「独占告白 渡辺恒雄～戦後政治はこうして作られた　昭和編」

12月19日に亡くなられた渡辺恒雄氏のインタビューNHK BS1スペシャル「独占告白　渡辺恒雄〜戦後政治はこうして作られた　昭和編」を見た。
2020年3月7日に放送されたNHK  BS1の番組を録画しておいたものである。
インタビュアーは、現在報道ステーションのキャスターをされている大越健介氏だ。

渡辺氏の逝去に伴い、堀江貴文氏やひろゆき氏などがYouTubeにコメントをあげている。
堀江氏やひろゆき氏も時代の先端を行く頭の切れる人だなあと思ってはいるけれど、やはり渡辺氏の人物の大きさというものと比較にならない。

背景には、戦争体験という、生死に関わる体験の違いがあるのではないか。

渡辺氏は中曾根康弘首相と二人三脚のような形で世の中を動かした方だ。
インタビュー中、一言もなかったけれど、均等法と第3号被保険者は中曽根首相の時に制定された。

たぶん、渡辺氏にとって、そしておそらく中曽根首相にとっても、外交や憲法など諸々の問題と比べ、大した重みはなかったのだろう。

後編を録画していなかったのが残念だ。
NHKで放送してくれないだろうか。