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vol.563 音読を嫌がる子供が変わった話


#365チャレンジ 【563日目】

秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。

塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。

書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。

ブログが気になるという方、
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1.はじめに

原巨人が幕を下ろしました。

思えば、塾長が物心ついて
テレビで放送される巨人戦、
4番で活躍していたのが原辰徳選手でした。

その後、落合選手、松井選手と、
4番が受け継がれていく中で、
なぜかすごく印象に残った選手でした。

長嶋監督のもとでヘッドコーチをされた後、
巨人軍監督として指揮をとり、
その後WBC日本代表でも監督をされた活躍は
皆さんもご存じの通りです。

塾長が巨人が好き、というのもありますが、
巨人軍の顔として
ここまでやってきたことは
簡単なことではないと思います。

注目される重圧、
常勝を期待されるプレッシャー、
並大抵のことではないと思います。

今年もシーズンが終わり、
巨人軍は残念ながらBクラス。

来年に向けて動き始める時期です。

今年は若返りも進んでいるし、
来年、阿部新監督がどのようなチームづくりを
していくのか、一ファンとして
今からワクワクしています。

原監督、本当にお疲れ様でした。


2.音読を嫌がる子供が変わった話

今日は、
塾に通っている小学6年生の男の子のお話。

今回は、
保護者様から特別に許可をいただき、
ご紹介させていただきます。

少しだけこの男の子について紹介すると、
勉強は嫌い、やりたくなーい、
塾だって行きたくない、
親が言うからとりあえず行っておくか、
塾での授業中も
勉強しないで楽しいことをやりたがる、
学校の先生が話すことはさっぱりわからん、
こんな状態でした。

初めて塾に相談にいらしたのは今年4月。

ここから一緒に勉強をはじめ、
今は半年が過ぎたあたりです。

秋田県大館市には
「ひとべんノート」という制度があります。

これは、
子供たちに自学習慣を身につけるために
小学校から始まる宿題制度で、
毎日1ページ、もしくは2ページ、
自分で勉強内容を決めて、
翌日先生に提出しなければいけません。

毎日勉強をすることが苦痛でしょうがない彼は、
ひとべんノートの中身もそれはすごいのです。

例えば、ある日の1ページは、
教科書に載ってある恐竜のイラストを
ノートを見開き2ページ使って大きく描き、
余白に教科書の文章をそのまま丸写しして終わり。

ノートに書く字はまるで芸術品、
なんて書いたのか後から尋ねると、
本人も「わからない(笑)」と答えてしまうほど、
とにかく1ページを終わらせるのに
苦労が絶えない生徒だったのです。

お母さんと話をしていたのは、
このまま中学に上がったとして、
本当に困ったことになってしまうのではないか、
少しでも小学生のうちに何とかしたい、
そんな思いから当塾に相談してくれました。

そんな彼が突然、
「次の漢字テスト頑張りたいんだよね」
と言い始めたのです。

聞くと学校で行われる漢字テストは、
合格点を取らない生徒は合格するまで
再テストを受けないといけないシステム。

6年生になってから
常に再テストを受け続けてきた状態でした。

塾長もどんなことを生徒に話したのか
しっかりとは覚えていなかったのですが、
ここらで意識が変わってほしいと思い、
中学生に話すような内容を
少し厳しい口調でその生徒にお話したのです。

当然、そんな話を聞いている子供の姿は
つまらなそう、興味なさそう、
話をちゃんと聞いてなさそう。

あまりにも意気消沈した様子に
「しまった、言い過ぎたか?」と思い、
お母さんに即フォローの連絡。

その上での翌週
「漢字テスト頑張る」発言だったのです。

お母さんに聞くと、
「実は音読を始めたんです」とのこと。

以前に書いた記事です。もし良ければ。

お母さんにも
教科書音読がちゃんとできるようになれば
理解力や集中力、勉強に対する姿勢が変わります、
とは伝えていたものの、
なかなかできていなかったので、
今を逃したらあとはない、そう思い、
改めて彼にも勧めてみたんです。

お母さん曰く
「教科書の音読は面倒だから嫌だけど、
 漢字ドリルの音読だったら、いいよ」
と本人が言ったそうで、
そのまま漢字ドリルの音読がスタートしたそう。

これが本当に神対応でした。

今までは勉強はほとんど続かなかった彼、
今回は1週間続いたそうで、
翌週改めて塾に来た彼の開口一言目は、
「先生、俺、漢字すごく覚えたよ」だったのです。

確かめてみると、ほぼパーフェクト!
嬉し過ぎて塾長、
涙目になってしまいました(笑)

「ひとべんノート」も、丁寧な字で、
ノートいっぱいにびっしりと丁寧に書く。

「学校の先生が、ひとべんをちゃんとやると、
 褒めてくれるし、シールくれるんだよね」

もう全てが最高の形で回り始めたのです。

漢字ドリルは、
短い文章で20問ほど出題されます。

長い文章だと読みたくないけど、
短い文章なら読める、
だったら短い文章で全然問題ないのです。

生徒が読める、できると
思うものからスタートでいいんです。

最初から高すぎる難易度のものを
取り組む必要はない。

できるところまで戻って
できることから始めれば良いのです。

この生徒のこれからの課題は、
この状態を維持させること。

保護者様とも連絡をとり
相談しながら進めていきたいと思います。

劇的な変化があれば、
この続編もあるかもしれません。


3.今日の名言

たった一人しかない自分を、
たった一度しかない一生を

山本有三

自分は一人で、
自分の人生は一度きり。

失敗はたくさんあっても良いですが、
後悔は少ない方がいいですね。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「英検が変わる?」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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