバい」と聞こえてきたら、
「どうヤバいの?」
と聞き直してみてください。

その会話を繰り返すことで、
子供の語彙力はバリエーションが増え、
読解力も変わってきます。

参考になれば幸いです。


3.今日の名言

キライなことをやれと言われて
やれる能力は
後でかならず生きてきます

イチロー

うん、すごくわかります。

どこでかはわかりませんが、
絶対に生きる場面がやってきます。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「ADHDの子供の特徴」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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ワカマツ塾長
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