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2023年モス級NSWステーツ初日

今年のモス級NSWステーツはポート・ケンブラとトロントと場所を変えて2週に分けて開催です。ポート・ケンブラの初日を観戦してきたので、簡単にレポートしたいと思います。

ポート・ケンブラはシドニーから南に70キロほど離れたNSW州第3の都市ウーロンゴンの南に位置しています。イラワラ湖の北岸にあるポート・ケンブラ・セーリング・クラブが本大会のホストクラブになります。ケンブラ・クラシック(Kembla Klassic)との併催ということで、モス以外にも、シャーピー、505、Weta、F18、Nacra 5.8など多数のクラスが集まっていました。

初日は3レース行われ、ほぼ毎回スコット・バベッジとロブ・グリーンホージの争いを若手のライアン・リトルチャイルドが追いかける展開でした。エアロセットに乗るロブの方がビーカーに乗るスコットよりもスピードでは若干勝るものの、安定度に勝るスコットが最後は競り勝ち、1-2-1という結果で暫定1位で初日を終えました。明日は風が弱い予報なので、第1ラウンドはこのままスコットが逃げ切りそうです。それもあってか、ロブは車にボートを積んで早々に帰宅していました。

出艇前にとった写真を何点か紹介しておきます。

会場の様子:ご近所さんでウイング仲間でもあるフィルが写り込んでます
スコット・バベッジのビーカー:デッキカバーの一部がポリカーボネート製でベルクランク上部が確認できるようになっている
ロブ・グリーンホージのエアロセット:メインフォイルはビーカーのもので、ラダーはエクソセットのものを使っているとのこと
事務局の観戦艇

写真を撮り忘れましたが、スコットがワイヤのサイドステイを使っていたのと、ショートバーティカルを推していたのが興味深かったです。非金属のリギングもロングバーティカルも、元々彼が先頭を切っていた気がするんだけどな・・・。

事務局

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