逆算力
#365チャレンジ 【329日目】
秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。
このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。
第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。
まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。
1.はじめに
娘がテレビを見て、
「プリキュアだぁ〜」と言い始めました。
誰もが通る道なのでしょうか?
でも娘が興味を示すものは他に
ショベルカーなどの大きな工事用作業車や
ヒーローもののキャラクターも含まれ、
この子、男の子?みたいに思う時もあります(笑)
結論を言えば、
何を好きになってもいいんですけどね。
大きくなってきたなぁ、と実感すると共に、
もう赤ちゃんじゃないんだなぁ、と
若干の寂しさもあり、複雑な気分です。
でもなるべく自由に、奔放に、
そして人に優しく育ってくれたら良いな、とも思い、
つくづく親は勝手な生き物だな、と実感します(笑)
「やってごらん、見てるから大丈夫だよ」
というテーマで
成長を見守っていけたら良いかな、と思っています。
本人が楽しいと思うことに
全力で取り組んでくれればそれで十分ですね。
本日もよろしくお願いします。
2.逆算力
今日は日曜ということもあり、
ゆるりと塾長の脳内を解放していく日です。
読んでいただける皆様も
ゆるりとした気分でスクロールしてもらえたら
ありがたい限りです。
今日は「逆算力」について。
ご存じかと思いますが、
塾長はとにかくサッカーを愛しています。
その中でも、
感情的にプレイするサッカーではなく、
論理的に考え抜かれたサッカーに魅力を感じます。
メッシやクリスティアーノロナウドが好き、みたいに
特定の選手推しというわけではありません。
「絶対勝てる、頑張ろうぜ」
「俺たちは強い、やってやろうぜ」
そんな精神論でサッカーをする人を
プロとは呼べません。
運任せの成功に大きな意味はなく、
成長が望める成功には、絶対に根拠が必要です。
サッカーにおいて、
一つのゴールの起点から終点まで、
必ず根拠があるという考え方があります。
これが今日紹介する「逆算力」です。
全容を把握することはとても大切。
全体を把握せずに
今どのくらい頑張れば良いのかを知るのは
とてもむずかしいこと。
どこがゴールがわからないマラソンに
挑戦したくはないですよね。
ゴールの場所がわかっていて、
コースの状況を把握し、
ここからラストスパートをかけよう、
この辺りは体力がキツくなるから抑えよう、
この登りは足に負担がかかるから気をつけよう、
など、いかに逆算して計画を立てるか、
この考え方がとても大事なのだと思います。
もちろん勉強においても同じことが言えます。
例えば、
「東北大学工学部合格」を目標に
逆算をしてみます。
今年の共通テストの結果から
ボーダーは77%〜79%となっています。
共通テストが行われる1月までに模試で
1度も得点率80%を超えたことのない人が、
ぶっつけ本番で80%を超えるのは
かなり難しいことです。
ということは
毎週模試が行われる高3の10月までに
80%を超えるような力が身に付くよう
勉強の計画を逆算しなければいけません。
では高3の10月までに80%を超えるのに
どんな準備が必要で、どのくらい時間がかかるのか?
自分の苦手科目が何で、
多くの時間を割かなければいけないのは
どの科目なのか?
現状の自分の立ち位置を
きちんと分析をしておく必要があるでしょう。
7月〜9月の受験期における最も大切な時期、
ここで基礎固めをしている場合ではありません。
模試レベルに対応できるように
応用問題にも取り組む必要があるでしょう。
ということは、
それ以前に基礎固めが終わっている必要がある。
高3の4月〜6月期はそのための時間になります。
まだ部活動も現役で、インターハイ予選まで
完全燃焼したい人もいることでしょう。
ならば3ヶ月だと足りない場合も考えられ、
さらに時間に余裕を見て計画しなければいけません。
ということは、
高2の2月、つまり今の時期は
高校生の内容の基礎を固める時間として
意識をしておかなければいけないはずです。
もう少し堅実に想定するならば、
東北大学は二次試験の点数配分が大きいので、
この対策をとるところまで考えておくべきです。
難関大学を目指す受験生は
時間に余裕がないということが
お分かりいただけるかと思います。
何も考えることなく反射的に
「頑張ります」と言ってしまう人ほど、
無計画に進めている可能性が高いです。
塾長がよく生徒にかける言葉に
「勉強の進捗は大丈夫?」があります。
ほとんどの生徒は
「大丈夫です。」と答えるのですが、
実際は大丈夫ではないことが多く、
高3の9月、10月あたりから、急に焦り始めます。
遅すぎます。
冬、春、夏、秋と同じ話をしてきたにもかかわらず
毎年恒例行事です。
塾長の伝え方の問題かもしれません(反省)
逆算力が身についていて、
先を想像することができ、
そのために計画をたて、遂行できれば、
それほど大きな心配をすることはないのです。
逆算できる、ということは
受験に限らず、社会においても役に立つ力です。
早めに身につけることをオススメします。
3.今日の名言
習慣で自然と変わっていく。
塾長の理想的な姿でもあります。
努力の記録をつけ、定期的に振り返ると
面白いように人生が変わります。
騙されたと思ってやってみてください。
4.あとがき
最後に塾の宣伝を。
当塾では
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色々とお答えしております。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
明日は
「河野玄斗式勉強法」です。
勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」