2021.3.3 OFII召喚日について
昨年11月にフランス入りしてからずっと待っていたOFIIの召喚。
今回は召喚日の一連の流れと、用意した資料についてお話します。
召喚状が届くまでの3か月半はこちらに記載してます!
集合は朝8時でした。
私はパリ近郊に住んでおり、MontrougeのOFIIが私の管轄でした。家の最寄り駅からOFIIまでは1時間かかるので5:50に家を出ました。
”私の管轄のOFIIはどこ?”の記事は→こちら
駅に着いてすぐ、ここでこの日一番のハプニングが起きました。
電車の遅延
です。RERを使う予定だったのですが朝乗るはずの電車の10分前に停電を起こし、電車がストップしました。。。フランスで電車のトラブルはよくあると聞いてはいましたが、今まで出くわした事が無かったですし、トラブルが起きた時の対応方法がわからなかったので焦りました。。。
しかも召喚状には”aucun retard ne sera toléré”の一言。遅刻は出来ません。しかも電車の遅延が理由でも、OFIIに電話が一度も通じたことが無いので連絡のしようがありません。。。。と言うわけでめっちゃ焦りました。
結果、義母に助けを求め、違う駅まで車で送ってもらい、何とか間に合いました。
7:55OFIIに到着です。8時から入場らしく外で皆さん待ってました。
この後
8:00~ 入場& convocationの確認
8:30~ フランス語テスト(20分)
選択問題と記述問題が半々で50点満点。テストが終わるまで終始フランス語での対応でした。このまま、ずっとフランス語で対応されるのかと思いましたが、この最初のテストまででした。
(テスト後、暫し部屋で待ちます。)
9:30 面談1回目
テスト結果、フランス語会話力を確かめる為の雑談。住所や電話番号、運転免許の有無、仕事の有無、子供の有無等の質問。
また、後日市民講座日の案内、保険(carte vitale)の登録の仕方案内、仕事探しのサイトの紹介、語学勉強の無料サイトなどの案内などをしてもらい、最後にCIRへサインを行いました。
事前の調べで、家族の職を聞かれると思って、色々準備していきましたが何も聞かれませんでした!
10:00 面談2回目
これは特に面談と言うものではなく、フランス語クラス日程の案内だけでした。
10:15 メディカル部門に移動→医師の問診
主に"結核"に関わる質問をされました。その後、問診の紙をもらい、内容は精神的な病は無いか?と言ったものでした。
国によって渡される神が違うようなので、聞かれる内容も違うのでしょう。
10:30 身長・体重・視力検査・肺のレントゲン写真撮影
→その後最後の医師との問診で血圧測定・幼少期のワクチンの接種内容を聞かれました。
事前にワクチンの種類をフランス語訳して用意しましたが、これが役に立ちました。
11:00 最後に出口で用紙に印をもらって終了!
この用紙は翌年のビザ更新の為に重要な用紙なので無くさないように!(翌年のビザの更新と言っても、更新の3ヶ月前か申請が始まるので、私の場合もう半年も無いのですが、、、)
以上、約3時間の内容でした。
フランス語の会話はまだ難しいので、英語で対応していただきました。英語を話せなくても、今は色んな翻訳機能もあって意外と誰とでもコミュニケーション取れてしまう時代なので問題ないかと。
結果、当日用意した資料で使ったものは
・Convocation(召喚状)
・パスポート原本
・ワクチンの内容を訳したもの(打ったワクチンの予防する病名をフランス語に訳しておくだけで大丈夫です。)
他にも
・居住証明
・パスポートのコピー
など持って行きましたが、使う場面はありませんでした。
それにしても2021年3月現在、OFIIからの連絡は3ヶ月以上待ちました。召喚日に関してはOFIIに電話やメールで何度も連絡しようとしましたが、電話は繋がらず、メールは返ってきませんでした。
2020年9月に入国した人は翌月には召喚されたらしいので、本当にタイミングと地域に左右されます。
この後、私の市民講座(今は全4日間です!)は4/20と27でまたその1ヶ月後くらいに残りの2日間の日程になるだろうと言われています。なので、市民講座が終わるのは入国してから7ヶ月かかりそうです。
ちなみに市民講座は日本語翻訳が付きます!(やったー!)
私はパリ郊外のMontrougeのOFIIでの対応でしたが、アジア系で言うと日本人の移民は少ないようで、フィリピンの方が多いようです。日本人はパリの方が多いのかな?
今回はコロナの為か参加者同士が会話をする場面はありませんでした。淡々と事は進みましたが、そんな中でもスタッフの方々は一貫して暖かい対応で"フランス人+OFII=冷たい対応"と勝手に思っていましたが、その考えが覆されました。
以上 2021/3/6