ぢろさん、ぐわいわるいのに

きょう、あおもりはあめだ。

だのに、おねえはミーコとクマのおじいさんのぢろさんをつれてコワーキングスペースにきた。(ミーコは、このしゃしんをのっける時、ぱすわあどがのらないようにおねえにおこられた。)

ぢろさんは、このあめでふるきずがうずくらしくてコワーキングスペースでハンケチにくるまってねむってる。

はやくかえりたい。ぢろさんがぐわいよくないのにおねえはまたてんきのべんきょうしてる。8がつおわりちかくにはせんだいにしけんをうけにいく。ミーコもぢいちゃんのおねえさんのまりことあえるよとひとりじゃさみしいからなのか、おねえはミーコとママとぢろさんをさそう。

おねえにはなしたら、ぢろさんにあったかいおゆをのましてって。てんきがわるいときはおゆをゆっくりのむといいって。

でもさ、こんなにぐわいがわるくなっているぢろさんをらちしてまでつれてくるのは、おねえはさみしいからなんぢゃない!?

あしたは、おねえのしんゆうのさき子がスをつれるしかくのしけんだっていうし、おとなになってはたらくって、ここまでみんなをギセイにしてしけんをうけるなら、ミーコはべんきょうのいみがますますわからなくなる。

とにかく、きょうはぢろさんがぐわいわるいからみこもそばをはなれない。

からだは、ゾウキとケツエキがはいったいれものだから、それをささえてるくうきはえらいしからだはえいきょうをうけやすいんだよっておねえはいう。チビのミーコには1ミリもわからなかった。

ミーコは、ぢろさんのねむれるスをつくってひをたこうとしたら、トウオウのかかりのひとにひどくおこられた。

にんげんのルールはぬいぐるみにとってはきびしい。