vol.562 医学部のお金の話
#365チャレンジ 【562日目】
秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。
2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。
塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。
書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。
ブログが気になるという方、
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1.はじめに
ニュースを見て触れなくてもいいかな、
とも考えたのですが、
時間が経つにつれ無性にモヤモヤし
あり得ない、と思うようになってしまったので
少しだけ触れます。
とある大手塾講師が、
女子児童を盗撮して逮捕されたニュース。
その後、同じ盗撮に関わっていた
元同僚の仲間も現れ、逮捕されていましたね。
同じ仕事をするものとして、本当にあり得ません。
もう言語道断です。
子供が大人を信頼できなくなるような
非人道的な行為は、許せません。
これは塾講師としてだけでなく、
親目線としても、とても腹立たしい。
子供は大人を信頼することしかできません。
信頼したくなくても、
信頼しなければいけないのです。
なぜなら子供だから。
子供の虐待、育児放棄、性犯罪、
ありとあらゆる子供への脅威は
子供の力ではどうすることもできないのです。
だからこそ、子供と関わる立場にいる大人が
誠実な対処をしなければいけない。
そんなこともわからない人が塾講師という、
子供への責任が伴う仕事をしてはいけないのです。
書けば書くほど、イライラしてくるので
この辺にしておきますが、
今回逮捕された二人には、
現行の法律で与えることのできる
最も重い厳罰が処されることを望みます。
気持ちを落ち着けて、
本日もよろしくお願いします。
2.医学部のお金の話
子供がちょっと勉強できると、
「うちの子、優秀だから医学部に入れるかも」
そんな風に考える親は多いかもしれません。
今日はドクターを志す人たちが目指す、
大学医学部のお金の話です。
まずは子供を医学部に合格させたい
全ての親にお伝えします。
まとまったお金を用意しておいてください。
まずは国立大学の医学部について、
医学部は6年間通わなければいけません。
年間の授業料は535,800円ですから、
6がけすると
およそ320万円が必要になります。
公立大学などでは、
少し金額も変わるので注意が必要です。
次に私立大学医学部について。
大学により金額に幅があるので
一様にお話しできないのですが、
平均すると約2,000万円くらいです。
大学によっては4,000万円や5,000万円
といったところもあるので、
なかなか想像するのが難しい世界です。
さらに授業料にプラスして生活費ですので、
もしアパートを借りて一人暮らししながら、
という状態だと、
生活費月額約10万円で計算すれば、
6年間で720万円が必要になります。
ですので、
よほど家庭が裕福でない限りは、
医学部を目指すならば、
国公立大学を第一志望にすることが
現実的な線なのかなと思います。
それでも6年間で1,000万円ですけどね。
ちなみにサラリーマン家庭でも
私立の医学部を狙うことは可能か、
ということについては、
奨学金を利用すれば不可能ではありません。
私立大学医学部の奨学金を借りる場合、
月額16万円まで借りることができ、
6年総額で最大1,152万円借りることができます。
例えば慶應義塾大学医学部は、
6年間で約2,000万円かかりますから、
残り850万円、年間約141万円を工面できれば
通うことは可能、ということになります。
それでもすごい金額ですけどね。
厚生労働省の調査によれば、
医師の平均年収は1,378万円。
平均年齢は45歳ですから、
やはり一般企業でもらう賃金よりも
高いことがわかります。
ということは奨学金を借りたとしても、
将来にわたって
返済することは不可能ではない、ともいえます。
しかし、
それ以外の点も考えておかなければいけません。
医学部を目指す上で、
やはり高い学力は絶対に必要です。
そのために
医学部専門の予備校だったり、
家庭教師が存在します。
浪人生であるか、現役生であるか、
集団指導か、個別指導かによって
金額は変わってきますが、
年間100万円〜、
オプションなど、コースによっては
600万円以上かかるところも。
キリがないですね。
大学に合格するためにお金をかけ、
さらに大学在学中も難しい勉強をしながら
お金をかけ、医師を目指していく。
生半可な覚悟では目指せないことが
おわかりいただけるかと思います。
しかし、そんな覚悟を持った人が
医師として、人を救い、貢献する。
すごく憧れる世界だなぁ、であるとともに
本当の努力が試される厳しい世界でもあるな、
と塾長は感じます。
もう一度チャンスがあるなら、
塾長は医学部に挑戦してみたいですけどね。
あ、もちろん国立大学医学部です(笑)
参考になれば幸いです。
3.今日の名言
年下、後輩、子供、
自分より下の存在をどう扱うかで
大体わかりますよね。
それも含めて、冒頭の塾講師は本当に許せない。
あ、また思い出し怒りしてしまった…
4.あとがき
最後に塾の宣伝を。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
明日は
「音読を嫌がる子供が変わった話」です。
勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」