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親も勉強が必要なわけ

#365チャレンジ 【247日目】

秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

先日、大館鳳鳴高校がたけや製パンと
コラボレーションした
「いちごミルクボート」を食べました。

この商品、元々は「バナナボート」がオリジナルで
たけや製パンで製造販売されているベストセラー商品です。

ベストセラー商品といっても、バナナボートそもそもが
秋田県内でのみ買えるものだそうで、
甘いもの好き、バナナ好きな塾長ですから、
横浜にいる時も親に送ってもらってたほど大好きです。

それが今回、母校とコラボレーション、
いちごミルクボートとして販売したわけですから
食べないわけにはいきません。

結論、めちゃくちゃうまいです(笑)

バナナはもちろんですが、中にイチゴも入っていて、
甘さの中に酸味もあり、
もう一度食べたい、そう思える味でした。

見かけたら一度は食べてみてください。

あまり食にこだわりがある方ではありませんが、
甘いものには目がない塾長のオススメです。

本日もよろしくお願いします。


2.親も勉強が必要なわけ

大学受験をする高校3年生を見ていて
感じることがあります。

なぜ自分が行きたいと思っている大学なのに
ちゃんと調べようとしないのか、
試験の制度や仕組みをわからないまま
願書を出そうとしているのか、
不思議でしょうがありません。

そもそも大学に行った方が良いと
本当に思っているのか、疑いたくなる子もいます。

この現象はなぜ起きるのか考えたときに、
親の影響もあるのではないか、という思いに至ったので
今日は親の影響力についてまとめてみます。

子供の受験は他人事?

「子供自身が大学に行きたいのだから
 頑張るのは子供自身」

この考えは間違っていません。

間違ってはいないのですが、
では親は、ほったらかしで良い、
お金さえ払えば良いのかといえば
そうとも言えない気がしています。

試験を受けて合格する、そのために勉強をするのは
子供自身ですから、子供自身が頑張らないといけないのは
間違いのない事実です。

ただよくわかっていない子供が
ちゃんと勉強を頑張れるのかと言われれば、
なかなか難しいところでもあると思います。

ということは、
そこに親のサポートは必要だと思うんです。

親が代わりにやるのではなく、
あくまで子供のサポート、補助です。

自分の愛する子供の進路についてですから、
まずは子供が調べるのは当然ですが、
親としても子供から話をされたときに
なんの話をしているのか把握できるくらいに
自分ごととして勉強した方が良いのではないかと考えます。

経験からくる言葉の重み

先日、
とある方から大学受験についてお話を伺いました。

母親は大学に通った経験がなく、子供には
「大学に行っても行かなくても好きにすればいい。
 勉強をするのは子供自身なのだから」
と話をしていたそうなのです。

でも大学を卒業されていたお父さんから一言。
「大学に行ったことがないのに、
 なぜ行かなくても良いと言えるのか。」
という言葉があったそうなのです。

そのお父さんの考えは
「大学は行った方が良い」とのことでした。

このお話を聞いて、はっとしたんです。

確かに大学に通ったことがある人の話と、
通ったことのない人の話では違うんだろうな、と。

塾長も、子供が勉強を頑張れるのであれば、
金銭的に問題がないのならば、
大学に進学した方が良い、という考えです。

大学で経験したことは、
人生に大きな影響を与えるからです。

田舎ならではの悩み

私の住む町、秋田県大館市の
お父さんお母さんを見ていると
夫婦揃って大学を卒業してる、という家族は
いるにはいますが、それほど多くありません。

そもそも東北地方に
私立大学がそれほど多くないのです。

ということは親も大学受験や、大学に通うことに対して、
ちゃんと考えたことがない、わからない、という可能性が
高いと考えることもできるかもしれません。

そんな家族で、子供が大学に行きたいと言っているときに
親は無知のまま「勉強しなさい」と言い続けていいものなのか、
不思議に思ってしまいました。

これまで指導をさせていただいた子供たち、
話をしてきた保護者たちを思い出してみると、
自分でろくに調べもせずに、
子供に口だけは出す親が多いんですよね。

そこになんの違和感を感じることもなく
そうしてしまっているのは、
大きな問題だと感じています。

子供だってそんな親の言葉を
ちゃんと聞けるかと言われたら
そうではないかもしれません。

大学に行ったことがない親だったとしても
大学について調べること、
入試制度について把握することは
不可能なことではないと思います。

確かに複雑ですし、年々制度は変化していますから、
全てを把握するのは難しいとは思いますが、
やれることをやっている状態と、やらない状態では、
子供にかける言葉の説得力は、大きく変わってきます。

子供が勉強を頑張るのと同じくらい、
親も頑張ってみませんか?

少なくとも、親が子供のために一生懸命調べる、
知るための努力をする、という行動は
子供に悪い影響を与えることはまったくなく、
むしろ親がしっかりサポートしてくれると思い、
親子の信頼関係が高くなることだと思います。

参考にしてみてください。


3.今日の名言

教わって覚えたものは
浅いけれど、自分で
苦しんで考えたことは
深いんですよ。

早川徳次(シャープ創業者)

何をするにも便利な世の中になり、
考えなくても調べれば一発で答えに辿り着く、今の世の中。

浅い人間は増えています。

塾長だって、色々なことを知ってはいますが、
深いかと言われたらそれほどでもありません。

ただ苦しみを経験したことがあるというだけで、
強さというか、深さが生まれるのは
間違いのない事実だと思います。

苦しむのは好きではありませんが、
苦しむこともときには大切なことだと思います。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

当塾では
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色々とお答えしております。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「早期教育の落とし穴」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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